内山純のレビュー一覧

  • あなたのためのショコラショー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ココアとホットチョコレートを飲み比べてみたくなった。肩の力を抜いた方が、たいていのことは上手くいく。

    物語の口当たりは良い。
    けれども、各登場人物の人格にリアリティを感じられない。世界観に惹き込まれるには至れず、残念に思った。すべてのセリフが、まるで同一人物が話しているかのようだった。



    「誰かを見るときに、ただ、「その人である』というふうに見たい。でも、やっぱり難しい。日本人特有の相対的に物事を捉える習慣"は、ふっと気を緩ませると私にも出てくる」

    「人間って見たり聞いたり味わったりすることでももちろん感動できますが、例えばこのチョコレートドリンクがどんな歴史を持っていて、どんな人々がこの形にするために創意工夫をしてきたかを思い浮かべながら味わうと、よけいに感動できる生き物なんですよね」

    0
    2026年03月25日
  • 魔女たちのアフタヌーンティー

    Posted by ブクログ

    家族って、いろいろ面倒だ。
    近いから逆に言えなかったり、踏み込めなかったりするときがある。
    近すぎてぶつかり、互いに傷つきあう場合もある。
    よく知っているつもりが、意外と理解していなかったと気づくことも……

    ---

    グッと来た箇所。
    白金台や目黒、高輪など馴染みのある土地が舞台だったことと、アフタヌーンティーがテーマであることに惹かれて読んだ。
    さらさらっと読み進められる一冊。

    0
    2026年03月06日
  • ぬくもり荘のまかないさんは

    Posted by ブクログ

    現代のお伽話のようなミステリー?
    新宿で家賃一万円の下宿屋がある。管理人兼まかないさんは、少しだけ変わった青年。下宿人募集の張り紙を貼った日から、一人だった下宿人が少しずつ増えていく。宗教団体から逃げ出した美少女、妻の実家から逃げる親子、マネージャーに背を向けるギタリスト、みんな訳あり。人と関わるのを避けていたはずの人々が、まかないさんに出会い、変わっていく。そこに、不可解な事件が起こる。地名、落合と、一跨ぎという言葉に込められた本当の意味は?真犯人は?謎解きとともに心温まる物語が広がっていた。

    0
    2026年02月11日
  • みちびきの変奏曲

    Posted by ブクログ

    ライトなミステリー。
    通り魔に襲われ亡くなった女性の手の動き。そこには何かメッセージがあるのか。
    それは「きらきら星」の動きだった。

    0
    2026年01月26日
  • 魔女たちのアフタヌーンティー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公の生き方にあまり賛同できなかった。不動会社で働いて彼氏をないがしろにして地面師に騙されていてまあそういう勝手な人間いるなと思った。魔女たちの土地を売る話もなんかよくわからない昔の出土品が出てきそうだから専任媒介契約切れたとかでこじつけがすごいかなあ。結局主人公会社辞めるらしいしなんのための話かよくわからなかった。周りの人々との出会いもだいぶこじつけかなあ。
    普通物語の畳みかけは食指的なのが進むけど、これは進まず暇なときに読むかと思ってゆっくり読んだ。

    この本で唯一よかったのは「ライフイズワンダフル」という言葉で人生どう転んでもいいよみたいな感じの場面だった。

    0
    2026年01月04日
  • レトロ喫茶おおどけい

    Posted by ブクログ

    2025年12月8日
    ハツ子さんがステキ
    ちょっと教訓めいている感もあるけど、それは必要だよね
    時計が考え方の方向を教えてくれる
    想念転換
    悪い方に考えがちだけど、持っている良い面に目を向けると、グンと心が軽くなって楽しくなる
    そこには美味しいお茶やお菓子、メニューがくっついてきて、なおさら記憶に残る
    きっとまた負の感情にとらわれても食べ物で思い起こすことができる
    常連客になれば、そもそも負の感情に悩まされない

    他人の夢を応援したい
    ステキな個性
    私もそうありたい

    0
    2025年12月09日
  • ビリヤード・ハナブサへようこそ

    Posted by ブクログ

    推理展開はこじんまりとしていてわかりやすい。それをビリヤード用語と絡めて解決に導く一連の流れがスマート。
    中心くんが「」ではなく-でしゃべるから、もしかして聴覚障害者で、これはラストの解決の糸口となるような叙述ミステリ展開と深読みしたが、そこは何もなし。

