あらすじ
遠野の旅館「迷家荘(まよいがそう)」には妖怪をはじめ、いろんな問題を抱えた人たちが集まる。それは京都に住む妖怪退治のスペシャリスト「陰陽師」たちもご多分に漏れず……。近頃、占い師として有名な陰陽師・久我凪人(くが なぎと)。彼とその弟の綾斗(あやと)は、座敷童子がいるという遠野の旅館をお忍び旅行で訪れる。だが、もちろん観光旅行などではなく……。司貴(しき)・座敷童子のコンビは、「鎌鼬(かまいたち)」や「式神」の問題に関わることで陰陽師兄弟が抱える悩みを知るのだが――!? 遠野と京、人と妖怪、そして陰陽師――意外な接点と、“あの人物”も登場する新章「遠野・陰陽師編」開幕!
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Posted by ブクログ
二人の兄弟がこれからも関わっていくのを思うと楽しみ!
座敷童子のこと、きっと悪いようにはしないという願望含めた作者さんへの信頼で、これからも読み続けたいと思う。
二つの事件が最後に同時に解決するの、とても嬉しい気持ちになる。
遠野がどんどん好きになるな!
Posted by ブクログ
前作の酒呑童子もだが、問題が解決して消えてしまうのかと思わせつつ、あっさり復活。
今作でもしかり。キャラとしてはいなくなるのは寂しいけど、なんかしっくりしない。
陰陽師絡みは次巻にも続いていくようだ。
怪しげなラストだったけど、きっとほっこりまとまるんだろうなぁ。
管狐たちの「脳が小さいから」と物事にこだわらないとこが好き。