【感想・ネタバレ】前へ!前へ!前へ!のレビュー

あらすじ

この東京において、決して豊かでなく、むしろよくないイメージすら持たれている足立区で育ち、高校時代は100点満点の試験で2点や6点といった点数を連発し、先生からは留年勧告を受けたこともある(保護者宛の手紙をもらい、初めて高校にも留年があることを知った)、どうしようもないほどの落ちこぼれだった僕。2009年、ついに僕は大学に休学届を提出して、新しい世界を求めて足立区を発つことにした。向かった先は、アジア最貧国バングラデシュ。その土地で会いたかったのは、現代最高の社会起業家であるグラミン銀行のムハマド・ユヌス博士。博士のような人間になるために、グラミン銀行で修業をしたかったのだ。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

まさに、「前へ!前へ!前へ!」。
アグレッシブに行動し、多くの困難を経験し、バングラディシュの貧しい村に希望をもたらした若者の実録。
実際の行動をさほど間を開けずにスピード出版しており、著者の行動力には脱帽する。

表紙カバーを開けると、裏に高校時代の生々しい足跡が。

私は税所さんを、応援したい。

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2020年05月14日

Posted by ブクログ

11月に学校に著者が講演に来るというので、読んでみました。
いろいろ書評にも書かれているように、はちゃめちゃ感が漂ってきます。
でも、お薦め。特に10代後半から20代の方には是非。それ以上の人には若い時持っていたはずのエネルギーを思い出すためにも是非。

いろいろ失敗していますが、何かをやるという強い信念は伝わってきます。
そのエネルギーが周りの人を動かし、なんとかプロジェクトを成功に導いたのだと思います。

会社とか組織(本書に出てくるグラミンもようですが)では、失敗は避けたいので税所さんのやり方は敬遠されます。
だからといって、委縮する必要はないということを本書を読んで改めて思いました。自分もやり方を変えられる...と思えます。

できるかどうか悩んでるぐらいなら、やるしかないでしょ。

明日へのエネルギーをもらえる良い本です。

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2013年10月30日

Posted by ブクログ

ひすいさんの明日死ぬかもよの巻末に著者のことが書かれていて気になりネットで彼のことを調べ、そのE-educationに感銘を受けこの本を読んだ。非常に胸が熱くなった


まさに革命児、幕末の志士のような生き方だと思った。税所さんの行動力にはほんと感銘を受けた。アイデアがあっても行動しなければそれはなんの意味もないと言うことを教わった。

でもなんで見ず知らずの赤の他人のためにここまで人生を捧げられるのだろうか?とも思った

ユヌス氏の、前へ!前へ!
米倉先生からの、突き抜けなければ本物にはなれない、ただ前に進む。自分に言い訳は絶対するなの精神。
読んでるこっちもあつくなった。

彼の行動力もすごいが、挫折から這い上がる力そして、やはり周りの沢山の支えがあってこその物だと思う。彼のこの夢への情熱、行動がどんどん仲間を引きつけたのだと思う。
革命には行動、仲間がやっぱり一番大事なんだなと思った。

僕も自分に決して言い訳せず、ひたすら前へ、前へと突き抜けて行きたいと思った。

勇者に美女は寄ってくるという言葉も信じて笑

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2013年07月18日

Posted by ブクログ

終盤は寒さのせいではなく、鳥肌が常にたっていた。落ちこぼれであった作者が図書室で本を読みあさり、学校で行われている授業なんて退屈だ、世界に出ればもっと面白いことがあるはずと思い、常に自分を信じてやり遂げたプロジェクトについての本である。大学生や、高校生に特にオススメしたい。本当に貢献する活動とはなにか?考えさせられる。海外でなにかやりたい!!世界に貢献したい!!という人は、一度読んで、方法をもう一度考えて欲しい。それでも、僕は、私はこうすると決めたら、ひたすら「前へ!前へ!前へ!」

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2013年06月12日

Posted by ブクログ

彼が奇跡を起こしたくなったきっかけは 些細なこと(彼にとってはとても重要かもしれないが)であったが、
かれの、行動力や折れない心、自分の軸というものは、
見習うところがあった。
やりたくなったら、やればいい、 前へ進めばいい。
周りの環境に流されない、 そんなことを、教えてくれました。