    0
    2025年11月29日
  • さかのぼり喫茶おおどけい

    Posted by ブクログ

    偶然見つけた続編。
    優しい人しか出てこないほっこり系。

    こんな喫茶店があったら行ってみたいよね。
    ハツ子さんがいる喫茶店。
    タイムスリップできなくても、ハツ子さんに会ったら元気になれそう。

    この表紙見てたらコーヒーゼリー食べたくなってきたなぁ。
    長女に作ってもら…コーヒー今ないんだったー。

    0
    2025年11月22日
  • 魔女たちのアフタヌーンティー

    Posted by ブクログ

    美味しい紅茶と美味しいお菓子がたくさん出てきて、うっとりしました。そして紅茶の奥深さに気付かされ、ますます紅茶が大好きになりそうです。
    いつか自分のためにティーポットに茶葉を入れて紅茶を淹れてみたくなりました。

    0
    2025年10月13日
  • ぬくもり荘のまかないさんは

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    創元推理文庫なので購入
    作者の文庫コードの末尾が4、つまり4冊目ということになるが前の3冊は積読状態のまま最新作を初めて読む

    タイトルで嫌な予感はしていた

    背表紙の「連作ミステリ」や、帯の「管理人からのお悩み相談」あたりにミステリ要素を期待しながら読んだが

    ・ミステリ要素が激薄
    連作ミステリとは各話各章に謎と解決があって、クライマックスでそれらにまたがる伏線を回収するカタルシスを得るものだと思っていたが、この作品はそうではなく、各話で起こった軽い事件の犯人が最終話に明かされる

    ・犯人の動機がサイコパス的で物語にそぐわない
    それまで散々ほっこり話を読んだところで「あなたしかいない」犯人が明かされ、気の利いたトリックや工作も無い、言わば場当たり的犯行で動機も陳腐

    普通の文芸書として管理人と住人たちの人物描写はそのままにハートウォーミングストーリーにした方が良かったのでは?ギタリストおばさんと幼児のシーンは涙を誘われたし

    急に1人だけドクズ人間が出てこられても同情の余地もないし、この世界観から完全に浮いていると思う
    ギャップを狙ったものではない、よなあ


    ミステリとして評価は星2つ
    ミステリ要素を抜いた物語として星3つ

    0
    2025年10月07日
  • さかのぼり喫茶おおどけい

    Posted by ブクログ

    喫茶おおどけいで私も何でもない事や悩みを話してみたい。ハツ子さんならにこにこして聞いてくれるんだろな。優しく背中を押してくれるそんな喫茶店があったら常連になってるのになぁ。少し前向きになれて明日も頑張ろうって思えるお話でした。

    0
    2025年09月27日
  • レトロ喫茶おおどけい

    Posted by ブクログ

    悩みあるお客様が喫茶店に迷い込んで不思議な事を体験して美味しい物を食べて飲んで少し前向きになる、そんなお話。ほっこり系。私もこの喫茶店に迷い込んで前向きになれたらいいな。

    0
    2025年09月26日
  • レトロ喫茶おおどけい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    助けてほしいとき喫茶店のおおどけいが過去に飛ばしてこれからを生きるヒントをくれる話。
    オリジナルアレンジお菓子が気になります。

    ハツコさんには長生きしてもらって、続きを是非。

    0
    2025年09月25日
  • ぬくもり荘のまかないさんは

    Posted by ブクログ

    8畳ワンルーム  キッチン、バス、トイレ、庭は共有
    下宿代月1万円  まかないあり(要実費)
    管理人からのお悩み相談付き

    作品の舞台「なかもり荘」という下宿屋の条件。
    そして、この「なかもり荘」でいくつかの事件が起こります。
    プランターの土がひっくり返る、ということから始まって、下宿人たちが作った作品が破られる。そして、ついには火事。
    いったい誰が、何のために。
    犯人がわかって、動機も知れた時は気分が悪くなりました。「やめてくれない!」という感じです。

    ミステリー要素とは別に登場人物たちは個性的で、中でも管理人兼まかないさんの彼は特徴的でした。
    また、まかないさんの作るご飯はとても美味しそうでした。中でも私が気になったのは「明太子うどん」です。これは真似して作れそうです(*^^*)

