税所篤快のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これまでの人生は失敗の連続だった。
中学、高校、大学は第一志望は全滅。
かろうじて、大学院だけうまくいった。
就職活動も最初は失敗、そして転職で挽回。
失敗して挽回する。その繰り返し。
失敗から立ち直るということが何となく
結果としてやっていた。
その当時はただ悔しくて、ただがむしゃらに
「こうしたい!」という気持ちを現実にできるように
してきた。
この本は、一見すると成功者の2人が重ねてきた
失敗から立ち上がる方法を体験談とともに
書かれている。
印象的なエピソードや考え方が随所に描かれている。
この本に早く出会いたかったなぁ
この本を子ども達にも早く読んで欲しいなぁ
と切に思います -
Posted by ブクログ
ネタバレ高校時代、学校の授業に魅力を感じず、偏差値28の落ちこぼれとして過ごしていた著者は、大学進学のために通った東進ハイスクールで、有名で実力も兼ね備えた講師のDVD授業でメキメキと学力を上げ、早稲田大学教育学部に入学する。
大学での授業にもどうしても魅力を感じず、大学に顔を出さない日が続くが、失恋と秋田大学の坪井ひろみ先生が書いた『グラミン銀行を知っていますか』という本に出会い、すぐに行動に出る。
坪井先生に電話をかけ、大学に会いに行ったのは、その日の深夜バス。翌日には先生と会談し、グラミン銀行のあるバングラデシュに行くことを決意する。
著者の手掛けるプロジェクトは、貧困層や社会的事情で教育 -
Posted by ブクログ
久々にこういう本読んだな〜。ボランティアとか、本当は考えていきたいけど、今はまだ自分の小さな夢を叶えるために生きるので精一杯…。でも、いつかこういう人の助けになる余力のある、デザイナーになりたい。
今は寄付だけしようかな。
税所くんは劉邦のようだ。等身大の身近に感じるようなダメなところも見せつつ、面白いと思った時の行動力がすごく、そこが魅力で皆をひっぱっていく。徳があるんだなぁ。
リターンなんて考えてない、ビジネスでもなんでもなく、ただただ世の中もっと良く出来るところを見つけていく。素敵だな!
日本ブランドを出していきたいんだな〜この人は。それが愛国心なんだろうな。私はそこまで思ってな -
Posted by ブクログ
おそらくボクも同じ時期にグラミン銀行に関する同じ本を読んだハズなのですがそこからの行動力が桁違いですね。その日に電話して翌日に本の作者(大学教授)に会いに行きそのままバングラデシュでコーディネーターとして働き始め、現地で問題を見つけ解決するというスピード。素晴らしい。
あとこの本の中では数多くの「先生」が出てきます。税所くんも一人ではなく多くの先生にアドバイスしてもらったり投資してもらったりして次々と新しいことに挑戦していきます。世界各地の子どもたちにもいい先生の授業が必要だということと同時に税所くん自身が成長する過程でもいい先生が必要なのだということが理解出来ました。一人の人にとって先生と -
Posted by ブクログ
税所さんの講演を前に予習の意味で読みました。
前の「前へ!前へ!前へ!」よりは、最初にワタミでの失敗談をもってくるあたり、本として構成を考えていると思います。今回は文章がメインで写真は少ないです。
今回も今までのバングラデッシュの話もありますが、最初の失敗につながる話やルワンダやパレスチナのガザ地域での出来事が面白いです。(面白いといってはやっている本人たちに失礼ですが、いろいろハプニングは多いです。)
でも、幾度ものハプニングにも負けずに突き進む税所さんの精神力には見習うものがあります。
今回も、その一途な思いがぎっしり詰まっています。
ちなみに講演は本以上に人を引き付ける話で面白かったです -
Posted by ブクログ
11月に学校に著者が講演に来るというので、読んでみました。
いろいろ書評にも書かれているように、はちゃめちゃ感が漂ってきます。
でも、お薦め。特に10代後半から20代の方には是非。それ以上の人には若い時持っていたはずのエネルギーを思い出すためにも是非。
いろいろ失敗していますが、何かをやるという強い信念は伝わってきます。
そのエネルギーが周りの人を動かし、なんとかプロジェクトを成功に導いたのだと思います。
会社とか組織(本書に出てくるグラミンもようですが)では、失敗は避けたいので税所さんのやり方は敬遠されます。
だからといって、委縮する必要はないということを本書を読んで改めて思いました。自 -
Posted by ブクログ
カタリバの新規事業で呼ぶ講演者の著作。めっちゃ面白かった。
卒業年が同じ大学生の書いた本だとは。
いわゆる意識の高い大学生の成功例と言って良いと思う。
もちろん事業モデルが未完成で、これを成功と呼ぶには尚早とも考えられるが、少なくとも学生時代の過ごし方としては(7年かかったという点を差し引いても)成功していると思う。
教育や途上国に関わる意識の高い学生なら共通して意識するだろう人や組織の名前が頻出しており、親近感を覚えるところも多かった。すずかんやROJE、藤原和博などが出てきていたので、辿れば共通の友人とかいそうではある。
高校生に読んでもらうという観点で内容を吟味していたが、読みやすさ -
Posted by ブクログ
ひすいさんの明日死ぬかもよの巻末に著者のことが書かれていて気になりネットで彼のことを調べ、そのE-educationに感銘を受けこの本を読んだ。非常に胸が熱くなった
まさに革命児、幕末の志士のような生き方だと思った。税所さんの行動力にはほんと感銘を受けた。アイデアがあっても行動しなければそれはなんの意味もないと言うことを教わった。
でもなんで見ず知らずの赤の他人のためにここまで人生を捧げられるのだろうか?とも思った
ユヌス氏の、前へ!前へ!
米倉先生からの、突き抜けなければ本物にはなれない、ただ前に進む。自分に言い訳は絶対するなの精神。
読んでるこっちもあつくなった。
彼の行動力もす