ユーモアのある書き方で、読みやすい!特に、自分と同様に、将来に不安を感じる学生が読むととても元気になったり、
行動したくなる本。

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2012年10月17日

Posted by ブクログ

数時間で一気に読んでしまった。
早稲田大学の学生が、バングラデシュへ行き、
教育の事業を興す物語。
Do it! Do it! Go ahead!! というセリフが気に入った。
考えすぎず、すぐに行動に移す大切さがわかった。

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2012年08月30日

Posted by ブクログ

日本を飛び出した大学生が、バングラディッシュの農村にDVDを使った予備校を建て、農村から最高学府を目指すストーリー・ビジネスの軌跡を描いた本(バングラディッシュ版ドラゴン桜)。

著者の行動力と熱意がとにかくすごかった。

僕は、教育こそ貧困への最良のソリューションだと考えているので非常に共感できた

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2012年02月04日

Posted by ブクログ

早稲田生があることをキッカケに、バングラデシュへー。アジア最貧民と言われる彼らに本当の国際協力とは何かを理解し、新しいビジネスを展開する少年の物語が、いま明かされる!

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2012年01月20日

Posted by ブクログ

行動力がずば抜けている筆者の姿にはかなり感化されました。実力がまだなくても恐れずにアクションを起こしてみることが大事だということを教えてくれました。

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2011年09月24日

Posted by ブクログ

著者である税所篤快さんは、東京都足立区で生まれ育ち、両国高校では授業に全くついていけず、偏差値28となり世間でいう落ちこぼれとなるも、東進ハイスクールでのDVD授業で、見事、早稲田大学教育学部に入学。

しかし、大学の授業にも興味がもてず、何か大きいことをしたいと思いながらも行動に繋がらない日々を過ごす。

そして、当時の彼女との失恋と秋田大学の坪井ひろみ先生著の『グラミン銀行を知っていますか』に触発され、本を読んだその日に坪井先生に電話をかけ、翌日には秋田大学に会いに行く。
驚くべき行動力!

よくあるチャリティーや援助は、本当に現地の人の力になっていないと感じていた著者は、グラミン銀行の貧困層に少額からでもお金を貸し、事業を回し、きちんと回収する姿勢に共感をもち、学生でありながらグラミン銀行に飛び込み就職も果たす。

そして本書の主幹の活動となる、バングラデシュの農村の村、ハムチャー村の奇跡と呼ばれる『バングラデシュ版ドラゴン桜』を思いついたいきさつは、著者が気づかないうちにビザが60日も切れ、逮捕直前までいくが、悪気がなかったという理由で再発行してもらい、現地に居残っている間に東進ハイスクールでのDVD事業を4万人も教師が足りないというバングラデシュでもできないかと行動したことから始まっていく。

『バングラデシュ版ドラゴン桜』の初年度の活動記録、農村の村に埋もれた若者の可能性、税所さんの行動力に驚かされる内容だった。

結果、バングラデシュ国立で最難関のダッカ大学に合格者を出し、他にも多くの大学合格者を輩出することになった初年度の活動で、ワタミの『夢アワード』大賞と特別賞のダブル受賞し、今後の活動を期待される。

という活動までが書かれている。
二年目以降の活動は、以後書かれた税所さんの本で知っていたが、初年度の勢い溢れた活動を詳しく知ることができた。

先進国で着古された衣服を送ったり、井戸を掘るためのお金を寄付したりするだけでは、現地の産業を破壊したり、弊害が生まれたり、結局続かなかったりと、単なる善意だけで救われるものではないということがわかった。

最終的に現地で根付いていくような活動を支援していくことこそ、本当の意味で開発段階の国々の手助けになるんだと教えられた。

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2015年08月10日

Posted by ブクログ

やっと読み終えました。
本自体は読みやすいです。
彼の講演を直接聞いたり、YouTubeで動画を見たりして勢いの良さを感じでいましたが、本も情熱と勢いの良さを感じます。
本から伝わるエネルギーとパワーで私自身も前へ!と勇気を貰えた一冊。

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2015年04月28日

Posted by ブクログ

バングラデシュの最貧村から、ダッカ大学合格!
落ちこぼれの高校生だった著者がバングラデシュへ乗り込み、IT技術で貧しい村に予備校を作るまでのお話。
展開もすごいけど、なにより写真がステキで、ドキドキ感倍増。
グラミン銀行もRoom to Read の本も既読なので、題名が出てきただけでも嬉しい
…が、読む人によってこんなに感じ方が違うものかと(苦笑)