    ミステリーなんだけども、下宿人同士の関わりがとても素敵で心温まる物語でした。

    0
    2025年09月23日
  • あなたのためのショコラショー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一度専業主婦になってから仕事復帰する
    むずかしさ、子供たちの学校に絡む色々な
    問題、ご近所付き合い、夫の仕事の問題
    などなど生きていると誰しもいずれかは
    直面する問題とチョコレートがうまい具合に
    話に出てきてすらすらと読めました。
    そして、今まで財団法人の仕事って
    どんなことをするんだろう?そもそも
    組織としてどう成り立っているのなんて
    思ってたこともありそういう面もしれて
    興味深かった。そしてチョコレートが
    より好きになれる本じゃないかな。

    作中に出てくる夫の名言「愚痴は、
    溜め込むのもまき散らすのも
    よろしくない。ちょっとだけ時間をおいて、
    さらっと聞いてくれる相手に笑い話と
    してしゃべると、嫌な気持はどこかに
    飛んでいってしまうよ」・・・これはほんとに
    そう思う。人に面白おかしく話せる段階で
    自分の中である程度消化できてるし
    まわりにも被害が及ばない・・・
    これはちょっと覚えておこう。

    0
    2025年09月20日
  • あなたのためのショコラショー

    Posted by ブクログ

    この本を通して、チョコレートの歴史、そして意外にも「財団」というものがどうしてできたのかまで、知れたのが興味深かったです。
    ココアとホットチョコレートは同じものだと思っていたので、その違いを知れたのも面白かったです。
    ただそんなに長編でも無いのに、あまりにも登場人物たちに次々と災難が降りかかりすぎるので、そこがちょっと詰め込みすぎだなぁ…と思ってしまいました。

    0
    2025年08月17日
  • さかのぼり喫茶おおどけい

    Posted by ブクログ

    喫茶おおどけいシリーズ第2弾。

    喫茶おおどけいは、ハツ子と孫のハヤテが営む喫茶店。
    ある日、東中野の歴史を保存する会が30周年を迎えたことで、古参のメンバーの推薦でその身内が集うことになったのだが…。

    今回は、年齢性別さまざまの新メンバーたちの悩みを喫茶おおどけいの不思議な空間で、過去にタイムスリップしてそこで集う人の会話を聞くことにより、自ら悩みを解決していく。
    喫茶店ならではのメニューも良い具合に提供でき、何故かその人にとってしっくりとくるレコードも聴ける。

    店主のハツ子と孫のハヤテもとても穏やかで誘導が上手くて聞き上手でもある。


    ○53億円のナポリタン〜背伸びしすぎた女子大生がハマってしまった罠。『嘘は罪』

    ○モーニン上セットを真夜中に〜部下にパワハラを訴えられた50代の家庭持ちの男性。『可愛い坊や』

    ○コーヒーゼリーの宇宙遊泳〜同居人の気持ちがわからないアジアン雑貨の経営者。『センチメンタル・ジャーニー』

    ○東京タワー・パフェ〜営業成績がよくない20代半ばの独身男性。『雨に歩けば』

    ○オレンヂ・イン・オレンヂ〜病気が発覚したフリーライターの独身女性。『ボレロに寄せて』


    0
    2025年07月11日
  • レトロ喫茶おおどけい

    Posted by ブクログ

    レトロな喫茶店は貴重。悩める人たちをそっと寄り添ってくれるようなハツ子さんやハヤテがいい。私が訪ねたら、どんな展開になるのかなと思いながら読んだ。

    0
    2025年07月05日
  • あなたのためのショコラショー

    Posted by ブクログ

     おいしそうなチョコレートが、物語を彩る。みなが抱える問題も、円満に解決されていく。ただ、なんとなく、わざとらしさを感じる。
     なお、「米澤穂信」、「小鳩くん」が会話の中に出てきて、おっと思った。

    0
    2025年12月07日
  • あなたのためのショコラショー

    Posted by ブクログ

    表紙も素敵だし、チョコレートも出てるしと思い購入。
    素敵な本だけど、主人公もその家族もちょっとなんというか出来過ぎかなぁ。
    御伽話みたいで綺麗すぎて、白けた気分になってしまった。
    でも、千代子・レイド財団の志はとてもとても良かった

    0
    2025年06月19日