日向夏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
もう後半のストーリーが濃密すぎて、
そうだそうだ『華佗の書』!と忘れてしまっていた。
ほぼほぼ医療中心のお話で、緻密な準備、絶対に失敗が許されない状況での当日のアクシデント、猫猫の医官としての知識が遺憾無く発揮されていましたね……。
もうずっと手に汗握る感覚で、
術中の表現も細かくてずっとヒヤヒヤしてた…
術日前夜に行われた会合もヒヤヒヤだったけど。
ある方の涙と一緒に私もポツリと泣いてしまった
壬氏さまが"人"であることが証明された、、、
最終章でクッタクタの中二人で食事する壬氏さまと猫猫、よかったなぁぁ。
「ならないでくださいね」「なりたくないな」
この掛け合いでめちゃ -
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まだ情報収集の段階。
内容としては、神子候補によるお茶会を行い、翌日に合同のマナー教室、モニクとゾエと昼食、サロメと養護院の訪問といったところでした。まだ情報収集の段階なので、そんなに大きな進展はありませんでした。
まず、お茶会では占いの時のサロメの反応で、何か秘密があることを見抜きます。それが何を意味するのかはまだ分かりません。また、モニクが聖獣であるラズの名前を知っていたことが判明。これはイネスがつけたもので、クロエ、エラルド、イネスしか知らないはず。名前を読んだときは室内だったので、ラズ以外の動物もいない。モニクは、祝福でラズ自身から名前を聞いたのか? また、チーロの遺体の第一発見者でもあり、怪しい情報が次 -
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面白い導入と状況設定。
『薬屋のひとりごと』の原作と同じ方だと聞いて、期待して読み始めました。
話の導入として、主人公のクロエとエラルドのキャラクター性や、神子選抜試験というクローズドな環境、そして神子候補という限られた容疑者たち。ミステリーとして非常に興味をそそられる設定で、あっという間に引き込まれ、先が気になります。
そもそも、単純に漫画として面白いです。ミステリーなので1ページ内の情報が多くなりがちですが、絵が整理されていて見やすいですね。それに、はっきり言って絵が上手いので、横顔が変だったり、人物の見分けがつかなかったりといったストレスを感じることなく読めました。
1 巻は、事件の状況と人物紹介が中心で -
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小蘭の良いとこ全開!
これ・・・小蘭が後宮を出るところまで続いてほしい!単行本が出たらまとめて一気読みしたいほど続きが楽しみです。
そうですよね、持ち前の明るさが目立って気付きませんでしたが、小蘭だって田舎を離れて独りで頑張っていて、学んだ経験がなくても、生きていくために前向きな小蘭の表情や考えに、1話から涙が出そうになりました。応援してます! -
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ネタバレ1人で仕事を抱え込む壬氏の助っ人として馬閃の兄・馬良と麻美が登場。あの高順の子供達とは思えないくらい皆揃って濃い。でもそれぞれが各分野で優秀なのはさすがという感じ。
宮中では棋が大流行し、壬氏も変人軍師に挑むことに。仕事を減らす名目だったはずが、何とか認められようとあの手この手を使って勝とうとする壬氏が少し可愛らしく思えてしまった。結果として少し認められたのは良かったなと思う。
事件も解決してちょっとほのぼのしたかと思ったら、最後の展開が怒涛すぎてびっくり。壬氏の決意はすごいけどかなり強引。そして皇族であることが嫌であるというよりも、何とか猫猫を手に入れようと強硬手段に出たような感じがする -
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ネタバレ試験を受け、医官付き官女となった猫猫。同じく試験に合格し、猫猫の同僚となった姚と燕燕は、最初こそ印象が良くなかったものの、実は努力家ないい子たちでよかった。
今回、女特使・愛凛と砂欧の巫女の話が中心だったが、ミスリードで完全に騙された。巫女も苦しい立場に置かれての決断だったんだろうけど、姚がかわいそうすぎる。燕燕はもちろんだけど、猫猫が怒るのも当然だと思う。それにしても愛凛は巫女側だからこそ加担したということだったが本当なのかな。巫女側と思わせて実は王側の刺客なのではと勘繰ってしまう。
そして壬氏と猫猫の関係も一歩前進。玉葉后との関係や壬氏の出自がしがらみになってるけど、あんな事を言うって -
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ネタバレ西都からの帰路、羅の実家にある意味里帰りすることになった猫猫。変人揃いの羅の一族かと思いきや、羅門と同じ気質の穏やかな人もいて、嫌な人ばかりではなかったのがよかった。猫猫が変人軍師を毛嫌いするのも分かるけど、個人的には今後少し仲良くなればいいなと思う。
そして都に戻った里樹妃はまたしても厄介ごとに巻き込まれ、罪を疑われて監禁状態に。猫猫や馬閃の活躍でなんとか無事でよかったし、帝が里樹妃を娘のように思ってくれていたのが救い。どうか一年後、馬閃と幸せになるエピソード読ませてほしい。
それにしても白娘々、阿片中毒になってるからなんだろうけど、5巻の扉絵は普通に可愛かったのに狂いすぎてて怖かった。 -
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ネタバレ現時点でアニメ化されていない新フェーズへ突入し新キャラもたくさん登場。族滅させられた子の一族の生き残りたちが名を変え身分を変えて緑青館で働くようになったり、そこに貧困街からの姉妹も加わったり。猫猫はなんだかんだで情に厚いところが魅力の一つだと思う。
今回新キャラも多かったけど、阿多様や里樹妃、翠苓も出てきたのが良かった。里樹妃は相変わらずの不幸体質で気の毒だけど、親子のようにしている2人の描写は和む。どうにか幸せになってほしい。
そして西都への旅はワクワクするけど、白娘々に阿片、砂欧の特使再登場と、なにやらまたトラブルの予感も。そして終話にて阿多様と壬氏が実の親子関係であることが明らかに。