鈴木有布子のレビュー一覧

  • Sugar Sugar Honey 1

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    作者さんの「ゴマ塩とぷりん」がとても良かったので、こちらも読んでみました。やっぱりすっごく面白い!この作者さんの主人公、いつも魅力的だなぁ。

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    2021年10月15日
  • 上條先生のお嫁さん

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    のんびりしっかり

    40歳作家のダンナさんと20歳の奥さん、やいちゃんのお話。
    ゆったりした空気感の中でしっかりしている、しっかりが身についているやいちゃんの前向きさに魅かれました。読んでると、ふたりの馴れ初めもわかります。
    そんな空気感の中でも、それぞれが人には見せたくない黒い部分もあるリアルさも自然とハマる要因のひとつかな。
    続きとかないのかなぁ。

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    2021年07月04日
  • 愛に愛らし愛しいあなた

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    幸せになれます

    すごくほっこりしました

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    2021年05月12日
  • 上條先生のお嫁さん

    ネタバレ 購入済み

    寒いなら、読んで暖をとるべし

    上條先生とお嫁さんのやいちゃんの日常が丁寧に描かれてます。

    いや〜、久々に読み応えありました。吹き出したり、しんみりしたり、色んな感情が総動員されるというか、上手いです。よく一冊に詰め込んだものだなぁ、と。

    北海道の風土ややいちゃんの生い立ちとか説明臭くなく、ストーリーに流し込んであるとことか、兎に角描き方が素晴らしい。

    どこかにレオナールがいないかと、暫く探してしまいそうです。

    #泣ける #笑える #感動する

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    2021年04月29日
  • ちょっと今から仕事やめてくる

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    「仕事とは?」
    を考えてしまう作品。

    会社に属することで、死なたくなるくらいなら
    さっさと離別するが吉。

    命を賭してする仕事とは?

    そんな仕事は要らない。
    プライドも大事だけど、そこまでする必要は無い。

    それで回らなくなるなら会社の責任。

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    2021年01月13日
  • きみの処方箋

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    泣ける!の一言

    月村さんの作品の名で、大好きな作品の一つです。自分だけ家族じゃないといじける智朗と、智弘の従兄の克己の話が中心で、いじけた視点から見る人生や人間関係の景色と、心を強くもち、温かい視点から見える人生の景色の違いを明確に示してくれる作品でもあり、高校生たちの自分の想いが上手く表現しきれないもどかしい気持ちがよく表現されていて、何度読んでも感動の嵐です。研ぎ澄まされる前の繊細だったり、痛々しい感性がとても美しく描かれていました。あんなに明るい克己の過去、厳しい伯父さんの想い、伯母さんの温かさなど、自分自身を振り却って、学びたいことが沢山ありました。

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    2020年05月01日
  • 箱の中のいつかの海

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    一本の映画を見終わったような気分になりました。

    曾祖母の遺品の中から出てきた、曽祖父とは違う名前の婚姻届。16の時に四国から農地を求めて北海道へやってきて北海道で結婚したということしか知らなかった曾祖母、曽祖父と「理想の夫婦」であったはずの彼女のことを知るために、主人公高瀬あかりはひとり四国へ向かう。そこで耳にする曾祖母の話には良いものは無かった。

    曾祖母の住んでいた家を探すために訪ねた役所の窓口でさっそく冷たくあしらわれたり、年寄り連中は何かを知っているように口をつぐんだり。
    最初のうちは人物像が見えなかった曾祖母の、本当の姿が見えてくる後半はもう、ハラハラして読むのが止まらなかった!!

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    2014年05月15日
  • 星河万山霊草紙(2)

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    ウサギドロップにしても、これにしてもそうだけど
    小さかった子が思春期を経て大人になる課程をみれる漫画はゾクゾクする。特に馬鹿なおっちょこちょいみたいなこがイケメンになってたりすると最高。

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    2013年05月23日
  • 罪と罰(1)

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    ざしきわらしの神さんと暮らす一色家。こんなかわいい神さんがいたらなぁ~と思いながら癒されています。
    現在3巻まで(完結か)

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    2013年04月27日
  • 星河万山霊草紙(2)

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    ネタバレ

     1巻の最後での急展開を受けての2巻目。一歩はもう無邪気な中学生ではなく、ほおずきを追うのもやめて 幼馴染の望音(もね)という彼女もいる高校生。
     だが一歩は 蛙の精 ましろから聞いた秘密を 決してほおずきに 話さない と決めて 本当の気持ちは押し殺していた。
     一方ほおずきも 自分から一歩が卒業していくことに これまで感じたことのない 心の揺れを覚えていた。


     後半の展開が少し早い気もするが 2巻で終わるのは分量的に丁度よい感じがする。

     ほおずきの心の揺れの描写は結構好きかも。

     続編を描けば描けるんだろうけど この物語はここで終わるのが余韻を残して いいのかな。

     優しい、いい

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    2013年03月18日
  • 星河万山霊草紙(1)

