内山純のレビュー一覧

  • さかのぼり喫茶おおどけい

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    喫茶おおどけいシリーズ第2弾。

    喫茶おおどけいは、ハツ子と孫のハヤテが営む喫茶店。
    ある日、東中野の歴史を保存する会が30周年を迎えたことで、古参のメンバーの推薦でその身内が集うことになったのだが…。

    今回は、年齢性別さまざまの新メンバーたちの悩みを喫茶おおどけいの不思議な空間で、過去にタイムスリップしてそこで集う人の会話を聞くことにより、自ら悩みを解決していく。
    喫茶店ならではのメニューも良い具合に提供でき、何故かその人にとってしっくりとくるレコードも聴ける。

    店主のハツ子と孫のハヤテもとても穏やかで誘導が上手くて聞き上手でもある。


    ○53億円のナポリタン〜背伸びしすぎた女子大生が

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    2025年07月11日
  • レトロ喫茶おおどけい

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    レトロな喫茶店は貴重。悩める人たちをそっと寄り添ってくれるようなハツ子さんやハヤテがいい。私が訪ねたら、どんな展開になるのかなと思いながら読んだ。

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    2025年07月05日
  • あなたのためのショコラショー

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     おいしそうなチョコレートが、物語を彩る。みなが抱える問題も、円満に解決されていく。ただ、なんとなく、わざとらしさを感じる。
     なお、「米澤穂信」、「小鳩くん」が会話の中に出てきて、おっと思った。

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    2025年12月07日
  • あなたのためのショコラショー

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    表紙も素敵だし、チョコレートも出てるしと思い購入。
    素敵な本だけど、主人公もその家族もちょっとなんというか出来過ぎかなぁ。
    御伽話みたいで綺麗すぎて、白けた気分になってしまった。
    でも、千代子・レイド財団の志はとてもとても良かった

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    2025年06月19日
  • レトロ喫茶おおどけい

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    悩みを抱えた人がレトロな喫茶店にたどり着いて、不思議な体験をします。
    その不思議な体験から戻って、美味しい食べ物や飲み物を味わったら、ちょっと元気になって、前を向けるようになる、というお話。
    出てくる食べ物飲み物が美味しそう。
    そして、昭和をのぞき見できたのが楽しかったです。

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    2025年06月17日
  • レトロ喫茶おおどけい

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    大きな古時計がこの喫茶店を訪れる悩める人の悩み解決に丁度良い昔の場面に連れて行ってくれる。
    でも、誰でもじゃなくて悩めるお客様と店主の孫息子のみ。

    温かいもてなしやエピソードにほっこり癒されました。

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    2025年06月09日
  • 魔女たちのアフタヌーンティー

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    個性的な登場人物ばかりで、面白かったです。読んでいると一緒にお茶会をしている気分になりました。アフタヌーンティーの歴史の勉強にもなり、楽しかったです。

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    2025年06月08日
  • レトロ喫茶おおどけい

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    初めての作家さん。
    ★2.5くらいかな。
    大時計の不思議な力によって店主ハツ子の人生に沿った過去に戻るという設定は「何でやねん」と思わずにいられないけど、こういうお悩み解決不思議カフェ系に理屈を求めるのはナンセンス…と自分に言い聞かせる^^;笑
    メニューは確かに美味しそうではあるけど、タイムスリップした時の昭和の時代背景とかミルクセーキとかいまいちピンと来ず……自分が昭和世代ならもう少しハマれたのかな?

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    2025年06月02日
  • さかのぼり喫茶おおどけい

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    時をさかのぼる現象が起きる、古色蒼然とした喫茶店「おおどけい」で起きる様々な出来事を、美味しそうな食べ物や飲み物と共に描いた作品。
    今作は「東中野の歴史を保存する会」という会のメンバーが時代を遡る。
    ナポリタン、コーヒーゼリー、モーニングセット、パフェ、オレンジジュースなどのメニューや
    ジャスの名曲が取り上げられている。
    不思議でほっこりさせてくれる「おおどけい」に行ってみたくなる。

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    2025年05月14日
  • 魔女たちのアフタヌーンティー

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    あくせく過ごしてしまう現代に、ちょっとゆっくり紅茶を楽しんで贅沢に過ごしたくなるお話でした。
    辛い現実の何かが変わるわけでもないけど、それを受け止めるには時間がいるもの、と思い出すようなお話でした。

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    2025年05月09日
  • レトロ喫茶おおどけい

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    ネタバレ

    「喫茶おおどけい」を営む祖母のハツ子を手伝う孫のハヤテ。そこにある大時計は悩みを抱えて訪れた人たちを過去の「喫茶おおどけい」にいざなう。彼らはそこにいる一人になり、出来事を体験し、それを通して自分の問題に向き合うのだった。

    戦時中から戦後まもなく、そして現代へと続く「喫茶おおどけい」の時間。いちばん現れてほしい人が現れない。
    ハツ子の大らかさを裏打ちするしなやかな強さが好もしい。

    「不変のクリームソーダ」 取り柄のない、地味な亜希。変化を嫌う彼女は、理解者だと思っていた友人が結婚し、行き場のない思いを抱えていた。トマトジュースのクリームソーダが登場。
    「不格好なプリン・ア・ラ・モード」 計

