内山純のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
子育て、介護、将来が見えてこない…現代ならではの迷いや悩みがある人たちが『喫茶おおどけい』にやってきて、ハツ子さんが生きてきた怒涛の昭和にタイムスリップして、昭和当時の人たちのエネルギッシュな熱量を受けて前を向いていく。
私は昭和生まれでも平成で生き抜いた方の時間が多いけれども、昭和戦前戦後・高度経済成長期の人たちはエネルギッシュでどんなことがあっても怖さ知らずで前を向いていってることは、あまり知らない。
この物語を読んでいくうちに感じたのは、得る情報も今と違って限られてるから、工夫して情報を得るし仲間意識が高いなぁと。
今は便利で繋がりやすいけど、他人は他人という方が強いですし。。。
そ -
Posted by ブクログ
〈喫茶おおどけい〉は、その名の通りお店に不思議な大時計があって、悩みを抱えたお客さんが、引き寄せられるように訪れ、老店主ハツ子さんと孫のハヤテと話している最中に昭和時代にタイムスリップしてしまう。
眠りから醒めたような気分と同時に悩んでいたことも些末なことだと感じて前向きになる話。
時計は、救いを求める人を察知するという…。
5話の短編集。
喫茶だけにもちろん食べ物もあって、それが昭和な感じ漂うのも懐かしくてホッとなる。
最近、こういう喫茶関係のほっこり系の短編小説が多くなってきたような気がする。
この著者さんは、初読み。
・不変のクリームソーダ
消極的で前に進めず、変わらない自分