土曜はカフェ・チボリで

土曜はカフェ・チボリで

小説・文芸
850円 (税込)

4pt

児童書の出版社で働く香衣は、とあるきっかけで“カフェ・チボリ”を訪れる。そこは土曜日しか営業せず、おまけに店主は高校生という不思議な店だった! 美味しいデンマーク料理とあたたかいもてなしにすっかりくつろぎながら、馴染みの客たちが語る、身の回りで起こった謎に耳を傾ける。それらは『マッチ売りの少女』や『みにくいあひるの子』など、アンデルセン童話を連想させる出来事ばかりで――。風変わりな店主・レンが優雅な仕種でマッチを擦ると、謎はたちまち解かれていく。忙しない日常にひと時の安らぎをもたらす、安楽椅子探偵譚。

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土曜はカフェ・チボリで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    マッチゃ蝋燭の日のように温かいお話だった。
    皆の推理も面白かったし、聡明な人も完璧ではないよ人間だものと思わされた。
    「お飲み物はいかがですか?」
    大事な言葉だったんだろうな。
    最後はほろっと泣けてしまった。
    大好きなハッピーエンド

    0
    2025年12月10日

    Posted by ブクログ

    おしゃれなデンマーク料理を出すカフェのお話。
    全体的に雰囲気が良くデンマークに興味が沸いた。
    少しバタバタ気味であったが、そこもまた味があって良かった!!
    こんなカフェの常連になりたいと思う‥

    0
    2023年02月09日

    Posted by ブクログ

    こんなお店が近くにあったら、雨でも雪でも通うのになぁ。登場人物がみんな魅力的。シリーズ化してほしいです。

    0
    2022年05月01日

    Posted by ブクログ

    デンマーク料理という単語につられて購入。
    各話のタイトルもデンマーク出身の作家アンデルセンにちなんでいてよかった。デンマークに行ってみたい。
    全体的に最後はほっこりする話になってよかった。
    職業という壁が立ちふさがっているけど主人公頑張れ。

    0
    2023年06月28日

    Posted by ブクログ

    土曜日しか開店しない、デンマーク料理を出すカフェでの日常の謎

    収録は4作

    ・マッチ摺りの少女
    ・きれいなあひるの子
    ・アンデルセンのお姫様
    ・カイと雪の女王


    児童書の出版社で働く香衣
    たまたま見つけた「カフェ・チボリ」の一人目のお客さんとなった縁もあり、土曜日しか開店しないというそのカフェに毎週通い続けることになる
    美味しいデンマーク料理と、デンマーク語でくつろぎ、居心地の良い空間を意味する「ヒュッゲ」を提供するお店で
    常連客たちの身の回りで起こったアンデルセン童話を連想する日常の謎を推理する
    初老の男性と高校生のレンが営む店で出会う日常の謎と安楽椅子探偵の物語

    店名のチボリの由来はデンマークの首都・コペンハーゲン駅の目の前にある公園の名前である「チボリ公園」から


    ・マッチ擦りの少女
    教会で起こったお金の紛失事件と、部屋で一人マッチを擦っていた女の子

    ・きれいなあひるの子
    陶芸教室で作った素人の作品を貸して欲しいといった美術商
    別荘の時計と共に皆に見せたいというが、その真意は?

    ・アンデルセンのお姫様
    オーナーの叔母で元有名女優が、昔にデンマークのバーで出会った女性の正体は何か?

    ・カイと雪の女王
    最近よく起こっている放火事件、そしてカフェ・チボリの常連客での不審な出来事や脅迫状
    犯人は誰か?そして本当の目的とは?



