仁科裕貴のレビュー一覧
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後宮の夜叉姫3作目。
えーっと、パンダが登場する。
しかも仔パンダとあっては、愛らしさ爆発だが、
残念ながら今回限りの登場のようだ。
皇帝は沙夜の叔父のはずだったのに、
どうも父親が違ったらしく、
血が繋がっていないことがわかる。
都合の良いこと山のごとし。
皇帝の妃を教育する女学院に
異国の女子たちが通い始め、
仲良くなるために豚の角煮を作る話は面白かった。
その中のひとり、皇帝を愛する女の子が現れるが、
妖異を倒す槍の名手、守護神をその身におろすことができる。
どうも主要な登場人物は、
超常なる力をもっていることが前提らしい。
粘菌類複合体の妖異というラスボスが登場し、
どうも母親 -
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売れない作家が起死回生策として、「座敷童が出る」と有名な古い旅館に泊まる。そこで見たものは、「何かしら、妖怪と遭遇したエピソードがあるとお客様に喜ばれるから」と、客が寝静まった後に足音を立てたりと座敷童のフリをした客引きをする人情家の河童だった…
旅館は何年か前に大規模な火災に遭い、座敷童は居なくなったのではないかと噂も出ている状態だった。
ハートウォーミングほっこり系妖怪譚。悪くはないけどちょっとありきたりな部分多目かな。基本、文章が「生真面目」でキャラ設定も大きなとっかかりがない形なので、ドタバタコメディ場面などが物凄くさらーっと書かれて終わっていたりする、そこらへんのさじ加減がやや物足 -
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出版元に無茶な要求を突き付けられた、崖っぷち小説家。
起死回生にネタを探しに来たはずの旅館では
何故かお悩み相談を解決する羽目に。
連続短編で、旅館に住む妖怪達の悩みを解決したり
助言をもらったり、普通の悩みを解決したり。
最初の話以外は、完全に妖怪がらみ。
その最初の話ですが、よくもあんな所に…という
感心が先に出てしまいます。
河童の好きなものは、ろくろ首の正体は
あの人の幸せは…、と続いていくのですが
最後には、なるほど、な『人生』の正解が。
ほんわかと進んでいくので、おかげで悲壮感はなく
けれどそのせいで、しんみりする所はしんみりしていて。
誰だろうと、なんだろうと、友情はあるも