【感想・ネタバレ】合本版 はだしのゲン(1)~(7)のレビュー

あらすじ

作品完成から30余年を経た今でも、日本のみならず世界20カ国以上で読み継がれる、反戦マンガの決定版。ヒロシマに投下された原子爆弾による自らの被爆体験をもとに、著者・中沢啓治が、原爆の恐ろしさ、命の尊さ、そして平和への強い願いを込めて描いた著者代表作。「週刊少年ジャンプ」で1973年6月から連載が開始された後、「市民」「文化評論」「教育評論」などの雑誌に、約15年にわたって連載され、1987年2月に連載が終了した。

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権威をバックに弱者をいたぶる

日本の地域社会特有の例えば金持ち等発言力がある者、軍をバックにした軍属、かつて判任官待遇だったという理由で生徒を痛めつけた教員等よく描かれているよね。こういう連中が昭和20年8月15日を境にコロッとアメリカ様、民主主義万歳と言ったわけだが現代の日本社会もこの負の流れを受け継いでいるんだと納得出来る。80年代辺りのコメントらしいものも含まれているが日本は昔からこうだったというのは満更間違いじゃない。そして天皇は日本国民の統合の象徴と誰が訳したか知らんが国民は皇族というものを養うために税金を貢ぐ社会構造が21世紀の今でも続いている。とゲンは作品の中で正直に述べている。

#ダーク

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2023年04月10日

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