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    ネタバレ

     「木霊(こだま)」と呼ばれる木の精霊が人に嫁ぎ、その子孫には植物を「起こす」力がある・・・それが当然の事実として受け入れられている星河町では、町の人間は皆木霊の子孫。だが人に混じった木霊達も寿命を迎えていき、今は樹齢1200年のケヤキの精、 ほおずき をただ一人残すのみ。通常は夫が寿命を迎えれば、嫁いだ木霊もやがて消えるのだが、ほおずきの夫 天馬 は海で消息を断ち、今も帰りを待つ彼女は生き続けている。もう130年も。
     ほおずきの直系の子孫 一歩は 「起こし」の力も持たず 勉強もできない問題児だが、五代前の先祖であるほおずきに幼少時命を救われ、冗談にまぎらせながらも強い思慕の気持ちを持ち続け

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    2013年03月18日
  • 丘の上のバンビーナ

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    ネタバレ

    「旬」のふたりの娘(小学校二年生)と、犬のバンビーナの物語。犬の気持ちがわかる、会話ができる、という犬好きには超羨ましい話。
    飾ることを知らないバンビーナの力で、いろんな人につながりができていく、世界が広がっていくというもう一つのストーリーも楽しいです。六年生の男の子との友情(幼い恋)も可愛い!

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    2013年03月17日
  • 反面王子 1巻

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    空回り残念無念イケメンが主人公で更に年齢差ノマカプとかツボ過ぎなのに、その上作者は鈴木有布子さんとかもうわたし得過ぎてたまらないっつの…-_-b!

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    2013年01月01日
  • 月光ゲーム

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    可愛い絵がとっても好きだお。月に取り憑かれてる女の子の語りのシーンはもっともっと幻惑的にたっぷりみせてほしかったおね。この作品のうっとり酔いしれるシーンの一つなんだからさ。

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    2012年10月02日
  • 星河万山霊草紙(1)

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    ケヤキの精である木霊・ほおずきと、その子孫でほおずきが大好きな少年・一歩の物語。最後のページで一気に月日が進んでいて、成長した一歩とほおずきの関係がどうなるのか、次の展開が気になります。いろいろなヒトと人外の思いが、それぞれとても切ない。

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    2011年10月05日
  • 星河万山霊草紙(1)

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    木霊のほおずき。町全体に愛されている彼女とその子孫である少年・一歩の物語。直系だが木霊の力は受け継がなかった一歩はほおずきのことを結婚したい程大好きで…。行方不明になってしまった夫を待ち続けるほおずき。一歩を好きな女の子。ひねくれたクラスメイトwまっすぐな一歩はどう成長して行くのか。続刊が楽しみである。

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    2011年09月14日
  • きみの処方箋

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    素晴らしい。泣いた。萌えた。痛々しいだけじゃなくて。人の心にあるエゴ、ドス黒さ、自己嫌悪、愛されたい、必要とされたい思い、その先に救いもあって。それぞれの気持ちに揺さぶられた。展開も緩急テンポ良くて引き込まれた。

    出生に翻弄される登場人物たち。まさかの真実と展開に、えー!連発w ここに女子を混ぜていいスパイスにしてしまうとは。それも単にヤキモチとかの話でないのがいい。

    伯父さん「ウチの息子が…」ってカッコ良かったよ。伯母さん、単に当たりのいい人ではなかったなぁ。正直な気持ちを言える勇気ある人。胸が詰まった。

    何度絶望感を味わったんだろう。それでも逃げずに前を向いている克巳の精神力も凄いし

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    2011年04月24日
  • 孤島パズル 3巻

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    3冊それぞれの表紙で昼・夕・夜と時間の経過を感じられるのに加えて、ちょっと憂いを感じる江神さんの表情が物語の結末と重なって切なく…。孤島パズルコミック版以来、学生アリスの小説を読むと脳内で鈴木さんの絵でキャラが動くようになってしまいました。双頭の悪魔も早くコミカライズされて欲しい!

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    2011年02月26日
  • 孤島パズル 3巻

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    有栖川有栖の江神シリーズコミックス化第2弾。ラストの表紙は江神さんと夜の海。この表紙が三冊の中で一番好きです。江神さんには夜が似合います。


    この巻はほぼ解決編でした。マリアにとってはかなり辛い結末です。
    短編『壁抜け男の謎』は原作でも読みました。学生アリスパロで、アリスが敏腕刑事で江神さんが新人刑事設定。そのせいか、ちょっとコントっぽく見えます(笑)頑張れアリス。

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    2011年01月02日
  • きみの処方箋

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    【あらすじ】
    父を知らずに育った智朗は、たった一人の家族だった母を亡くして伯父の家に引き取られた。けれど頑固な伯父とは衝突してばかりのうえ、従兄の克巳からは屈託もなく言い寄られ、智朗は早くこの家を出て独り立ちしたいと思っていた。ところが、心臓の病にも負けずに明るく見えた克巳には、実は智朗が思いもよらぬような秘密があり…。きみを守りたい、そして癒したい―あの名作が、書き下ろし短篇とともに甦る。


    青い!青くさい!だがそれがいい
    しっとり素敵なお話でした
    設定だけ見ると暗くて痛いかんじなのに、実際にはどこか安心して読めるというか、月村さんの作品のそういうところが好き
    読後感も良かったです

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    2010年10月01日