野村総一郎のレビュー一覧

  • うつ病のことが正しくわかる本

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    日本のうつ病治療における第一人者として知られている野村先生の著書。

    読みやすいデザインとなっていて、イラストを交えながら、必要に応じて医学用語と共に、見開き2ページの読みきりで書かれています。

    まず、うつ病の心に現れる症状と体に現れる症状が書かれています。網羅的に書かれているので、自身の症状を自覚するのに役立ちます。
    また、日常的な気分の落ち込みは誰もが味わう中で、うつ病における落ち込みと何が違うのかも述べられており、参考になります。
    うつ病の急性期からいかに回復していくかについても、本人目線で分かるようにまとめられています。また、「初めて精神科・心療内科へ行くことのハードルの高さ」や「薬

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    2025年09月07日
  • 人生に、上下も勝ち負けもありません 精神科医が教える老子の言葉

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    ジャッジフリー思考。何が正解というものはない。他人と比べず、ジャッジすることを意識的にやめることで幸せを感じることができる。

    全部で32の思考法があり、とても読みやすく、またためになる内容がとても多かった。何度も読み直して、身につけて生きたい。

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    2025年02月13日
  • 人生に、上下も勝ち負けもありません。 焦りや不安がどうでもよくなる「老子の言葉」

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    人生の選択と判断とは人それぞれの「感じ方次第」の時代だと言う。だから「ジャッジ・フリー」(決め込んでしまう、思い込みを止める)を持ち生きることが精神的にも良い、と言う。「こうでなくてはダメ」あるいは「自分で勝手に優劣をつけてしまう」と言う思考ではストレスが溜まる世の中だ、だから柔軟思考であることが大切だ。特に「知らないことを」知らないと言えること、そうして人の話を聞くことが大事だと思う時代なのだ。だから思い込んだ自分だけのこだわりを捨て、「そう言う事もある」と見識を広げる意識が大事だ思う。

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    2024年12月23日
  • 人生に、上下も勝ち負けもありません。 焦りや不安がどうでもよくなる「老子の言葉」

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    老子のお言葉をベースにした、精神科医による解釈。私的には老子の自然体の生き方、示唆がすんなり入ってきます。孔子についてももう少し学んでみたいですね

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    2024年10月15日
  • 人生に、上下も勝ち負けもありません 精神科医が教える老子の言葉

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    精神科医が、孔子の儒教的な考えでなく、老子の老子哲学をベースにした本。

    考え方のアイデアが書かれてます。
    どんなスタンスで心を保てば良いか等

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    2024年10月15日
  • 人生に、上下も勝ち負けもありません 精神科医が教える老子の言葉

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    悩みや不安の根本的な原因の一つに「いつも他人と比べてしまっている」があると著者は言っています。

    確かに「同い年なのに、あの人は凄く活躍している。それなのに自分は・・・。」、「あの人はかっこよくて、仕事もできる。それなのに自分は・・・。」と他人と自分を比較し、悩み、不安を抱えている人は、いるのではないでしょうか。

    そんな悩みに対して、著者は「ジャッジフリー」という考えを提案しています。
    良い、悪いをジャッジすることを意識的にやめる。
    自分にはない考えでした。

    32の思考が書かれており、どれも優しく包み込んでくれるようなものでした。
    確かに、ジャッジフリーを取り入れることができたら、傷つくこ

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    2024年09月27日
  • ウルトラ図解 双極性障害

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    持病なのによく知らないことが結構あり…。
    とてもわかりやすい。
    家族に、知り合いにそうかなー?って人がおられる方は是非読んでほしい。

    毒親の元、子供部屋おばさんしてる私にはストレスを少なくするのは無理だなーってところが残念。
    これは本のせいではないけどね。

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    2024年07月21日
  • 新版 双極性障害のことがよくわかる本

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    視覚的に分かりやすく纏められている
    すべき事なども分かりやすく、読者を知識だけで置いてけぼりにさせない親切な本

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    2023年09月29日
  • 新版 入門 うつ病のことがよくわかる本

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    今まで読んだ本、ホームページ等の中で1番よくわかった。図表とシンプルな文章で整理されててわかりやすい。
    うつ病とうつ状態は違うんだね。

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    2023年08月16日
  • 人生に、上下も勝ち負けもありません 精神科医が教える老子の言葉

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    書かれていることは言ってしまえばどこかで聞いたことがあるような、当たり前の言葉ではある。
    だが、人生を常に比較することを考えてしまうようなSNS時代、人生に意味や価値を求める時代にはそういった言葉をつい忘れてしまいそうになる。
    気楽に読める本ではあるが、落ち込んだときやメンタルが不安定なときには優しく寄り添ってくれるような本だった。

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    2023年08月08日
  • 新版 うつ病をなおす

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    うつ病は、現代では誰にでも起こりうる病気で、環境やホルモンなど原因はハッキリしていない。しかし、著者の言うように、人にとって必要だから残ったのだろう。しかし、それが原因で命が絶たれると言うのは皮肉な事だと思う。これだけ、うつ病に苦しむ人がいるのに根本的には、よくわからない。バブル崩壊後の日本社会のシステムが変化した事によることも非常に大きいように思う。
    バブル期以前にはうつ病なんて言葉は無かったように思える。

