川田のレビュー一覧
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IH予選決勝の激闘は続く。
二人戦はチヒロと荒木。レスリングと柔道の異種格闘技相撲の戦いは、チヒロの勝利。
中堅戦は、ユーマと金盛。ユーマ善戦むなしく金盛の勝利。贖罪に苦しめられるユーマ。彼が相撲を自分のためにとる日はいつの日か。
副将戦は小関と真田。7巻の大一番。
立ち合い後、自分の勝利を確信する小関の頼もしさときたら。自惚れでも侮りでもなく、自信が確信になって得られた勝利への予感。
スポーツ選手の覚醒する試合というのは、震えるものがあります。そこに立ち会えた喜び。そして、覚醒後の強さを理解しながら、立ち向かう真田の心意気もいいです。
相手の強さは知っているけど、だからといっておとなしく負 -
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火ノ丸相撲にはこれまで「名台詞」として語られる台詞がなかったが、第二部で横綱の口から飛び出したこのフレーズは、物語が進むたび意味を深くしていくだろうなと思う。
「本当に相撲を愛しているのなら 相撲で幸せになれぃ!!」
これまでも川田氏はこの漫画の構築・展開に類稀な漫画力を発揮し続けてきたが、その果てに刃皇というキャラクターを生み出し、愛を語らせたところにはもう賞賛の言葉が見当たらない。第一部、高校生編の登場人物たちの造形はどれも抜きん出て洗練されたものだったが、この大横綱についてはほとんど発明といっていい。少年誌、いや青年誌を含めても、その地平を切り拓くような、まったく新しい存在。感動。 -
購入済み
いよいよ団体戦決勝!
ついに決勝です。この巻では3戦目(中堅)の終わるまで描かれてます。いずれの試合も熱く、とても楽しんでみれますよ。
特に次鋒戦は必見です。
早く17巻が見たい笑 -
Posted by ブクログ
「ハイキュー!!」に続いて、最近のジャンプスポーツマンガで激アツな「火ノ丸相撲」です。
個人的に、異種格闘技で最強は?の答えが「力士」の自分としては、面白さ時間一杯待ったなしです。
かつて、曙の大晦日参戦によって相撲は弱い、とレッテルを貼られてしまいました。そんな中で、勝利後のマイクパフォーマンスで「相撲は強いんだよぅ!!」と吠えた戦闘龍に、感動したのもいい思い出です。
選手に異名&必殺技。定番なんですが、なかなか日本刀&漢字というところが、琴線震えさせます。国宝級の日本刀が、選手の異名になるということで、「鬼丸国綱」「三日月宗近」が出てきてますね。「数珠丸恒次」「大典太光世」「童子切安綱