堀本裕樹のレビュー一覧

  • 猫は髭から眠るもの

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    猫への想いが溢れている。今いる猫も、外猫も、そして亡くなってしまった猫も、全ての猫が愛されている。
    昨年亡くなった我が家の猫を思い出し、久しぶりに落涙。

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    2025年01月05日
  • 短歌と俳句の五十番勝負(新潮文庫)

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    歌人の穂村弘さんと俳人の堀本裕樹さんが、50人の出題者からお題を頂戴して、短歌と俳句の五十番勝負をします。
    50人の出題者は著名人から一般の12歳の少女まで。

    歌や句を説明する文章だけでも、ショートエッセイのようで面白かったです。

    読みながら好きな短歌と俳句のセットになっているもののみに付箋を貼っていったら、あとがき対談という穂村さんと堀本さんの対談で、お二人がお互いにお好きだというお互いの短歌と俳句のセットには、私も付箋を貼っていたところが多く、嬉しく思いました。


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    お題 カルピス
    出題者 高橋久美子・作詞家・作家・32歳・女性

    <虫籠にみっしりセミを詰めこんでカルピス

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    2024年06月08日
  • 東京マッハ

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    面白い!文句なしに面白い!人と何かについて語るってなんて面白いの!俳句、だいすきーーー!という気持ちになった。アマリリスとゆすらうめのくだり、分かる。

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    2024年02月04日
  • 俳句でつくる小説工房

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    すごく読みやすくてページがさらさらと進んだ
    ショートショートというと、星新一を思い出すが、田丸氏のショートショートは、短い純文学といった印象
    ストーリー性もさることながら、情景描写が美しく、まさに自分の思い出を呼び起こしてくれるようなお話の数々だった
    そして、自分なりに俳句も味わってみる
    五七五だからこそ、世界は広がる
    堀本氏と違った捉え方を僕はしているものもあって、俳句の可能性を感じた
    まるで、宇宙旅行だった

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    2023年05月18日
  • 短歌と俳句の五十番勝負(新潮文庫)

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    まだ最初の数ページしか読んでいませんが、すでにおもしろいです。穂村弘✖️堀本裕樹の短歌俳句勝負、最後まで楽しみたいと思います!与えられたお題に向き合っている2人の様子が目に浮かび、ふふっと笑みが溢れますよ〜

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    2023年03月20日
  • 桜木杏、俳句はじめてみました

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    日本語の、深く、でも透き通った美しさを感じさせてくれる物語。これは素敵すぎる。自分にとって、きっと一生ものの一冊になるはず。

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    2023年01月18日
  • 短歌と俳句の五十番勝負(新潮文庫)

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    ネタバレ

    五十番勝負だから、1日一番ずつ読もうかなーなんて思っていたが、面白すぎて、さくさく読めてしまいました。

    「俳句」と「短歌」って、同じようなものだと思っていたけれど、全然違うことに驚き、短い中に込められたいろいろなものが湧いてくるようで、浸りきりました。

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    2022年09月28日
  • 俳句の図書室

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    歴史的名句から近年の秀句までを例に挙げ、様々な季語、表現技法や俳句基礎知識の解説と共に分かりやすく読み解いている。芥川賞を獲った又吉直樹との巻末対談も魅力的で、表紙もキャッチーなので、夏の角川文庫のフェアー本として広く読まれて欲しいと思える。これはまだ俳句に出会っていない人、興味が少しでもある人にとっては気軽に読めて、自然と暗唱したくなり、俳句の入り口に知らぬ間に立っている、そんな一冊だ。

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    2022年05月23日
  • 東京マッハ

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    俳句漫画「ほしとんで」で句会というものを知った。あの学生たちの句会もたのしかったけど、「東京マッハ」の大人たちの句会も相当おもしろい!!いつか会場で見てみたいなぁ。

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    2022年03月16日
  • 桜木杏、俳句はじめてみました

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    WOWOWで広瀬すず出演でドラマ化され前編が放送され結構面白いので後編放送前に読んでみた。ドラマの方は大幅に脚色され、どうやら恋愛中心の物語になりそうだが、原作はあくまでも俳句の啓蒙書である、そこに恋愛がうまく絡めてある。最近NHKFMの「飛ぶ教室」で穂村弘氏が出演されたり、俳句ではないが「業平」がスマッシュヒット、「滑走路」が映画化など、トレンドは詩歌の時代になりそうな予感がする。これでアニメ化されれば、世界的流行になるかも。そう言えば広瀬すず主演の映画「ちはやふる」が和歌を世界に広めたのだったっけ。