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    2023年07月23日
  • 名医が答える! うつ病 治療大全

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    患者の家族や本人が、うつ病への理解を深めるためのQ&A。

    今までうつ病に関してはネットや病院で断片的な知識しか得ていなかったので、ある程度体系的に学べてよかった。

    そんなに文字数が多かったり難しい内容ではないが、患者本人が読むにはある程度回復したり軽症の人じゃないと頭が回らなくて読めないと思う。

    個人的にはうつ病とタバコの関係が知りたかったが、そこにはノータッチだった。

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    2023年04月03日
  • 名医が答える! うつ病 治療大全

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    うつ症状に関する基礎知識を広く取り入れられる。
    文字が大きく各QAも内容が長引かず読みやすい。
    うつ症状から考えられる様々な病気について説明があり、知ることができたのは良かった。

    各疑問についてもっと深堀りしてほしいとも感じたが
    これをとっかかりに気になった点をピックアップしてまた別の情報を探すのに良いのかもしれない。

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    2023年01月07日
  • 新版 双極性障害のことがよくわかる本

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    双極性障害に関する症状や原因など、一通りのことについて理解を深めることができます。

    まさに躁状態になっている人に読んでもらうことは症状があり困難でしょうが、躁状態が落ち着いたきの患者さんや患者さんの家族などの周囲の人が理解を深めるためにとても良い一冊です。
    病的な躁・うつと、そうではない気分の高まり・落ち込みを自己チェックする表もついていて、便利です。

    この病気は、社会的・人間関係的な損失が大きく、患った人の周囲から人が離れてしまい厄介ですが、薬物療法などで治療は可能な病気です。
    私自身、病気のことを知り、病気を受け入れたところ、うつ病だと思っていたときよりも生きやすくなりました(おそらく

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    2022年10月24日
  • 新版 双極性障害のことがよくわかる本

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    ネタバレ

    病前性格の「社交的で明るく気配りのできる人がリスク」というのが印象的。
    ネットで読んだ神田橋語録にもそのようなことが書いてあったと思う。
    認知療法の説明が載っていて、この疾病がものごとの捉え方と関係があることに意外な感じがした。

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    2022年09月06日
  • 新版 うつ病をなおす

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    タイトルは攻めすぎだが…

    長年うつにかかわってきた筆者のこの病気に対する取り組みの集大成で大変わかりやすい。
    典型的なうつから最近増えている現代うつ病、また特殊なものまでどのような病気であるか説明がある。自分もうつ治療を受けているので、それぞれの病状についての細かいニュアンスの違いが参考になった。
    ただタイトルに「なおす」とあるが、この本をよんだらなおるわけではないので★をひとつ引いた。

    #深い #タメになる

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    2022年08月29日
  • 人生に、上下も勝ち負けもありません 精神科医が教える老子の言葉

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    これまで西洋医学でのアプローチでは納得しなかった患者さんに、老子の話をすると「なぜか腑に落ちた」という方が続出したとのこと。「お金がある」「顔がいい」「肩書きがある」といった「上下」「強弱」で物事を見る、つまりジャッジすることをやめる。それを「ジャッジフリー」の思考といい、そんな「ジャッジフリー」な老子の思考を自分の中にインストールすることで、
    「しんどい」気持ちから解き放たれることをめざした
    ●他人が気になったら「鏡の思考」
    がんばりすぎていたら「幽霊の思考」
    人を妬ましく思ったら「足湯の思考」…32の思考を紹介
    ●しんどいときにくり返し見たくなる、ほっとするイラスト
    「仕事がデキる」「仕事

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    2022年08月21日
  • ウルトラ図解 双極性障害

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    数多くの本を執筆されている精神科医の野村総一郎先生による1冊。

    双極性障害の治療において大切なのは、根気よく治療を続けて再発を防ぐこと。
    再発を防ぐことができれば、病気を抱えていても、明るく前向きな人生を過ごすことができる。

    自分に合った薬を見つけて薬の服用を継続すれば、コントロール可能な病気である。

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    2022年02月23日
  • 人生に、上下も勝ち負けもありません 精神科医が教える老子の言葉

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    ネタバレ

    『 自分は何も残せていないと思ったら
                 ーーー昆布の思考 

    ・・いい歳をして、「何者でもない」なんて、・・「自分の功績のなさ」を嘆いている人もいると思います。・・そんな時は「昆布」のことを考えてみてください。

    善く行くものは轍迹(てつせき)なし   老子

    ある昆布の職人さんの話、
    「あ、昆布の味だ」と言われてしまうようでは、「いい仕事」とは言えません。 「なんかおいしいね」と言われてはじめて成功です。

    まとめ・ほんとうに優れた生き方をしている人は、自分の跡に、何も残していかないものだ。 』

    精神科医の野村総一郎さんの医訳(著者自身が「意訳」ならぬ「医訳」と表記

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    2021年12月10日
  • ウルトラ図解 双極性障害

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    以前、野村総一郎先生のうつ病についての本を読んで非常にわかりやすかった&令和3年発売と新しいことから手に取った。図解と解説で見開き形式、特に解説がとてもわかりやすい。周囲の理解がやっぱり大切になるなぁと感じる…

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    2021年10月04日