仁科裕貴のレビュー一覧

  • 座敷童子の代理人

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    作家として崖っぷちな緒方司貴が妖怪ネタ探しに訪れた岩手の旅館で出会う、人間みたいな座敷童子、河童、妖狐に、仲居の和紗や幸村が、それぞれくっきりしていて楽しかった。和紗の先輩である幸村が気を張って厳しくしている棘のなさや、悲しさよりもどこか華々しい神様との婚姻が印象的。緒方と童子の真実も意外だった。

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    2018年10月09日
  • 座敷童子の代理人5

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    作者の元警察官という経歴が存分に活かされている展開でした!妖怪たちが集まって裁判してる様子を思い浮かべると、本人たちは至って真剣だとは思うけど、微笑ましさを感じる。あと、今さらだけど題名になっている「代理人」という言葉も民法に出てくることに気づき、はじめから作者のカラーが全面的に出ていたことに、面白さを感じずにはいられません。それに、作者あとがきの、作者が実際体験した怪奇現象の話がやはり興味深くて面白いし、解釈の仕方が好き。毎巻、本編ももちろん楽しみにしてるけど、半分は作者あとがきの楽しみもある(笑)ただ、この作品のほぼ原作とも言える(私が勝手に言っているだけ)遠野物語の内容を私自身が忘れてし

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    2018年05月23日
  • 座敷童子の代理人5

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    童子の出番が少なく、司貴や迷家荘の人間の奮闘ぶりが良かった。先代の童子はずいぶんと皆に可愛がられていたようで、忘れてしまった側も忘れられてしまった側も寂しい。

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    2018年03月26日
  • 初恋ロスタイム

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    ネタバレ

    2018/3 7冊目(通算39冊目)。ロスタイムという時間のねじ曲がりによって出会った男女の高校生の初恋の物語。ロスタイムが起こる仕組みの説明が難しく、理解しながら読んだとは言い難い。ただ、お話としては、ボーイミーツガールもので、ロスタイムの中でやり取りをする部分はほのぼのとしていていい。彼女の秘密を知り、最後バットエンドになると思いきや、丸く収まる展開には拍手を送りたくなった。主人公と同じ時期の自分と比較すると、こんなに聡い部分はなかったなとわが身を反省したくなる。感想はこんなところです。

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    2018年03月11日
  • 座敷童子の代理人4

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    毎度、私のツボど真ん中を来てくださるので、この作品ほんと好き。妖怪と人間の恋が今回のメインテーマ。妖怪と人間の入れ替えと友情だけでも大満足の内容にプラスされていて、大満足です。このお話は、必ずほっこり終わってくれるというのもありがたい。バッドエンドや、哀しいハッピーエンドではないことに、心の休養として読める良さがあると思う。そして、次巻に繋がるであろう、緒方と和紗さんのラストが気になる。(それと、作者あとがきも…)早く続きが読みたい!あと、前も書いたかもしれないけれど、私もこの本の影響で柳田国男の「遠野物語拾遺」を読んだことが、物語の登場人物たちが当たり前のように理解している遠野の妖怪の逸話に

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    2018年02月17日
  • 座敷童子の代理人4

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    古い妖怪譚をひもとくと、生臭い話が出てきますね。今回は映画撮影が主軸ですが、もうひとつ撮影の描写が物足りない。この話だけを見てると、とても撮影がクランクアップしているように見えない。

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    2016年12月02日
  • 座敷童子の代理人3

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    人の心が読めるっていうのは、最初は楽しいかもしれないけど、実際は結構つらいだろうなと思う。ぬらりひょんがなんであんなに思わせぶりなのか気になりましたが、最終的には納得できる話でした。

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    2016年07月02日
  • 座敷童子の代理人2

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    続編読むの怖いなぁと思っていたのですが、想像していたよりは良かったです。
    続刊になってから妖怪たちの可愛いらしさが増した。台詞回しのクサさや主人公たちのキラキラした思考が若干綺麗過ぎて現実味がないきがしますが、そういうものだと思って読み進めれば妖怪たちの可愛らしさにそんなこと気にならなくなった(笑)
    子狸可愛いよ可愛いいいい。

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    2016年03月15日
  • 座敷童子の代理人

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    途中まで、お人好し系主人公が妖のお願いを断り切れず、次々とトラブルに巻き込まれていく、よくあるタイプのお話と思い込んでいたのだが、思わぬどんでん返しに驚いた。
    確かに、やや唐突な持っていき方とも感じたが、遠野という場所柄、妖たちのキャラクターなどが、そういう所をもうまくおさめてくれていると感じた。

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    2016年02月21日
  • 初恋ロスタイム

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    いまだって痩せ我慢は続けてる。あたしはそうやって自分のイメージを守ってきたわけ。だから積み重ねてきたものを奪われるのが、何よりつらい。

