山田真哉のレビュー一覧
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身近な出来事の疑問から、会計の重要なエッセンスを学び取れる良い書籍です。
「会計が嫌い」「会計が苦手」「会計を学んでも意味がない」と思っている方のために…と謳っている通り、身近な事例から、会計の重要な考え方を学ぶことができます。話が面白いのももちろんのこと、エピソード自体と専門知識の解説のバランスが非常によい塩梅でまとめられていて、すんなりと頭に入ってきます。
特に、山田先生のユニークさが際立つ所で、印象に残っている部分がありまして…
"ベッドタウンにある高級フランス料理店のお店は、まるで銀座にある100円ショップのように、商売の原則を明らかに無視した商売をしているといえる。そ -
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山田真哉(1976年~)氏は、阪大文学部卒、受験予備校勤務を経て、公認会計士。2002年に『女子大生会計士の事件簿』で小説家としてデビューし、その後、会計関係の一般書を多数執筆。
本書は、2005年に出版され、160万部を超えるミリオンセラーとなっている。
私は新書を含むノンフィクションを好んで読み、興味のある新刊はその時点で入手するようにしているが、今般、過去に評判になった新書で未読のものを、新・古書店でまとめて入手して読んでおり、本書はその中の一冊である。(本書は、あまりにもキャッチ―なタイトルに、出版当時は敬遠してしまったのだ)
本書は、「どうして会計は難しいのか?」、「どうして会計の入 -
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ネタバレさおだけ屋はなぜ潰れないのか?~身近な疑問からはじめる会計学~ (光文社新書)2005/2/20
会計入門へのとっかかりとして良い
2013年4月13日記述
山田真哉さんによる会計の入門の入門としての本。
経理についていない人になぜ会計の知識が重要なのかを理解させるのに良いと思う。
いくつかの話し、さおだけ屋がなぜつぶれないのか?高級フランスレストランが田舎にあるのになぜ続くのか?
など身の回りにある不思議な現象を会計の知識を
解説しつつ解き明かしていく様は見事でした。
副業として経営している人が多いというのが謎の大半。
売上を増やすより節約が賢明。
節約は%ではなく絶対額で考える。