鈴木晶のレビュー一覧
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死は土で天国は花。
死の土壌から美しいものがにじみ出し、天国が出現する、という考え方に共感。
エンバーミング含めた葬儀を家業とする著者のブログがきっかけに書かれた本書。
死を隠し、忌み嫌うことで、恐怖が増す。そして幸福から遠ざかる。
昨今の愚かな選択のために、いま、幸せに生きることを奪われている子どもたち。死なないために生きているのではなく、いま、ここで、生きる喜びを感じるために、いのちを燃やすために、生きるべき。死は不可避で、何よりも優先されることではない。
死について、生について、考えることが大切だと改めて思った。
中村哲さんは、地獄に天国を出現させた人だなあ、ということも、読みながら頭を -
Posted by ブクログ
別冊NHK100分de名著 「幸せ」について考えよう (島田 雅彦;浜 矩子;西 研;鈴木 晶)
アダムスミス、フロイトなどの過去の識者は幸福をどうとらえたのか?を総合的に解説。
まず資本主義の開祖アダム・スミス。どちらかというと自由放任のイメージがあるが、金銀財宝の量に富の源泉を見出す重商主義を否定し労働によってこそ価値が生まれるという労働価値説を展開しました。重商主義ならぬ「重人主義」。
人々に、話す力と同じくらい黙っている力があれば、世の中はもっと幸せになるだろう。──スピノザ
「幸福」について、初めてちゃんとしたかたちで語った哲学者はアリストテレス(*)です。『ニコマコス倫理学』という -