藤波ちなこのレビュー一覧
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購入済み
すごく良かったです
敵役がはっきりしていて勧善懲悪なので、読後感もスッキリしました。
ヒーローはヒロインの異母妹と結婚しますが、ヒロインに一途です。
異母妹との結婚理由も充分納得できるものだったので、この2人が幸せになって本当に良かったと思いました。 -
購入済み
ソーニャ文庫
なので、途中もしかしてハッピーエンドじゃないの?と思いつつ読み進めました。
歪んだ愛は取り敢えずヒーローヒロインには無く安心。後書きに有りましたが、盛りすぎて中弛み気味でしたが楽しく読めました。後半もっと盛り上がるかと期待してましたが、スンナリで残念。 -
ネタバレ 購入済み
予想通り
血縁関係の秘密など、展開が予想通りすぎて終盤は流し読みをしてしまいました。性格の悪い妹と、病弱で善良な姉の図式もお決まりというか面白みに欠けました。
騎士としての出世を願いヒロインが、ヒーローを突き放すまでは面白かったです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初はヒロインもヒーローも恵まれない環境で、とても悲しいながらも二人が惹かれあっていく姿に引き込まれていきます。
やがて二人は引き離されるのですが、そこから話は怒涛の展開になり、面白みが増します。
基本、ヒロインには辛い展開が続くので、前半は読むのも辛く、涙を誘われます。
ストーリーはとても良く作り込まれていると思いますが、その分性描写は必要なのかな、と思うことも。
無理やりな性描写はソーニャ文庫の執着愛らしさを出しているのでしょうが、話の流れとしてはなくても良かったと思います。
ヒロインが不遇すぎるが故にもう少し愛ある性描写だと読む側も救いがあって良かったのではないかと。
また最後が少しダラ -
購入済み
ヒーローの父親がひどい
ベッド・シーンと、ヒーローのヒロインに対する執着具合はなかなか素敵なのですが、ヒーローの父親のしたことが、酷すぎました。
最後の方は、こんなに酷い目にあって、何でそれでも、ヒーローが好きでいられるのか、という気持ちの方が勝ってしまいました。
とはいえ、ヒーローの父親の歪み具合は、彼が主人公だったら、ソーニャ的な狂った、かつ、歪んだ悲恋で、それはそれで、いい題材になったかと思います。 -
ネタバレ 購入済み
可哀想すぎます(涙)
ヒロイン可哀想すぎます、
家族の死を乗り越えるにもゲルハルト鬼畜すぎて。
ヒーローとのわだかまりが溶けて最後にはハッピーエンドっていうパターンは王道なんだけど、鬼畜なヒーローと小さい時の思い出がこれだけじゃ惹かれる理由がもはやわからなくなります。
まぁソーニャですから、とは思うけど、私には重たいかな、思いっきり歪んだ鬼畜ヒーロー好きな方には良いかも。
藤波先生、ぜひ最愛の花のような作品を次回はお願いします!
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購入済み
かわいそう
時代が時代なので女性の地位が低いというのはわかるのですが、それでもヒロインかわいそう。
最後は結ばれてよかった気取る、それでも道のりが険しい。 -
購入済み
初書籍化ということのようで
「最愛の花」や「初恋の爪痕」が面白かったので、購入してみたのですが、この本が作家様の初書籍化だったらしく、それならこんな感じでもアリだなって感じです。
内容に深みや切なさみたいのは少ない印象ですが、話として上手くまとまってるし、小道具も効いてるな、って思いました。
濡れ場多めかな?まぁ3Pモノですしね。 -
ネタバレ 購入済み
作家買いしてみたものの…
「初恋の爪痕」「ためらいの代償」が面白かったので
こちらも買って読んでみましたが、前の2作に比べてお話がとにかく暗くて重かったです。
甘いシーンやキュンキュンするようなシーンは殆ど無かったです。
それでも最後はハッピーエンドで終わったので胸糞ではありませんでしたが
ヒロインのこともヒーローのこともあまり好きにはなれませんでした。
私は冒頭から草介が良いなと思っていたので、草介視点で見てみると本当に切ないです。
ヒロインは「誰からも求められていない」と嘆きますが…草介は…?(泣)
最後の方で実家に戻ったヒロインに会いに来たヒーローとヒロインの会話を側で
じっと聞いている草介 -
Posted by ブクログ
面白かった…。文章が綺麗でほんと読みやすいし、タイトルがまたうまいなと思いました…。それはそうと、ユリアナの両親がむっちゃかわいそう〜〜!!なににも関心や執着を持ったことのない男が、やっと激しい感情を覚える相手に出会ったがために起こった悲劇。そして親世代の悲劇はこどもたちにも受け継がれていったという、とにかくヒロインとヒロインの母の境遇がかわいそうなものでした。本音を言うとユリアナがゲルハルトと結婚せず独身を突き通す展開も見たかったんですけれどね……。ヒーローに憤りを覚えるけど、あのハッピーエンドは良くて、ユリアナはこれからたくさんの幸せを取り戻していってね…っていう気持ちになりました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ孤児院育ちのマリアを妻として屋敷に迎え入れたハインツとその父を憎みながら、マリアに惹かれていく息子のマクシミリアン。親子二人の間で悩むマリア。
本当の親子との3Pってなかなかないし、このような文庫に出てくるおじさまって、年齢だけで見た目とかしていることは若かったりするけど、ハインツは本当におじさまっぽく書かれていると思います。
マリアの目の色が左右で違うということが、ハインツとマクシミリアンと同じであるという設定もよく、ハインツがマリアのコルセットをものすごく締めてたりと、ちょっとソーニャ文庫っぽいところもありますが、意外だったのはラスト。
3Pものの場合、だいたいラストはどっちも好きだ -
ネタバレ 購入済み
疲れました
ソーニャが大好きでソーニャの現代のストーリー以外は殆ど読んでいます。ですがこの作品は好みではありませんでした。すみません。同じアンソロジーの騎士の恋は良かったので期待したのですが、こちらはしんどかったです。
最初の作品は短いながらも纏まっていて、二重人格になった背景も理解出来良かったです。
二作目はあとがきで作者本人がコメディ枠と言っていたので残念なヒーローでも可愛らしかったです。
三作目が吉原の話で、タイトル通り怪奇な話なのでいいのですが、女郎とかヒーロー以外と致すストーリーが苦手なので好みではありませんでした。
四作目が一番歪んでいて、ヒーローは火傷を負い廃太子された身。弟が酷くて、兄への -
購入済み
納得出来ませんでした
高評価のところすいませんが、納得出来ない作品でした
ヒロインはヒーローに本当に愛がなく犯され続けるのに昔の初恋の思い出をよすがにヒーローをしたい続けるのが健気とか清らかというより
少し愚かかM系の人に見えてしまいました
ヒーローは真相と恋心に気付いたら急に反省し出しますが、本人の所業も外道だし父親も最低だしそんなにすぐ許されることじゃないとおもうのですが
今まで自分がヒロインに性的に行なったことを考えれば、ヒロインに恋人として抱いて欲しいと誘われても我慢や自制するのがあの場合
本当の誠実さだと思いました
あと修道院という宗教の場所でやっちゃうのも
軽いというか引き