あらすじ
元公安警察官が描く初の警察ミステリー!
今日も警察署に届く訳あり、いわくありの拾得物たち……
広島県警会計課で働く音無遠子のもとに、
小さな仏像の落とし物が届く。
仏像に触れた瞬間、遠子の脳裏にマンションから女性が落下するビジョンが…!
彼女は、1年前に別の仏像を拾った直後に投身自殺した女性で、
なんと遠子の友人だった。
なぜ、この仏像から落下現場のビジョンが浮かんだのか。
友人の死に疑問を持っていた遠子は独自で捜査に乗り出す。
落とし物の記憶を頼りに広島の街を縦横無尽に駆ける。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
面白かったーーー!!
初めましての作者さん。
警察の描写がものすごくリアルだったので、絶対警察関係者‥と思ってたらビンゴ!
しかも元公安のエリート警察官。
異色の経歴すぎる‥。
サイコメトラーがテーマの小説、漫画では読んだことあるけど小説ではなかなか珍しい気がする。
拾った落とし物の「記憶」を頼りに真相を探すバディもの、絶対面白いやつやん。
ただ冒頭の事件の始まりがあまりにも不穏すぎて、
ちょっとショックだった‥。笑
これからたくさん出てくるのかな?と思っただけに、悲しかったし、ホラーだった‥。
でもそのおかげで、ミステリー感強まった気がする。
そしてこの本の最終的な犯人も驚き。
シンプルに驚いた。
キャラクターもとっても良いので、
ドラマ化しても楽しいだろうな〜と思いました。
エンタメミステリー小説のようで読みやすかった!