税所篤快のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本文中にもあるけれど、“前のめり”という言葉がこの本に一番ふさわしい。
バングラデシュの最貧地区に、授業DVDで教育改革を巻き起こした、弱冠20歳の青年は、とにかく走り回ってるイメージ。まさに前のめり。このフットワークの軽さ、思いの強さが、大人を動かし、周りを動かし、世界を変える力となることを、身を以て証明してくれた。
一点を目指してがむしゃらに走ることが、時に何にも代え難いエネルギーを生む。
のうのうと大学生活を送ってしまった自分とは違う世界のような、プレゼンの数々、コミュニケーションの数々、重責、失敗、成長。
「前へ!」という精神がもたらす功績は大きいと思った。 -
Posted by ブクログ
「『我、事において後悔せず』と言ったのは宮本武蔵ですが、要するに自己批判なんて安易なごまかしか、暇人がするものであって、前進している人には自己批判も言い訳もないのです。ただ前に進む。『僕に言い訳はない』の精神で頑張ってください」
「前へ前へ前へ」
著者である税所さんはバングラデシュで前のめりになりながら、教育格差の是正をはかり、見事に教育革命を起こした。
現代日本では「目的意識」がかなり重要視される時代になってると感じている。(就職活動での志望動機が大変重要視されている)
この青年は最初からバングラデシュで教育革命を起こすという目的のためにバングラデシュに行った訳じゃない。
デカイ事 -
Posted by ブクログ
ネタバレ教師不足をかかえるバングラディッシュで、貧しい農村の子どもに、自身の経験した「東進式映像授業」を展開。
遂にその村から現地の東大といわれるダッカ大学への合格者を出すまでに至る「e-education」の創始者 税所篤快 の自伝。
といってもまだ彼は22歳くらい。すごいです。
特に何かしたいという思い、現地に行って課題である教師不足を発見、ソリューション。この一連の流れはマザーハウスの山口さんの行動とスゴくだぶって見えます。
手段ではなく目的。そして、それは目標を掲げるのが自分一人だけでなく仲間を集めることのできる大きな志ならば手段はついてくるのかもしれません。
まずは志。そして、それを -
Posted by ブクログ
☆的には、3.5くらいが感覚に近いかな。
口語調でブログみたいな感じで書いてあるので、短時間で読める感じ。
気になっててやっと読んだけど、2013年頃の本だったりして、あの騒がれてた頃から、え、もうそんなに経ったの?!て、そんなところにちょっと衝撃だったりしました。
途中でも触れられているように、かなりゆるふわな事業がいっぱいだし、今後真剣に展開を考えるとしたらまた行き詰まってくるだろうなぁということもいっぱいある、かなり行き当たりばったりなプロジェクト感もあるけど、それでもこの展開力は、目を見張るものがある。実際、「行動」するのって、とても難しいよね、っていう。
あと、フットワークの軽さ、