紫式部のレビュー一覧

  • 源氏物語 紫の結び 一
    源氏物語、現代訳。

    まずはなんといっても挿し絵を含む絵がすてき。
    表紙には愛らしい紫の上(おそらく)と、周りの花々が
    やさしく鮮やかに描かれていて。。
    お話は和だけど、絵は少し洋風な感じも新しい。
    今後、ニ、三と出版されるようなので、
    手に取るのが楽しみです。

    源氏物語自体、知ってはいても読もう...続きを読む
  • 伊勢物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    昔の日本の風流に触れ、いまの自分にはまったく無い趣ある詩に感服した。
    あえて多くを語らないことで余韻を持たせ読者の想像力を掻き立てる。
    逆に全てを語りすぎてしまうと、それは「無粋」というものになってしまい、味わいがなくなる。
    粋な心を持った登場人物達による贈答歌には大変興味を惹かれ楽しく読むことがで...続きを読む
  • 竹取物語(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    いまはむかし、竹取の翁といふものありけり――竹取のおじいさんが竹の中で見つけた小さな女の子、なよ竹のかぐや姫。大勢の貴族に求められた彼女は五つの難題で求婚者をはねのけ、帝の寵愛さえも拒む。しかしその中で、彼女は人間らしい愛を学んでいく。けれどももう、時は、いいえ、月は満ちた――還る時が、やってくる。...続きを読む
  • おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
     Eテレで放送している「100分de名著」は10月の名著が「おくのほそ道」であった。これを視聴して「おくのほそ道」の概略をつかむことができた。しかし本編を読んでいなかったので、これを機会に手に取ったのがこのビギナーズ・クラシック版である。

     この「おくのほそ道」は紀行文だとばかり思っていた。しかし...続きを読む
  • 伊勢物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    一年で最も夜の長い日に、本書を読むという粋な会があると聞き、買って読みました。

    私が気になったのは、初段の以下の箇所です。

    「この男、かいま見てけり。思ほえず、古里に、いとはしたなくてありければ、心地まどひにけり。男の着たりける狩衣の裾を切りて、歌を書きてやる。その男、信夫摺の狩衣をなむ、着たり...続きを読む
  • 万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    いやー読むのに時間かかった~
    終盤でようやっと、おもしろくなってきた。が、歴史知識が少なすぎて当時の情景創造度合いはとても低いのだろうな。。。
    奈良時代のことなんてなんも知らんからな。。。いつかこの時代の書籍にも手をつけえてみよう。
  • 枕草子 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    表紙も綺麗なので思わず購入。なんだかんだで枕草子3冊持ってる。でもこれはかなり内容がわかりやすくて好き。
  • 源氏物語 紫の結び 一
    源氏の君…どうしようもないやつだな…!大和和紀さんの「あさきゆめみし」を読んでいた高校生の頃よりも、源氏の君のダメ男っぷりが際だって感じられたのは、年を重ねたせいでしょうか。「あさきゆめみし」を読んでいたときから、源氏の君より、友達の頭中将とかの方が好きだったけど。
    宮中で行われいていた風習や四季折...続きを読む
  • 源氏物語 紫の結び 一
    とっても読みやすい!女房たちはこんな感じで物語に触れていたのだろうなぁって思いました。
    するすると頭に入ってきて、そして物語の世界に浸かれちゃう。言葉の選び方が素敵なんだと思います。
  • 源氏物語 紫の結び 一
    いままで何度も源氏を文章で読もうと思いながら挫折してきましたが、これならなんとか読めました。

    最初に本筋を追っていくので、「あさきゆめみし」などで読んだことがありすぐイメージできました。

    これならなんとか読める源氏ということなんでしょう。
    二巻、三巻が楽しみ。
  • 源氏物語 桐壺

    美しい日本語

    とても綺麗な文だと思いました。それだけでなく、簡潔でわかりやすいです。ただ、和歌の解説(現代語訳)や注解がないので、細かいところまでじっくり読みたい方は物足りないかもしれません。何回も源氏物語を読んでいる人やさらっと読みたい人にはおすすめです。
  • 源氏物語 紫の結び 一
    敬語をはずして和歌も意味だけにして、シンプルにストーリーが追えるように再構成した新源氏。
    すっきり読める。
  • 源氏物語 桐壺

    ネタばれが入りますが、
    あらすじ:帝の寵愛を一身に受けた桐壺の更衣は女御たちの嫉みを買い、幼い皇子(源氏の君)を残して病死してしまいます。帝は悲しみを和らげるため桐壺に生き写しの藤壺を入内させ、源氏の君は美しく成長し元服を迎え、左大臣の娘・葵と結婚するが、苦しいほどに藤壺を慕う源氏の君の心は晴れな...続きを読む
  • 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    古典はあまり読んだ事が無いので挑戦しました。でも、とりあえず入門っぽい本から。
    女性にえらく厳しい。と思ったら、男性にも厳しかった。趣深い文章で、大変鋭いので、読んでいて胸が痛いことも度々。
    大変読みやすく構成されているので、助かります。
  • 源氏物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    日本人の常識的に有名なのに、細かい話は知らない。
    そんな源氏物語のあらすじを大まかに読むことができます。

    しかしながら、ちょこちょこ読んでいたせいで人物の相関がわからなくなる。
    巻末の相関図に何度助けられたことか(笑)
    これだけの長編を一冊にまとめたわけだから、かなりザックリしています。
    瀬戸内寂...続きを読む
  • 源氏物語 桐壺

    源氏物語 桐壺のあらすじ&感想

    ネタばれが入りますが、
    あらすじ:帝の寵愛を一身に受けた桐壺の更衣は女御たちの嫉みを買い、幼い皇子(源氏の君)を残して病死してしまいます。帝は悲しみを和らげるため桐壺に生き写しの藤壺を入内させ、源氏の君は美しく成長し元服を迎え、左大臣の娘・葵と結婚するが、苦しいほどに藤壺を慕う源氏の君の心は晴れ...続きを読む
  • 徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    人間の力ではどうにもならないはかなさを「無常」と呼んで、その中でどう生きていったらよいかを説いた本。今でも通用する内容。

    「自分と対面できるような『つれづれ』(ひまな)の時間を持つことで、人生の真実が見える」

    「やり残した部分を残す(完成させない)ことで、ものの命は永く続く」

    「自分の外に向か...続きを読む
  • とりかへばや物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    概要だけなのが勿体無い。全文読みたかった。導入にはオススメです。平安王朝のジェンダー論的一冊でないかと思います。
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    ビギナーズクラシックスの名にふさわしく、
    初心者に読みやすい配慮がされてて良かったと思う。
    平家物語を一つの小説として楽しめた。
    もし読んでいたのが電車の中でなければ、
    時たまある原文を音読してみてもいいかなと思ったんだけど。
  • とりかへばや物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
    読みやすかったですね。
    現代文だけまとめて読みました。
    今から千年も前の人たちが考えていることは、今とあまり変わらない。