社会企業家の本は何冊かよんだけど、涙が出たのは初めてかも。
速読練習ようだったけど、途中から引き込まれてじっくり読んでしまった。

読みやすくて、オススメの一冊です。

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2013年03月14日

Posted by ブクログ

東進ハイスクールの様な映像授業を、アジア最貧国と言われているバングラデシュで実現してしまった!早稲田の大学生が、勢いだけでバングラデシュで奮闘し、現地の教育界に一石を投じたノンフィクションの話です。  私たちは、この本から、何事も行動して始まるんだ!というアクションの大切さを学べます。一度、勢いだけでいいので、この本を読破してみてください。

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2012年07月31日

Posted by ブクログ

貧困にはやはり教育。そして、行動力と巻き込み力。こういう人が出てくるのはいいことだなあと、親目線で読んだ。

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2012年05月29日

Posted by ブクログ

荒削りな感じがするが、1人の若者が自分の道を切り開くさまがストーリーとして楽しめる。自分が彼と同じ年頃はどうしていたか?とふと考えると同時に、年齢を言い訳にしていたら何も始められないと猛省。大人の常識という枠にはめる教育の在り方に一石を投じる内容。

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2011年11月04日

Posted by ブクログ

社会デザインの楽しさ。

22歳の大学生がバングラデシュで予備校を立ち上げる。
結果、不可能と言われた貧困かつ田舎という条件の村から、バングラデシュの東大的存在であるダッカ大学合格者を排出する。

例え何もなくても、行動、推進していく力があればできないことはない。

これからのこの方はどのように生きていくのかな。
個人的には、やはり何かの専門性を身に付けて、その背景からビジネスに取り組みたいと、改めて感じた。

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2011年10月17日

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この本を選んだ理由:
色々なところで活躍しているのを見て、興味があったから。

この本に感動した理由:
カベにぶち当たりながらも進んでいく姿とか、まわりに愛されている様子とかが伝わってくるところが素敵。

自分にどのように影響したか:
バングラ行こう。w

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2011年10月07日

Posted by ブクログ

バングラデシュ版ドラゴン桜。バングラデシュでも受験戦争、予備校があるのか。サテライトセミナー形式で貧富を問わず、学ぶことができる。何よりすごいのは著者の行動力。

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2011年10月04日

Posted by ブクログ

本文中にもあるけれど、“前のめり”という言葉がこの本に一番ふさわしい。
バングラデシュの最貧地区に、授業DVDで教育改革を巻き起こした、弱冠20歳の青年は、とにかく走り回ってるイメージ。まさに前のめり。このフットワークの軽さ、思いの強さが、大人を動かし、周りを動かし、世界を変える力となることを、身を以て証明してくれた。
一点を目指してがむしゃらに走ることが、時に何にも代え難いエネルギーを生む。
のうのうと大学生活を送ってしまった自分とは違う世界のような、プレゼンの数々、コミュニケーションの数々、重責、失敗、成長。
「前へ!」という精神がもたらす功績は大きいと思った。

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2011年08月24日

Posted by ブクログ

バングラデシュでドラゴン桜のような教育改革を起こそうと奮闘する現役早稲田生の税所さんの著書。こんな若者もいるのです。パワーもらえる。

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2011年08月02日

Posted by ブクログ

若い社会起業家の話。
彼から学ぶことはとにかくその行動の早さだ。
興味があったら行動してみる!
しかも彼の凄いところは恐怖を感じていても一歩を踏み出せるところだ。
勇気をもらえる一冊。

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2011年07月18日

Posted by ブクログ

「『我、事において後悔せず』と言ったのは宮本武蔵ですが、要するに自己批判なんて安易なごまかしか、暇人がするものであって、前進している人には自己批判も言い訳もないのです。ただ前に進む。『僕に言い訳はない』の精神で頑張ってください」

「前へ前へ前へ」

著者である税所さんはバングラデシュで前のめりになりながら、教育格差の是正をはかり、見事に教育革命を起こした。

現代日本では「目的意識」がかなり重要視される時代になってると感じている。(就職活動での志望動機が大変重要視されている)

