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Posted by ブクログ
非常に読みごたえのある本でした。
この本の主題は、企業変革、すなわち何かを企業内で起こそうとするためには、8つの段階のプロセスが順番通り行われていく必要がある、というものです。
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■大規模な変革を推進するための8段階のプロセス
1. 危機意識を高める
2. 変革推進のための連帯チームを築く
3. ビジョンと戦略を生み出す
4. 変革のためのビジョンを周知徹底する
5. 従業員の自発を促す
6. 短期的成果を実現する
7. 成果を生かしてさらなる変革を推進する。
8. 新しい方法を企業文化に定着させる
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特に初期の段階である関係者の危機意識の情勢は、この本のいたるところで触れられており、非常に重要な内容であることがわかります。
また、各段階においても必要なことや失敗例などが記載されており、具体例も多く取り入れられているため、頭に入ってきやすいです。
主に経営者が旗を振って改革する観点から書かれているものの、この進め方は個々のプロジェクトにも応用できる形にもなっています。組織の中でで物事を進める標準的な進め方として、学びが多い読書体験となりました。
Posted by ブクログ
企業変革の過程で辛くなったときに読み直したい一冊。
変化の激しいこれからの時代は、マネジメントよりリーダーシップが求められる、そして優れたリーダーたちが何人も集まることで、複雑な企業組織においてインパクトのある変革を起こせる、という内容。
もっと早く読んでおきたかったと思いつつ、これから転職先で社運をかけたプロジェクトに参画することも分かっており、私自身が一員として、自己犠牲をしながら、長期ビジョンを持ちつつ、心折れずにこのプロジェクトを成功させなくてはならない。そういった心がけを持つためのバイブル的な本。
ただ、充分な資本力を持ちながら、「本気でグローバルで勝つ」「圧倒的な危機感をもつ」→「企業変革を起こす」ということを前提に戦える日本企業は少ない。
ある意味、非常に辛いプロジェクトなのは見えているけれど、とても素晴らしいタイミングに転職できるのではないか。
市場ではなく社内にばかり意識を向け、短期的な売上成果を追い求め、危機感を持てない、戦えない、コミット出来ない。それに苦しんだ一年だった。
どんなに苦しくても、この一年より有意義だと信じて、コミットする。それが、顧客、組織、株主皆に有益であるなら、走り続けたい。
Posted by ブクログ
開始:20071210、終了:20071210
まさに「改革の教科書」とも呼べる本ではないだろうか。企業に中で、実際に聞かれるような会話を例に出し、内容としてもとても現実的で腑に落ちるものだ。最初に変革が失敗する過ちを記載し、そこから変革の8段階のプロセスを説明している。8段階のプロセスは、?危機感を植えつける、?変革推進をガイドするチームを生む、?ビジョンと戦略を作り出す、?変革のためのビジョンを周知徹底する、?行動に向けて多数の参加者をエンパワーする、?短期的な成果を生む、?前進を確認し、さらなる変革に結びつける、?さらに企業文化に新しい方法を定着させる。コッター氏は、過去における成功こそが変革を妨げる要因になるとも指摘している。つまり、マネージャーは過去の成功の延長線上で仕事をするが、リーダーは新しい組織を作る、ということだ。学んだこととして、「ビジョンとは将来のあるべき姿である」、「すぐれたビジョンは人々に何に挑戦すればよいか明確な根拠を示す」、「一言二言でも美損について語る、努力が積もり積もると大変な量の効果的なコミュニケーションが実現する」、など。本書は、全てのポイントにおいて社内でよく聞かれるようなセリフがちりばめてある点が、とても身近に感じさせるのだろう。それにより臨場感をもって読むことができる。
Posted by ブクログ
企業変革といえばコッター氏というほど今や世界を代表する当該分野の第一人者だと思うのですが、本書はコッター氏の長年のご経験をふまえた企業変革の集大成的だと思います。本書では、企業変革を成功裏に進めるために「必ず踏まなければならない」8つのステップを1つずつ丁寧に説明されています。このステップ全てがなぜ重要なのか、なぜあるステップを飛び越して次に行ってはいけないか、などがかなり説得力を持って展開されています。本書を通じて印象に残っているキーワードは、「変革のためのビジョン作成のためには頭脳と心の両面が必要である」つまりロジックだけでは不十分で熱意、誠意、あるいはリーダーの価値観を十二分に注入しなければいけない、ということで、変革のテクニカルな面というよりは人間的な側面に注目していて大変共感しました。また本書ではたびたびマネージャーとリーダーの違いについて述べられています。そしてこれからの「リーダー」はリーダーシップを育てることはもちろん(著者はリーダーシップは育成できるとしている)、マネジメントも企業変革にとっては極めて重要と言うことで、この点も大変共感できました。
唯一の不満といえば最終章で「これからの企業像」が述べられていますが、書いてあることは他の人もいっているようなことの繰り返しで、(例:フラットな組織、スピードを持った組織)、目新しさはなくやや退屈でした。もう1つ、私が購入したのは13刷なのですが、ところどころに誤字脱字が依然としてあり(例:「方向」ではなく「方行」なんていう誤字)、また日本語の翻訳の質も正直70点くらいかなという印象で、そこは改善の余地があるかと思います。
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