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    2021年03月02日
  • 俳句の図書室

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    クリスマス「君と結婚していたら」堀井春一郎
    おい癌め酌みかはさうぜ秋の酒 江國滋
    秋鯖や上司罵るために酔う 草間時彦
    俳句のあとに筆者の解説が入る。表紙も今の子に受け入れられる絵柄だし、俳句も解説も良かった。
    小学校高学年なら読めそうなので是非入れたいと思う。

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    2021年01月08日
  • ねこもかぞく

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    俳句を楽しみたくて購入。句→添えられた文章→漫画というコンセプトで想像力の広がりを楽しめる。田舎の祖父母との日々、たくさんの柿の木、ビールケースで祖父が作ってくれたブランコ、炭のお炬燵、鶏小屋から来た朝取り卵などの極私的な懐かしい風景を温かく回想させてくれた。

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    2020年07月06日
  • 桜木杏、俳句はじめてみました

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    俳句は全くの無知ですが、日本語の深さや美しさを感じられる小説でした。恋愛模様もあり、そこもこの作品の魅力のひとつとなっています。あと無性に梅サワーが飲みたくなりました。

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    2020年02月10日
  • 桜木杏、俳句はじめてみました

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    まさか、最後で涙しそうになるなんて思わなかった。普通のラブストーリーが俳句・句会に絡まって、初心者向けの指南書でもありながら読み物として良い出来で感心致しました。最初の所を何回も繰り返して読み句会の心得を学ばせて頂きました。

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    2020年01月03日
  • 俳句の図書室

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    漫画「ほしとんで」の俳句監修の方の本なんだ!と思って読んでみたら、すごく良かった。日本語の美しさ面白さをしみじみ味わう。

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    2018年07月18日
  • ねこのほそみち

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    猫の俳句がたくさんならんだ句集です。
    もうねこまきさんの猫ちゃんたちがかわいくて愛おしくて。
    俳句の開設もわかりやすく(例:季語は○○)、俳句初心者にもおすすめです。
    猫の俳句、こんなにいっぱいあったんだなぁ…と感慨深く
    なりました。

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    2016年06月29日
  • 猫は髭から眠るもの

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    感動する句、なんだかホッコリする句など色々あって読んでて楽しかった。

    大賞の俳句はイラスト付きの見開きページで解説もついててかわいかった。

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    2025年05月10日
  • 短歌と俳句の五十番勝負(新潮文庫)

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    お題のとらえ方がそれぞれでおもしろかった。
    たとえば「流れ」出題者鏡リュウジ(占星術)

    流れよわが涙、と空が樹が言った警官はもういなかったから   穂村弘

    わが胸へ流れ弾なす金亀虫   堀本裕樹

    短歌の方はもちろんディック「流れよわが涙、と警官は言った」の本説取り。
    俳句の方は、流れを液体でなく銃弾ととらえた意外性。

    などなど読みどころあり。
    五十番勝負の後にはお互いの作品を論じあうコーナー、本著刊行記念のトークイベントの様子なども掲載されている。

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    2025年03月02日
  • 桜木杏、俳句はじめてみました

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    句会入門書 小説版ってかんじ

    俳句ちょっと興味あるなーと思いつつ、ちゃんとした俳句入門書はちょっと手を出すにはハードルが高く感じてて、そんなときに小説の棚で見つけた本

    俳句のいろはから書いてあるのかなと思いきや、お母さんから誘われただけあって杏ちゃんは初めての句会からちゃんと俳句よんでるし、俳句入門というよりは句会きてね!みたいな本だなと感じた
    だから俳句を鑑賞できる小説として楽しく読んでた笑

    俳句は季語をいれて五七五で作るらしい…以上の知識がなくてなんか作ろうとしても小学生が考えた標語みたいな感じになっちゃう人向けの俳句入門書探し中

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    2025年02月05日
  • 短歌と俳句の五十番勝負(新潮文庫)

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    穂村弘(1962年~)氏は、札幌市生まれ、上智大学文学部卒、1986年に連作「シンジケート」で角川短歌賞次席(同年の受賞作は俵万智の『サラダ記念日』)、1990年代には加藤治郎、荻原裕幸らとともに「ニューウェーブ短歌」運動を推進した、現代短歌界を代表する歌人の一人。歌誌「かばん」所属。エッセイスト、絵本の翻訳家等としても活動している。
    堀本裕樹(1974年~)氏は、和歌山市生まれ、國學院大学法学部卒、出版社勤務、コピーライターを経て、角川春樹が主宰する俳句結社「河」に参加し、結社賞の各賞を受賞。3年間編集長を務めた後、2010年に独立。俳句結社「蒼海俳句会」を主宰。創作のほか、句会やイベントを

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    2024年06月11日