ジョン・P・コッターのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ上司に示唆されて読んだ本。大きな体制・慣習変更を伴う施策を自らリードする際にふと手に取ったら、先々落とし穴になりそうな点に気づけて大変参考になった。
印象に残った点
★企業を変革する際にわれわれの犯す最大の過ちは、十分な危機感を盛り上げないうちに変革に突入すること。この種の過ちは正に救いがたい。従業員の50%、管理職の75%、経営者の全員が危機認識を持つ必要あり。16、86、95
★ライン部門のリーダーからの強力な支援が得られない変革推進チームでは、組織内の非効率の原因となっている障害を克服するために必要なパワーは獲得できない。22、83
★★変革を推進するビジョンを5分以内で説明しきれない -
Posted by ブクログ
ネタバレ「企業文化」という言葉は、大半の企業にとって悪い意味で使われることが多い印象を受けます。
トップの独裁的な経営判断、現状維持バイアスに汚染された社員と同調圧力に洗脳されたその他マジョリティ、会社・現場の課題と向き合わず無価値なことを創造・実行するリーダー職。
うちの会社もそんなクソみたいな人が多いので、本書を読んでとても「あ~確かに」と頷くことが多かったです。
変革には多少の血を流すことは当たり前ですが、それを如何に最小限に抑えるか、マイノリティの納得者を如何に増やし変革を達成・継続していくか。
段階的に進めることの重要性とそのノウハウが書かれています。
自分もまさしく会社の変革禍の中心に -
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Posted by ブクログ
企業変革の過程で辛くなったときに読み直したい一冊。
変化の激しいこれからの時代は、マネジメントよりリーダーシップが求められる、そして優れたリーダーたちが何人も集まることで、複雑な企業組織においてインパクトのある変革を起こせる、という内容。
もっと早く読んでおきたかったと思いつつ、これから転職先で社運をかけたプロジェクトに参画することも分かっており、私自身が一員として、自己犠牲をしながら、長期ビジョンを持ちつつ、心折れずにこのプロジェクトを成功させなくてはならない。そういった心がけを持つためのバイブル的な本。
ただ、充分な資本力を持ちながら、「本気でグローバルで勝つ」「圧倒的な危機感をもつ」→「 -
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Posted by ブクログ
開始:20071210、終了:20071210
まさに「改革の教科書」とも呼べる本ではないだろうか。企業に中で、実際に聞かれるような会話を例に出し、内容としてもとても現実的で腑に落ちるものだ。最初に変革が失敗する過ちを記載し、そこから変革の8段階のプロセスを説明している。8段階のプロセスは、?危機感を植えつける、?変革推進をガイドするチームを生む、?ビジョンと戦略を作り出す、?変革のためのビジョンを周知徹底する、?行動に向けて多数の参加者をエンパワーする、?短期的な成果を生む、?前進を確認し、さらなる変革に結びつける、?さらに企業文化に新しい方法を定着させる。コッター氏は、過去における成功こ -