仁科裕貴のレビュー一覧

  • 後宮の夜叉姫2

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    ネタバレ

    後宮の夜叉姫2作目。

    異国から送られてきた姫は、呪われし姫。
    しかも皮膚が赤黒く腫れた醜い体だが、
    謁見のさなかに皇帝は求婚する。

    前回に引き続き、
    その異国の姫は日光で肌が腫れあがる病をもち、
    赤みのある金髪の美少女で、
    象棋の名手、死体を操る術をもち、
    半分神様で…とのっけすぎ。

    中盤で、姫の女官が殺された時には、
    ご都合主義の連続の中で、
    あまりに意外な展開で驚いた。
    とはいえ、結局その女官も生ける屍となったという、
    都合の良い展開だったが。

    もうちょっと丁寧に世界を作っても良いのでは?

    1
    2021年04月20日
  • 座敷童子の代理人8

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    件である荒神権現に振り回された1冊でした。未来が見通せる件だけに、始まりから終わりまですべて荒神権現の掌の上なんでしょうね。

    0
    2021年03月17日
  • 座敷童子の代理人7

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    ネタバレ

    前回のビックリ展開の詳細とその後です。相手の人生を顧みず自分の気持ちだけ思い込んで突っ走っちゃダメですね。
    相変わらず座敷童子は頭キレキレでどこまで先を読んでるの?!と驚かされます。しかし中身は優しく情に厚い少年でした。新旧座敷童子の信頼の強さを感じさせられる回です。

    0
    2021年02月23日
  • 座敷童子の代理人5

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    ラストシーンの美しい一枚絵を見たかったなぁ。
    今回はそれぞれが相手を大切に思った物語。幸せになって欲しい。大事な人を思うとき願うのはこの想い。

    0
    2021年02月23日
  • 初恋ロスタイム -Advanced Time-

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    幼なじみでいつも一緒だった主人公の桐原綾人と比良坂未緒。綾人は高校に入学し「絶対に成功する」との思いながらも意を決して未緒に告白しますが、見事に玉砕し、その時を境にお互い話をすることもなくなります。そんなある日、綾人は突然午後4時15分に時間停止現象に見舞われます。そして、自分以外のすべての時間が止まっている世界で、なぜか動ける未緒を出会います。未緒は同じ学校に通っていたという篠宮先輩に出会い、時間停止現象をロスタイムと呼んでいることやロスタイム中のルールを教えてもらったと言います。綾人はロスタイム中だけ昔のように未緒と仲良く過ごせるようになりますが、何か少しだけ違っていることに気づきます。前

    0
    2020年10月08日
  • 初恋ロスタイム

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    主人公で男子校の高校に通う相葉孝司は、ある日突然に、毎日午後1時35分になると時間停止現象(ロスタイム)という不思議な現象に巻き込まれるようになります。1時間、自分以外の時間が停止してしまいます。そんな中、同じようにロスタイムに時間が止まらない琥珀色の瞳を持つ女子高生の篠宮時音に出会います。二人はロスタイムを一緒に過ごすようになります。自分を語らない時音には、悲しい秘密がありました。ロスタイムだけに訪れる二人の青春物語です。ロスタイムの難しい説明は、さっぱりわかりません。このお話の主人公たちは頭がとても良いようです。

    0
    2020年10月03日
  • 後宮の夜叉姫

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    Tさんのお勧め。

    科挙をトップで通過し、妖も見える「女の子」。
    しかも皇帝の子供とあっては盛りすぎでは?

    スピード感のある展開で、
    ちょっと裏のある事件で面白かった。
    神獣の白澤が人間の前ではモフモフの白い猫に化けて、
    猫語を通訳してもらうのが面白かった。
    もうちょっと長くして、
    もったいをつけた話にしても良かったのでは。
    続きはあるのだろうか。

    0
    2019年10月02日
  • 座敷童子の代理人7

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    なんか巻を重ねるごとに大事になってきてる。もうすっかり神の領域に入ってしまっている。解釈は面白いけど。

    0
    2019年02月01日
  • 座敷童子の代理人

    購入済み

    面白い

    7巻までハマって読んでしまいました。こういう系統弱いんですよね・・・

    0
    2019年01月24日
  • 座敷童子の代理人3

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    ぬらりひょんのイメージが変わりました。食えないやつと思いきや
    人の心が聞こえたらわたしなら負の感情ばかりにとらわれ終わりよければ全て良し

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    2018年12月01日
  • 座敷童子の代理人4

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    うかつにも後半ウルウルきてしまった…ヤヒコくんめ。三者三様の想いに切なくなりました。カズサさんと先生の今後もきになる!