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    2016年01月29日
  • 座敷童子の代理人2

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    2作目になっていい雰囲気になってきた。人、妖怪、神、それぞれの関係のバランスが心地いい。波乱が起きなければ物語にはならないけど、このバランスを保ってシリーズが続いてほしいです。

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    2015年11月08日
  • 座敷童子の代理人

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    遠野物語で知られる東北の地、座敷童子の伝説のある宿があり、そこが物語の舞台です。

    作家生命をかけてそこでの執筆をもくろむ主人公、緒方司貴はそこで不思議なものたちと出会い、いろんな出来事がおこります。

    ほのぼので好きな感じのストーリーです。が、ラストの展開が今一つ腑に落ちない感じでした。

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    2016年09月06日
  • 罪色の環 ―リジャッジメント―

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    「あなたたちは裁判員に選ばれました。日給400万で疑似裁判をしてください。」
    6人の男女はとある島に集められた・
    その目的は無罪判決を下された強盗殺人事件の再審。
    しかし、ある真実が浮かび上がってくる。
    死刑か無罪か、究極の2択。リーガルサスペンス開廷。

    途中までは山場はいつ来るのだろうともやもやしていたのだが、真実と目的が分かり始めてくると一気に入り込んでいけました!
    キャラが立ってないことと結末は納得がいっていない部分があるけど、物凄く読み応えがある1冊です。
    MW文庫ということで挿絵がないのだが、あると人物像や雰囲気がより伝わると思うので欲しいな。

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    2015年02月25日
  • 罪色の環 ―リジャッジメント―

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    死刑か無罪かを決める裁判ゲーム。

    新人の作品にしてはなかなか面白かった。

    日本の司法制度、裁判員制度だとか死刑制度だとかが抱える問題について考えさせられる面も。

    でもなんだかんだいってエンタメ小説。
    雰囲気としてはライアーゲーム。

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    2014年04月03日
  • 座敷童子の代理人3

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    ぬらりひょんに、さとりの女の子に雪女とまた新しく妖怪たちが登場
    育ての親の伯父夫婦とのわだかまり取れたみたいでよかった。
    このシリーズ読んでると遠野に旅行に行きたくなる。

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    2026年05月30日
  • 座敷童子の代理人

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    こういうお話好き〜
    妖怪が好きな私にはぴったりなシリーズ
    ラストの伏線回収にもスッキリ
    続きも絶対読む!

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    2026年05月13日
  • こちらはただの「落とし物係」です! 警察行政職員・音無遠子の流儀

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    広島県警皆実署会計課で働く音無遠子は、窓口で拾得物の仏像に触れた瞬間、脳裏に映像が浮かび…。

    驚くのは、それは1年前に投身自殺した友人だったからで、何故、仏像からかこの現場が視えたのか。

    気になり調べようとする遠子だが、捜査権のない会計課なので、捜査費返納の件で知り合った鳴上刑事が成り行きで捜査することになる。

    3話あるが、話が進むに従って遠子と鳴上の関係や遠子の上司の西島のことも明らかになる。

    サイコメトリーであり、相貌失認という認知障害がある遠子の頑張りが報われる。





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    2026年05月09日
  • こちらはただの「落とし物係」です! 警察行政職員・音無遠子の流儀

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    サイコメトラーの能力とは・・・

    小さな仏像が拾得物として届けられ、触った瞬間に脳裏に映像が流れる。
    その能力(サイコメトラー)を使用し事件の解決の糸口とする。

    警察の内情など知れるのも面白く、著者自身が警察官だったのもありリアル感があって面白かったです。

    3つの事件が最終的に・・・ってのにはビックリしました。
    その物語展開も面白かったです。

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    2026年05月04日
  • 後宮の夜叉姫4

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    沙夜が大活躍
    やっぱり頭がいい子なんだろうなぁ。
    そして、表紙が今までで一番好き

    衝撃のラスト
    ついに昭星が動き出した。
    燕青も… 
    たしか次が最終巻
    どうまとるんだろう…

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    2026年04月12日
  • 罪色の環 ―リジャッジメント―

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    ネタバレ

    島に集められた6人の男女。彼らはとある事件の加害者と被害者。自らが関わった事件に対し、彼らは再裁判をすることになるが-。オチが一転して平和で、多少のつまらなさは感じたものの、そこにいく過程はとてもおもしろかったです。判決の結果によっては、死刑もありえる。手に汗握りました。媒体は違いますし、そこまでの毒はありませんが、ダンガンロンパの匂いがちらちら。著者に興味を持ったので、違う作品も読んでみたいと思います。

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    2026年03月23日