あらすじ
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★★自分は大丈夫と思っていませんか?★★ うつ病は周囲の人も正しい知識を持ち理解をすることが大切です。本書では、発症から通院、治療、生活の注意、まわりがしてあげられることをわかりやすい図解で丁寧に解説しています。また、うつ病の症状や原因、うつ病の種類、他の病気との関係、医療機関の選び方や受診の際に気をつけること、診断や治療法、再発防止や社会復帰、更に周囲の人に必要な知識を掲載しました。監修は日本のうつ病治療の第一人者、野村総一郎先生です。
目次
第1章 【症状】人によって異なるうつ病の症状
第2章 【基礎知識】うつ病の基本を正しく知る
第3章 【通院・診断】自分にぴったりの病院を見つける
第4章 【治療法】適切な治療でうつ病を治す
第5章 【社会復帰・再発防止】社会復帰への道と再発防止のために
第6章 【家族・周囲の人】家族や周りの人がサポートできること
<電子書籍について>
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※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。
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株式会社西東社/seitosha
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Posted by ブクログ
日本のうつ病治療における第一人者として知られている野村先生の著書。
読みやすいデザインとなっていて、イラストを交えながら、必要に応じて医学用語と共に、見開き2ページの読みきりで書かれています。
まず、うつ病の心に現れる症状と体に現れる症状が書かれています。網羅的に書かれているので、自身の症状を自覚するのに役立ちます。
また、日常的な気分の落ち込みは誰もが味わう中で、うつ病における落ち込みと何が違うのかも述べられており、参考になります。
うつ病の急性期からいかに回復していくかについても、本人目線で分かるようにまとめられています。また、「初めて精神科・心療内科へ行くことのハードルの高さ」や「薬漬けにされるんじゃないか」「相性の合う医師と出会えるか不安」など、本人の気持ちに寄り添いながら、受診に向けた動き方についても書かれています。
おすすめなのが、どのようにうつ病は回復するのか、そしていかに再発予防に努めればよいのかが分かりやすく書かれているので、参考になります。
本書はうつ病のことが分かりやすく書かれている本です。なので、うつ病が発生する科学的なメカニズムや、いかに治療していけばいいかの情報については、少し物足りなさを感じる方がいるかもしれません。本書でうつ病の基本的なことを網羅的に学び、そして、回復を目指すための知識をつけるには、また別の書籍を購入すればよいと思いました。
Posted by ブクログ
鬱に対する医療的な視点から見た基本的な知識。
また患者、当事者視点から見た気をつけたいこと、気にしたいことなど。そして周囲の方達と幅広く対象者を意識して書かれていた。
図解もされているため分かりやすく、文も平易で簡潔に纏まっているため読みやすく、当事者でも眺めて気にかけるぐらいはできるのではないだろうか。