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    2018年12月01日
  • 座敷童子の代理人

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    作家として崖っぷちな緒方司貴が妖怪ネタ探しに訪れた岩手の旅館で出会う、人間みたいな座敷童子、河童、妖狐に、仲居の和紗や幸村が、それぞれくっきりしていて楽しかった。和紗の先輩である幸村が気を張って厳しくしている棘のなさや、悲しさよりもどこか華々しい神様との婚姻が印象的。緒方と童子の真実も意外だった。

    0
    2018年10月09日
  • 座敷童子の代理人5

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    作者の元警察官という経歴が存分に活かされている展開でした!妖怪たちが集まって裁判してる様子を思い浮かべると、本人たちは至って真剣だとは思うけど、微笑ましさを感じる。あと、今さらだけど題名になっている「代理人」という言葉も民法に出てくることに気づき、はじめから作者のカラーが全面的に出ていたことに、面白さを感じずにはいられません。それに、作者あとがきの、作者が実際体験した怪奇現象の話がやはり興味深くて面白いし、解釈の仕方が好き。毎巻、本編ももちろん楽しみにしてるけど、半分は作者あとがきの楽しみもある(笑)ただ、この作品のほぼ原作とも言える(私が勝手に言っているだけ)遠野物語の内容を私自身が忘れてし

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    2018年05月23日
  • 座敷童子の代理人5

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    童子の出番が少なく、司貴や迷家荘の人間の奮闘ぶりが良かった。先代の童子はずいぶんと皆に可愛がられていたようで、忘れてしまった側も忘れられてしまった側も寂しい。

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    2018年03月26日
  • 初恋ロスタイム

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    ネタバレ

    2018/3 7冊目(通算39冊目)。ロスタイムという時間のねじ曲がりによって出会った男女の高校生の初恋の物語。ロスタイムが起こる仕組みの説明が難しく、理解しながら読んだとは言い難い。ただ、お話としては、ボーイミーツガールもので、ロスタイムの中でやり取りをする部分はほのぼのとしていていい。彼女の秘密を知り、最後バットエンドになると思いきや、丸く収まる展開には拍手を送りたくなった。主人公と同じ時期の自分と比較すると、こんなに聡い部分はなかったなとわが身を反省したくなる。感想はこんなところです。

    0
    2018年03月11日
  • 座敷童子の代理人4

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    毎度、私のツボど真ん中を来てくださるので、この作品ほんと好き。妖怪と人間の恋が今回のメインテーマ。妖怪と人間の入れ替えと友情だけでも大満足の内容にプラスされていて、大満足です。このお話は、必ずほっこり終わってくれるというのもありがたい。バッドエンドや、哀しいハッピーエンドではないことに、心の休養として読める良さがあると思う。そして、次巻に繋がるであろう、緒方と和紗さんのラストが気になる。(それと、作者あとがきも…)早く続きが読みたい!あと、前も書いたかもしれないけれど、私もこの本の影響で柳田国男の「遠野物語拾遺」を読んだことが、物語の登場人物たちが当たり前のように理解している遠野の妖怪の逸話に

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    2018年02月17日
  • 座敷童子の代理人4

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    古い妖怪譚をひもとくと、生臭い話が出てきますね。今回は映画撮影が主軸ですが、もうひとつ撮影の描写が物足りない。この話だけを見てると、とても撮影がクランクアップしているように見えない。

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    2016年12月02日
  • 座敷童子の代理人3

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    人の心が読めるっていうのは、最初は楽しいかもしれないけど、実際は結構つらいだろうなと思う。ぬらりひょんがなんであんなに思わせぶりなのか気になりましたが、最終的には納得できる話でした。

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    2016年07月02日
  • 座敷童子の代理人2

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    続編読むの怖いなぁと思っていたのですが、想像していたよりは良かったです。
    続刊になってから妖怪たちの可愛いらしさが増した。台詞回しのクサさや主人公たちのキラキラした思考が若干綺麗過ぎて現実味がないきがしますが、そういうものだと思って読み進めれば妖怪たちの可愛らしさにそんなこと気にならなくなった(笑)
    子狸可愛いよ可愛いいいい。

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    2016年03月15日
  • 座敷童子の代理人

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    途中まで、お人好し系主人公が妖のお願いを断り切れず、次々とトラブルに巻き込まれていく、よくあるタイプのお話と思い込んでいたのだが、思わぬどんでん返しに驚いた。
    確かに、やや唐突な持っていき方とも感じたが、遠野という場所柄、妖たちのキャラクターなどが、そういう所をもうまくおさめてくれていると感じた。

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    2016年02月21日