あらすじ
東京都足立区生まれの25歳、税所篤快さんは、バングラデシュを皮切りに、世界の辺境に日本の映像授業のノウハウを持ち込み、貧しい生徒たちに学ぶチャンスを提供しようとする教育革命を目指して活動を続けてきました。
活動の拠点をロンドンに移し、アフリカ東部のソマリランドという国に大学院を創るというプロジェクトに乗り出しました。現地と日本側との温度差や、戦略のなさにより計画が暗礁に乗り上げるなど、様々な困難に直面します。
そこで感じた「無力感」をいかに持ち前の「突破力」で切り抜けていくのか――。
挑戦しつづけることの意義、人間としての成長、そしてメンターの大切さを考えさせる1冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
行動力にアッと言わされる。
しっかり、自分がやりたいことを貫く、その
精神をだんだんと社会に紛れ込むとできなくなる。
そうじゃないんだ、自分のやりたいことやろうっていう
そういう事を思い出させてくれる。
組織の上に立たなくても、前に立つこれは、
すごく響いた
Posted by ブクログ
世界中で挑戦を続ける税所さんの行動記録。
トラブルと失敗の連続!
そんななか、仲間に助けられ、大きな物事を成し遂げていく。
己の世界観が広がる本。
Posted by ブクログ
前著『「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう』の続編的な本です。今回は、税所くんのソマリランドでの活躍をメインに描かれています。なんと現地で殺人予告までされています!?
彼の事は、テレビ東京の「未来世紀ジパング」の「謎の国潜入スペシャル!“未承認国家”ソマリランド」で知りました。そのため、今回の著書は読みたかった一冊です。
彼の破天荒な行動は、自己啓発と言うよりは、エンタメ的に読んでしまいました。それは彼の人を引き寄せる人柄であり、社会企業家としての強みかもしれないなと思います。
そうは書きましたが、本書で深く共感したのは、米倉誠一郎さんの言葉ばかりだったりします。物事を成し遂げるためには、行動力と共に、知識と知恵と洞察力も必要なのを感じました。でもそれを一人でやるのは大変で、やはり適材適所、有能な人達がチームを組んでこそなのかな?と、勝手な行間読みで納得しています。
Posted by ブクログ
去年早稲田を卒業したばかりの著者の新刊。
このひと、暗殺予告なんて出されるようになったのか、、たいへん。どんどん大きなことを、すごいスピードでやってのけるようになった税所さん、まだまだ若者に入るんやろうし、これからどうなっていくんでしょうか。