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    2025年05月06日
  • さかのぼり喫茶おおどけい

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    ネタバレ

    前作からの続きのお話で相変わらず読んでる
    こちらまで前向きに頑張ろうと思っちゃう
    ハツ子さんのウルトラ前向きな精神が
    素敵でした。作中に出てくる人たちの
    悩みって昭和・平成・令和と時代が変わっても
    基本的には同じように同じような事を
    迷っているんだなぁ~と実感。まぁ時代が
    変わっても根本的に人間は変わらないって
    いうことなんでしょうね。

    ハツ子さんの考えたちょっと斬新な
    メニューなんかもどれも素敵で
    美味しそうなうえに色々と気づかせてくれる
    喫茶店・・・是非行ってみたいです。

    生きてたら色々と色んなことがありますが
    いつまでも辛い自分と付き合っていると
    地に足がつかない…ほんとにそうですよ

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    2025年04月16日
  • 魔女たちのアフタヌーンティー

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    読み始めの主人公のガツガツした感じが少し苦手意識があり
    なかなか進まなかったのですが、途中から主人公のほっとけない、世話焼き
    な性格がいい方向に進んでいく流れになると、そこからは一気読みでした。
    こんなゆったりしたお茶会もいいですね。

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    2025年04月06日
  • レトロ喫茶おおどけい

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    古色蒼然とした“ 昭和の喫茶店”「喫茶おおどけい」。悩みを抱えてその店を訪れた人は不思議な現象を体験し、悩みを解決して去っていく。
    大時計がトレードマークの古い喫茶店を舞台にした、いわゆるタイムスリップもので、一話終わるごとに時代が少しずつ進んでいく。
    訪れる客はバイオリンを続けるかどうか悩む少年や、育児ノイローゼの母親など。
    一話ごとに店主の人生が描かれていて、面白かった。

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    2025年03月22日
  • 土曜はカフェ・チボリで

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    人が死なない日常の謎系ミステリー小説。
    アンデルセン童話とリンクした物語構成、主人公の職柄も通じていて面白かったです。
    個性豊かな登場人物のおかげで飽きずに最後まで楽しめました。

    こういった穏やかで美味しい食べ物が出てきたりするミステリー小説は大好物なので、何度でも読み返したくなります。
    謎を解く鍵や情報の甘さはありますが、日常の謎ミステリーだからこそそこまで気にせず読めました。

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    2025年03月03日
  • レトロ喫茶おおどけい

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    ハツ子さんやハヤテのように、だれかにそっと寄り添える存在でありたいと思った。タイムスリップして大切な人に再会できるなら...と想像しながら読むことで、私自身も救われた。

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    2025年02月04日
  • レトロ喫茶おおどけい

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    レトロな喫茶店で起こる、不思議で心温まる物語。
    癒し系カフェを題材にした作品は最近の喫茶店ブームもあってかよく見かけますが
    ハツ子の経験したエピソードを知ると、切ない気持ちでいっぱいです。
    そんな中でも、「おおどけい」を続けてきた彼女の信念に勇気づけられた気がしました。

    出てきたメニューの中では
    トマトジュースのクリームソーダがすごく気になりました。

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    2024年12月08日
  • 魔女たちのアフタヌーンティー

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    登場人物も、登場する場所も、現実と非現実のバランスがとても心地良かった。現実要素のみだと気が滅入るような話も、少しの非現実的な要素が入ることによってスッと頭に入ってくる。歳も、性別も、抱えている問題も、人生経験も、みんなバラバラなメンバーでのお茶会。ただ、みんなそれぞれに人間味があって親しみを感じられる。
    実は私が経験していないだけで、ごくごくありふれた日常なのかもしれないけれど、私には日常の中に潜む静かな非現実感を味わえてよかった。
    作中に出てきた紅茶や茶菓子がとても興味をそそる。手作りのアフタヌーンティーって素敵。

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    2024年11月26日
  • レトロ喫茶おおどけい

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    東中野の商店街にひっそり佇む喫茶おおどけい
    ちょっとおせっかいで面倒見の良いハツ子さんと
    孫のイケメン癒し系、ハヤテ君
    彼らの接客に癒されつつ
    それぞれの人生のステージで悩みを抱える
    お客様がやってきて、いつのまにか、ウトウト…
    昭和へトリップし、懐かしのメニューを楽しみ
    そして彼らの心もほぐれてゆく…

    主役はやっぱりハツ子さんを見守るおおどけい
    なんだろうな、ハヤテ君が優しくて癒されるなぁ
    こんなお店あったら行ってみたい
    甘いドリンク飲みたくなってきた(笑)

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    2024年11月23日
  • レトロ喫茶おおどけい

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    東中野にある小さな喫茶店。
    訪れる人がほっと一息つける。だけでなく不思議な体験ができる場所。
    店主のハツコお婆さんと孫のハヤテさんのあったかさそして不思議な体験が悩めるお客さんを癒してくれる短編仕立てのお話。
    ゆるりと気を抜いて読みやすい作品だった。

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    2024年10月26日