感情タグBEST3
Posted by ブクログ
可愛らしい表紙に思わず手が出た笑
内容はファンタジーな感じだけど、身近にある悩みや生きづらさを抱えた人達が喫茶店で不思議な体験をする。体験後は問題解決という訳ではないけど、そっと背中を押してくれる優しさがかえっていいと思った。
Posted by ブクログ
この本を読んでいるわたしは現代にいるのに
まるで自分が過去にタイムスリップしているかのような体験ができる本です。
本の中に出てくる喫茶店のメニューも
いただいてみたいと思いました。
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読み終わった今は、胸がぽかぽかするような気持ち。
悩める人を助けてくれるおおどけい。
こんな人に寄り添いのできる喫茶店にいつかわたしも巡り会いたいな。
ミルクセーキがとっても気になってしまった。
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心温まる5つの連作短編集。
主人公の颯(ハヤテ)くんは喫茶店で働くバイトです。
彼が出会う悩む人々の物語が描かれていました。
颯くんの祖母で喫茶店の店主、ハツ子さんと、不思議な大時計は、前向きな力を与えてくれるのです。
心に響くセリフの数々には感動しました。
ハツ子さんのように人の傷みを理解し、役に立つ生き方に憧れます。
この作品は、わたしたち読者に優しさと勇気を与えてくれると思います。
悩みを乗り越えて前に進む力や、喫茶店の雰囲気に包まれる癒しを感じることができました。
また、経験に基づいたハツ子さんのアドバイスや、喫茶メニューとの結びつきにも共感しました。
心をほっこりさせる、素晴らしい作品です。
Posted by ブクログ
10/26
ほのぼの小説が好きでよく読む私が、誰かに読んで欲しい!と言いたくなるような本でした。
『小さな幸せを見つけることができる人』ってとても素敵ですが、それはもう小さくはなく、かけがえのない大きな幸せです。
厳しい母親からの愛情や、他人を応援することの偉大さ、全てを完璧にしようという他人思いな精神。
一つの喫茶店を介して、自分や周りの大切な人を思いやることができる物語でした!
Posted by ブクログ
ほんわかする本
悩みを持った人がこの喫茶店でタイムスリップする事で解決していくストーリー
内容的にはちょっとありきたりで先が読める所もあるが、ホッとする設定で安心感がある
こんな喫茶店が近くにあったら行ってみたい
Posted by ブクログ
喫茶おおどけいが不思議な音を奏でて
時を知らせるとき。
過去と今が喫茶店のメニューでつながる。
古くない懐かしい味。
その味に触れるとき、
心の中の悩み事に光がともる。
そんな感じです。
誰もが「あるある」と思っても
黙って通り過ぎていたかもしれない。
私も喫茶おおどけいの不思議な音に
出会いたくなりました☺️
Posted by ブクログ
☆4
過去と今をつなぐ不思議な大時計が置かれた喫茶店「喫茶おおどけい」。
昭和レトロなその喫茶店で起こる、小さな奇跡の物語に心があたたかくなりました❁⃘*.゚
店主のハツ子さんがとっても素敵で癒されました(*´˘`*)
Posted by ブクログ
昭和初期から中期、大変な時代の中で活き活き魅力的に過ごすハツ子さんに元気をもらった。
自身の日々を振り返ってみると、疲れただとか小さな不満だとかに占領されている気持ちの方が大きいように感じる。
毎日の生活って代わり映えなく過ぎていくことの方が多いようにも感じるので、そんな中でどういう気持ちで過ごしていくか、どんな気持ちで過ごすか…
気の持ちようによって、日々を振り返った時に過ごしてきた時間の印象が変わっていく気がする。
疲れた印象の記憶よりも、ワクワクする何かを見つけて過ごした印象の記憶になるようにこれから過ごしたいな。
Posted by ブクログ
〈喫茶おおどけい〉は、その名の通りお店に不思議な大時計があって、悩みを抱えたお客さんが、引き寄せられるように訪れ、老店主ハツ子さんと孫のハヤテと話している最中に昭和時代にタイムスリップしてしまう。
眠りから醒めたような気分と同時に悩んでいたことも些末なことだと感じて前向きになる話。
時計は、救いを求める人を察知するという…。
5話の短編集。
喫茶だけにもちろん食べ物もあって、それが昭和な感じ漂うのも懐かしくてホッとなる。
最近、こういう喫茶関係のほっこり系の短編小説が多くなってきたような気がする。
この著者さんは、初読み。
・不変のクリームソーダ
消極的で前に進めず、変わらない自分に嫌気が。
・不格好なプリン・ア・ラ・モード
完璧な故に思い通りにならない育児にノイローゼになって…。
・包むか包まれるかオムチキンライス
バイオリンのレッスンが苦痛な少年。
・若き日のミルクセーキ
認知症の母の世話に疲れて。
・幸運のお茶とお菓子
はっきり自分を伝えられない彼は…。
Posted by ブクログ
戦時中は隠れされていた蓄音機とレコードが良かった、音楽は心に良い!
おばあちゃんのハツ子さんと孫のハヤテくん(駆け出しのイラストレーターでバイトをしている)が働く喫茶店、そこに置いてある大時計は過去を見せてくれる、不思議な力で悩める人を元気に導く物語は前向きで明るい気持ちになれて楽しかった。
クリームソーダ、プリン・ア・ラ・モード、ミルクセーキ、メニューもどれも美味しそうで素敵。
最後に出てきたおじいちゃんらしき人、おじいちゃんもイラストを描くのが得意だったのかな?それをハヤテくんが受け継いでるのがまた良いなぁと思いました。
Posted by ブクログ
表紙につられて読んだのですが、まさかの
昭和へのタイムスリップもの、
似たような設定の作品を過去にも読んだことが
あったのでちょっとだけ既視感がありました。
どの話もタイムスリップによって違う視点から
現状を見ることができたり、そっと背中を
押してくれたりとやさしいお話でした。
しかし昭和レトロな喫茶メニューがベタに
おいしそうなものではなく、昭和の当時色々と
考えて作ったオリジナルなものだったので
そのへんはおもしろかったかな?
この終わり方だと次回作はありそうですね。