税所篤快のレビュー一覧
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大学生の息子二人の親としても、税所さんが大学生でこれだけの発想と行動力と熱意を持って貧しい子供達のために動いたことに心を動かされました。
こうしたいと思って、すぐにバングラディシュ、ヨルダン、ルワンダ、イスラエル‥と安全とはいえないような地域にもすぐに飛んでいく行動力。
失敗や挫折を繰り返しながらも、情熱を失わず続ける行動力。
「どのような状況になろうとも人間には一つだけ自由が残されている。
それは、どう行動するかだ。」
この税所さんの言葉は本当に説得力がありました。
彼らのe-Educationは今年の2月で創業10周年を迎えたそうです。
教育は続けることが大切。
これからも続きま -
Posted by ブクログ
前著『「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう』の続編的な本です。今回は、税所くんのソマリランドでの活躍をメインに描かれています。なんと現地で殺人予告までされています!?
彼の事は、テレビ東京の「未来世紀ジパング」の「謎の国潜入スペシャル!“未承認国家”ソマリランド」で知りました。そのため、今回の著書は読みたかった一冊です。
彼の破天荒な行動は、自己啓発と言うよりは、エンタメ的に読んでしまいました。それは彼の人を引き寄せる人柄であり、社会企業家としての強みかもしれないなと思います。
そうは書きましたが、本書で深く共感したのは、米倉誠一郎さんの言葉ばかりだったりします。物事を成し遂げるため -
Posted by ブクログ
著者である税所篤快さんは、東京都足立区で生まれ育ち、両国高校では授業に全くついていけず、偏差値28となり世間でいう落ちこぼれとなるも、東進ハイスクールでのDVD授業で、見事、早稲田大学教育学部に入学。
しかし、大学の授業にも興味がもてず、何か大きいことをしたいと思いながらも行動に繋がらない日々を過ごす。
そして、当時の彼女との失恋と秋田大学の坪井ひろみ先生著の『グラミン銀行を知っていますか』に触発され、本を読んだその日に坪井先生に電話をかけ、翌日には秋田大学に会いに行く。
驚くべき行動力!
よくあるチャリティーや援助は、本当に現地の人の力になっていないと感じていた著者は、グラミン銀行の貧 -
Posted by ブクログ
感想:e-educationの税所さんの本。テーマは愛国心。これまでの彼の本とは少し毛並みが違う本だった。
彼の実体験をベースにしつつ、日本がどれだけ恵まれた国であるかを核に本は進んでいく。海外に出たことがないネット右翼へのメッセージは大変共感。愛国心の示した方は世界に感謝されるような「ささやかなコミットメント」をすること。
読んでいて感じたのは、税所さんの人を巻き込む強さ。一橋の米倉教授をはじめ、彼の周りには有能な人がたくさんいる。だから無茶なチャレンジをしてもなんとかなってしまうし、こういった周りの助けがあるからこそ、半端ない行動力が存分に発揮されるのだろう。
世界に出て日本を代表して