あらすじ
しがない妖怪作家・緒方司貴のもとに、遠野から不思議な宅配便が届いた。その中身とは……可愛い子狸の妖怪!? 異変を感じた司貴は、相談役「座敷童子の代理人」として、子狸を連れて遠野の旅館「迷家荘(まよいがそう)」を再び訪れる。 今回の妖怪たちの悩みとは、六角神社で行われる「妖怪祭り」の大騒動。司貴は、相棒である童子や河童たちとカラス天狗たちを説得するが、さらに増える子狸と天女の問題。 そんなてんこ盛りの悩みと向き合う中で、司貴と童子の“座敷童子コンビ”は過去の記憶を少しずつ取り戻し……。 訳あり妖怪たちがおくる、笑って泣ける平成あやかし譚。
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Posted by ブクログ
狸の空太が可愛かった。
番頭として仕事をこなしながらまた妖怪のトラブルに巻き込まれて座敷童子と解決していく中、新事実が判明したり、再会できたり。
てんこ盛りで楽しかったです。
Posted by ブクログ
続編読むの怖いなぁと思っていたのですが、想像していたよりは良かったです。
続刊になってから妖怪たちの可愛いらしさが増した。台詞回しのクサさや主人公たちのキラキラした思考が若干綺麗過ぎて現実味がないきがしますが、そういうものだと思って読み進めれば妖怪たちの可愛らしさにそんなこと気にならなくなった(笑)
子狸可愛いよ可愛いいいい。
Posted by ブクログ
2作目になっていい雰囲気になってきた。人、妖怪、神、それぞれの関係のバランスが心地いい。波乱が起きなければ物語にはならないけど、このバランスを保ってシリーズが続いてほしいです。