    カフェが成立している設定に色々と無理があるものの
    そこはフィクションと割り切れば、私好みの日常の謎の物語が残る
    謎だけでなく、カフェの料理やドリンクなど、とても美味しそうに感じる
    これを読んで、酒屋で見かけたカールスバーグを実際に買ってしまった

    謎に関してはまぁそこそこ
    3話目の真相に関して、最終的に真相は不明のままという事だけど、物語の構造としてはやはりレンの推理が正しいのでしょうね
    個人的には王女様という香衣さんの推理が面白いと思う

    最後の謎というか、解決編の香衣さんの収め方がとてもよい
    聡明な探偵でも真相を当てられるとは限らないし、事件そのものを納める事までは考えていない
    そして何より自分や周囲の感情の機微には疎かったりする不思議
    灯台下暗しのように、近い人の心情こそよく見えないということなのでしょうかね

    でもまぁ、その辺の展開はこの手の物語の定番ですからねぇ



    デンマークやアンデルセンについてちょっと知識が得られる

    そう言えば、アンデルセンのエピソードで
    自身の葬儀の際に、音楽のリズムは子供たちの小さな歩みに合うようにしてくれと生前に言っていたというのがあるけど、本当ですかね?

    0
    2023年02月16日

    Posted by ブクログ

    児童向け図書を扱う老舗出版社のアカツメクサ出版に勤める笠原香衣は地元の飲み友達石川さんと土曜日しか営業しない”カフェ・チボリ”というデンマーク料理店のお客様、1号2号になります。
    そこに毎週集まる常連客と店長の高校生レンと従業員のシゲさんがアンデルセンの童話に関係ありそうな日常に起こった謎と事件を解き明かします。
    デンマーク料理を食べながら語られる、安楽椅子探偵譚。


    第一話「マッチ擦りの少女」は何て地味な謎なんだろうと思ってしまい、読むのをやめてしまおうかと思ったけれど、第二話、三話と読み進むうちに面白くなりました。

    連作短編集ですが、各話が全部最後につながるのは伏線回収がお見事です。

    第二話の「きれいなあひるの子」はドジな犯人にちょっと笑えるミステリーでした。

    第三話の「アンデルセンのお姫様」の昔、伝説の女優だったレンの伯母の百合子さんの話が私は一番好きでした。

    第四話「カイと雪の女王」はお店存続の危機が起こるハラハラするミステリーです。

    高校生の店長レンのキャラクターが新鮮でとても素敵なのでこんなお店があったら行ってみたくなります。

    0
    2022年04月27日

    Posted by ブクログ

    素敵なデンマークカフェを舞台にした日常系ミステリー。
    作者がデンマークに思い入れがあるようだけど、正直アンデルセンに絡める必要性が分からなかった。
    ちょっと無理やり感があったかなと。

    デンマーク料理は美味しそうで、こんなカフェがあったら通いたいと思った。

    しかしこの安楽椅子探偵、名門校のトップレベルの成績で大金持ちで伯母さんが元女優って…。
    設定盛り込み過ぎでちょっと笑えた。
    シリーズ化しているのか分からないけど、次作は私はもういいかな…

    0
    2026年04月25日

    Posted by ブクログ

    人が死なない日常の謎系ミステリー小説。
    アンデルセン童話とリンクした物語構成、主人公の職柄も通じていて面白かったです。
    個性豊かな登場人物のおかげで飽きずに最後まで楽しめました。

    こういった穏やかで美味しい食べ物が出てきたりするミステリー小説は大好物なので、何度でも読み返したくなります。
    謎を解く鍵や情報の甘さはありますが、日常の謎ミステリーだからこそそこまで気にせず読めました。

    0
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて読んでみました。
    最初は「こんな感じで最後までいくのかな」と思いましたが、最終章は面白く読みました。
    現実的ではない設定でしたが、最後はあたたかな終わり方で優しい気分になれます。

    0
    2023年04月04日

    Posted by ブクログ

    デンマーク料理を出す土曜日限定のカフェで、常連さん達と謎解きをするという短篇集。

    面白いし、爽やかで読みやすい。
    …けれど、最初の2話はややご都合主義な印象。
    3話からは自然に展開していって、もっと読みたくなった。

    行きつけのカフェはあっても、スタッフさんや他のお客さんと仲良くなれることって今は少ないと思うので、こういうの良いなぁと思う。

    0
    2022年10月23日

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