山田真哉のレビュー一覧
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匿名
購入済み会計士の華々しい側面のみかな
会計監査のイメージはつかめるので、会計というもののとっかかりにはなります。
ただ、監査でこんなにいろいろ粉飾とか、いろんなものが見つかるわけではないと思うので、、このイメージで会計士になろうとする人がいたら危険かも(笑) -
Posted by ブクログ
山田真哉(1976年~)氏は、阪大文学部卒、受験予備校勤務を経て、公認会計士。2002年に『女子大生会計士の事件簿』で小説家としてデビューし、2005年に出版された『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』は、160万部を超えるミリオンセラーとなっている。その後、会計関係の一般書を多数執筆。
私は新書を含むノンフィクションを好んで読み、興味のある新刊はその時点で入手するようにしているが、今般、過去に評判になった新書で未読のものを、新・古書店でまとめて入手して読んでおり、本書はその中の一冊である。
本書は、『さおだけ屋~』の最終章に取り上げられていた「数字のセンス」というテーマへの読者の関心が高かったことから、会計に留まらない数字の使い方を紹介した続篇の下巻(2008年)で、「数字に騙されない」と「会計の限界」という観点から書かれている。(上巻の『食い逃げされてもバイトは雇うな』(2007年)は、「数字がうまくなる(数字をうまく使いこなす)」という観点)
目次・内容は以下である。
第1章 数字の達人は、特になにもしない・・・数字には、①作られた数字、②関係のない数字、③根拠のない数字、④机上の数字、という「禁じられた数字」もあるので、数字の裏側を読むことが大事。
第2章 天才CFOよりグラビアアイドルに学べ・・・現在は「(事業)計画」への信仰が強いが、本来は、計画に囚われ過ぎず、環境の変化に応じて切れるカード(切り札)を増やすことが大事。
第3章 「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い・・・「効率化」は会計的には正しい行動だが、本来は、非会計的視点も考慮ことが大事
第4章 ビジネスは二者択一ではない・・・会計的視点と非会計的視点の双方から解決策(妙手)を見つけるのが経営者の仕事
終章 会計は世界の1/2しか語れない・・・科学的性格の強い「会計」と非科学的性格の強い「ビジネス」のバランスが大事
私は長年、会計・財務のスキルを必要とする仕事をしており、『さおだけ屋~』はとても楽しく読ませてもらい(内容は平易なので、新たな知識が得られたということはないが)、続篇(上・下)も期待していたのだが、残念ながら、続篇の常として、前著ほどの切れ味は見られなかった。
特に、下巻の本書では、著者が日頃感じている「会計が信頼されすぎている」こと、それ故に、企業の事業計画と効率化が重視されすぎていることへの問題意識がベースとなっており、最終的には、経済活動は、科学的な「会計」と非科学的な「ビジネス」のバランスが大事と結ばれているのだが、私自身その主張には大いに共感するものの、本書を会計・数字に関する入門書として読む向きには、焦点が定まりにくくなってしまったかも知れない。
(2022年7月了) -
Posted by ブクログ
山田真哉(1976年~)氏は、阪大文学部卒、受験予備校勤務を経て、公認会計士。2002年に『女子大生会計士の事件簿』で小説家としてデビューし、2005年に出版された『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』は、160万部を超えるミリオンセラーとなっている。その後、会計関係の一般書を多数執筆。
私は新書を含むノンフィクションを好んで読み、興味のある新刊はその時点で入手するようにしているが、今般、過去に評判になった新書で未読のものを、新・古書店でまとめて入手して読んでおり、本書はその中の一冊である。
本書は、『さおだけ屋~』の最終章に取り上げられていた「数字のセンス」というテーマへの読者の関心が高かったことから、会計に留まらない数字の使い方を紹介した続篇の上巻(2007年)で、「数字がうまくなる(数字をうまく使いこなす)」という観点から書かれている。(下巻の『「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い』(2008年)は、「数字に騙されない」と「会計の限界」という観点)
目次・内容は以下である。
イントロダクション 「Web2.0」『ゲド戦記』がすごい本当の理由・・・数字には、①順序がある、②単位で意味を固定する、③価値を表現できる、④変化しない、という4つのルールがある。
第1章 今日は渋谷で6時53分・・・数字は、①あえて言い切る、②常識をいい意味で破る、③端数を切ってシンプル化する、ことによって言外の意味を持たせることができる。
第2章 タウリン1000ミリグラムは1グラム・・・数字は、①言い換える、②割り算をする、③単位を換える、ことによって印象を変えることができる。
第3章 食い逃げされてもバイトは雇うな・・・会計で大事なことは、「金額重視主義」「損益計算」で数字をありのままに見ること。
第4章 決算書の見方はトランプと同じ・・・決算書を見る上で大事なことは、「読む」のではなく、トランプのババを「探す」こと。
私は長年、会計・財務のスキルを必要とする仕事をしており、『さおだけ屋~』はとても楽しく読ませてもらい(内容は平易なので、新たな知識が得られたということはない)、本書も期待していたのだが、残念ながら、続篇の常として、前著ほどの切れ味は見られなかった。
それでも、「うまくなるコツは“99%の意識と1%の知識”」という著者の主張には共感するし、説明の際に数字を使うと説得力が増すこと、ビジネスにおいては自分にとって有利な数字が使われることが多いこと(不利な数字は敢えて使われない)、事象を感覚や印象で捉えずに数字で考えると分かりやすくなること、等々、会計的な側面に限らない数字の使い方(使われ方)をわかりやすく説明した内容は、幅広いビジネスマンに役立つものと思う。
(2022年7月了) -
Posted by ブクログ
なんか昔こんなん流行ったなってふと思いだして手にとった一冊。
タイトルは非常にキャッチーですが、要は世の中数字(主にコスト)に意識するのとしないとでは天と地ほどの差があるんで、是非とも数字を苦手がらずに親しんでみてっ。ていうエントリー本。
流行ってない中華屋さん。古びた古本屋さん。マニアックなアンティーク屋さん。
どれも何故長いこと生き残っているか不思議な店ではあるも、数字で経営を紐解いていけばその理由が必ず分かるとさ。
別に数字強くないし、簿記もさわりしかやってないからそんな詳しくはないんだけど、まぁなんつうか結構ありきたりなこに終始していた印象です。えらそうですが。。
ホントの意味のエントリー本。著者曰く1時間で読めるそう。僕はちょくちょく読んでそれ以上かかりました。少しでも興味ある人は良い暇つぶしになるかと。