中沢啓治のレビュー一覧
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匿名
今と全然変わらない話しが出て来て勉強になりました。医者が金儲けのために患者を差し出す。今もコロワクで大量に人が無くなってるのに、ワクを打てば当初政府からお金が大量にもらえ、命より金が大事になっている。ピカで後からお亡くなりなる方の描写もよく聞くコロワクの後遺症で亡くなる方そっくりでした。(全身から血を出して亡くなる、血が止まらない等)今も昔も政府も医者も全然変わっておらず、絶対に信じてはいけないと身に沁みました。
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匿名
人権がないとどうなるか
読んだことがなかったのと、今岸田が憲法改悪で基本的人権削除して戦争にどんどん向かおうとしてるので、もしそうなったらどうなってしまうのかと思い読みました。昔の漫画なので読みにくいかと思いましたがすごく読みやすく、これは今の時代のことなの?!と思ってしまう名言が沢山ありました。「今の日本は学校も新聞もラジオも警察も軍隊も戦争を始めた独裁者のいいなり」今の日本は日本人が大量死したコロナワクチンも止めず、真実は決してテレビ新聞では流さない。政治家を決して叩かずいいなり。全然変わっていない。今後、国民を守る為の大事な憲法を破壊されてまたはだしのゲンのようにならないためにも今こそ必読の本だと思いました。
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Posted by ブクログ
NHKクローズアップ現代で、「広島の教育委員会が小学校で教材として使っていた『はだしのゲン』の使用を(公式には認めていないが)外部の圧力により取りやめた」という特集を見て、そういえば読んでいなかったと思い購入した。原爆投下までの一家の日常の描写が、投下後父親と兄弟が目の前で焼け死ぬ辛さ、その後生きて行く辛さをものすごく鮮やかに描き出す下地となる。そして、原爆投下直後の描写が1巻から3巻にわたって続くときは、寝る前や食事前を避けようと思う位辛くなった。が、これが現実に起きたことだと言うこと。そして孤児となった子供らは食べて行く為に何でもやる。そして大人は余裕がなく汚くずるい。
アメリカがした報道 -
購入済み
権威をバックに弱者をいたぶる
日本の地域社会特有の例えば金持ち等発言力がある者、軍をバックにした軍属、かつて判任官待遇だったという理由で生徒を痛めつけた教員等よく描かれているよね。こういう連中が昭和20年8月15日を境にコロッとアメリカ様、民主主義万歳と言ったわけだが現代の日本社会もこの負の流れを受け継いでいるんだと納得出来る。80年代辺りのコメントらしいものも含まれているが日本は昔からこうだったというのは満更間違いじゃない。そして天皇は日本国民の統合の象徴と誰が訳したか知らんが国民は皇族というものを養うために税金を貢ぐ社会構造が21世紀の今でも続いている。とゲンは作品の中で正直に述べている。
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Posted by ブクログ
本当に戦争は恐ろしい。そもそもこう言うことを起こしてしまう人間が恐ろしい。自分の中にもこの恐ろしさが隠れているかもしれないと言うことをまずちゃんと認識し、どんな時も、自分を客観視して良い選択し、身を律する。
作者の中沢啓治さんは、実際に原爆を経験し、彼の辛い体験を思い起こすことは本当に辛いことだと思うが、後世のために残してくれたことを本当に感謝している。
印象に残った言葉
「ゲン!麦のようになるんじゃ!麦は冷たい冬に、青い芽をだして、何回も何回も踏まれて、大地の中に、強い根を張り巡らす。そして、冷たい風が吹き付けても、重たい雪がのしかかってきても、倒れたり、潰れたりせずに、踏まれれば踏まれる