この青年は最初からバングラデシュで教育革命を起こすという目的のためにバングラデシュに行った訳じゃない。

デカイ事をやりたいという漠然とした考えだけで行動してた。

バングラデシュで経験を積んでから、バングラデシュの貧乏高校生でも大学に進学させたいという具体的な目的、夢を持つようになった。

目的があって行動したのではなく、行動があって目的が生まれた。

自分の夢、目的なんて分からない若者が大半だと思う。

世間体や綺麗事で取り繕ったハリボテの夢しか自分は持った事が無い。

夢は何だ?と自分の頭の中で考えこむのではなく、自分の興味に向かってただ行動するという事が重要だ。

今までの自分は「自己実現」の夢しか持った事が無かった。

プロ野球選手になりたい。
クリエイターになりたい。

とかね。

でも、税所さんのように行動してる人の夢は「他者実現」の夢なんだ。

バングラデシュの貧乏高校生を大学に行かせたい。

世のため人のための夢。

狭い世界に生きてきた自分は、自分の事しか考えられなかった。

その点は改めるべきだと反省した。

税所さんにはこれからもまだまだ難関が待ち受けるだろうけど、頑張って欲しい。

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2011年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

教師不足をかかえるバングラディッシュで、貧しい農村の子どもに、自身の経験した「東進式映像授業」を展開。
遂にその村から現地の東大といわれるダッカ大学への合格者を出すまでに至る「e-education」の創始者 税所篤快 の自伝。

といってもまだ彼は22歳くらい。すごいです。

特に何かしたいという思い、現地に行って課題である教師不足を発見、ソリューション。この一連の流れはマザーハウスの山口さんの行動とスゴくだぶって見えます。

手段ではなく目的。そして、それは目標を掲げるのが自分一人だけでなく仲間を集めることのできる大きな志ならば手段はついてくるのかもしれません。

まずは志。そして、それを成し遂げる行動力。

・・・と偉そうなこと書いてるけど、本当にすごいです、彼。

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2011年05月20日

Posted by ブクログ

どんなに才能があっても自身の周りの環境によって制限され、それに縛られてしまう。そんな中でも、周りの環境に抗い、諦めずに前へ突き進む人間こそ本当に成功するのだと教えてくれた。日本だろうとバングラデシュだろうと関係ない。自己批判なんて安易な言い訳をしている暇なんてない。

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2023年01月22日

Posted by ブクログ

著者が大学在学時にバングラディシュにて起業する背景を記す。
成功ノウハウをそのまま利用出来ることは難しい。
ただ感心したり、刺激を受けるためには良いだろう。

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2014年03月27日

Posted by ブクログ

「でっかい男になってやる」
そう思って、実際に行動を起こし、失敗しても行動し続けた人はどのくらいいるだろうか。

アイデアを出すだけ、それを一回やってみるだけなら、結構やったことある人はいると思う。
でも、一度の失敗に心が折れて、あるいは自己完結して、諦めてしまうケースがほとんどではないだろうか。

彼は、行動し続けた。
その違いは何だったのか。
諦めてしまった挑戦と、批判されながらも行動し続けた挑戦との違いは、行動せざるを得ない状況が出来上がっていたことと、必死になって一緒にやってくれる仲間がいたこと。この2つなんだろうなと思った。

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2013年05月13日

Posted by ブクログ

衣類の援助が、地場の産業育成を阻むとの話。
援助の横流しは聞いた事あったけど。むずかしいですね援助。

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2012年05月09日

Posted by ブクログ

やってる内容云々というよりか、
本の作りが非常に読みづらい。
伝わるものも半減・・・
(同じようなので、世界は変えることはできないの単行本も同じ)

バングラディッシュでも大学受験をするには予備校に通わないと
なのかー
とか、最貧国といっても上と下の格差があるんだなということが
わかった。
本だけじゃ知りえない事実ももちろんあるんだなー

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2012年04月20日

Posted by ブクログ

大学生がバングラディシュでDVD式予備校を試行し、難関国立大合格者を輩出するまでの自伝。
発想から実行までのスピード感は見習いたいです。また、貧しさの実態は現地に行かなければならない、であるとか、実践は挑戦的である、の言葉に実践者ならではの説得力があります。
ただ、事業内容や意義への情熱よりも自己顕示欲を強く感じてしまう面も。この本の時点ではまだビジネスとしては立ち上がっていないので奇跡、革命と呼ぶには尚早ですし、足立区を必要以上に貶めているのは自分を持ち上げたいからではと勘繰ってしまいます。
それでも、結果的に社会の為になればいい事ですし、事業が目指しているところは共感しているので成功を祈っています。

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2012年02月15日

Posted by ブクログ

プレゼントに頂きました。
大学生のサクセスストーリーは、目新しくはないものの、
著者からにじみ出る前向きさは感動します。
初心忘るべからず。
さらっと自分を振り返るにはとても良い本です。

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2011年09月14日

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