山田克哉のレビュー一覧

  • 核兵器のしくみ

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    物理や化学の知識がそれほどなくても、核兵器や原発、放射能についての説明が理解できます。原子力の知識がないまま恐怖心や反対意識をあおるのではなく、科学的知識をもって建設的な議論をしてほしいという著者の目的が非常によく伝わる良書です。

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    2011年03月30日
  • ゼロからわかる アインシュタインの発見

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    [ 内容 ]
    時間と空間が曲がるってこういうことだったのか!
    相対性理論から量子力学の世界まで、数式なしの超入門。
    この世の仕組みをのぞいてみよう。

    [ 目次 ]
    第1章 アインシュタインは何を発見したのか?
    第2章 ニュートンなくしてアインシュタインなし
    第3章 一般相対性理論―空間も時間も曲がっている
    第4章 特殊相対性理論
    第5章 光電効果―光は波でもあり粒でもある
    第6章 ちょっぴり量子力学
    第7章 アインシュタインと宇宙

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆

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    2010年12月14日
  • 核兵器のしくみ

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    [ 内容 ]
    原爆、水爆、中性子爆弾…人類を消滅し尽くす超巨大エネルギーはどのように生まれるのか?
    核分裂・核融合の原理から放射能の怖さまで、現代人が知っておくべき核の知識を初歩から徹底解説。

    [ 目次 ]
    序章 原爆も原発も基本原理は同じだ
    第1章 核兵器の「核」って一体何だ?
    第2章 なぜ「核」が爆弾になり得るのか?-ウラン爆弾と放射能
    第3章 核分裂をコントロールするには?-原子炉のしくみ
    第4章 発電前・発電後の厄介事-ウラン濃縮と核燃料再処理
    第5章 濃縮は不要、構造は複雑-プルトニウム爆弾のしくみ
    第6章 なぜ太陽は四六億年も輝き続けられるか?-水素爆弾のしくみ

    [ POP ]

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    2010年11月21日
  • 核兵器のしくみ

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    核爆弾の基本的な仕組みから、ウラン型とプルトニウム型原爆の違い、また軽水炉、高速増殖炉などの原子炉の仕組みなど核エネルギーについての仕組みがわかりやすく書かれている。
    全編縦書きなので、理系の人には物足りないか?

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    2010年09月10日
  • 量子力学のからくり 「幽霊波」の正体

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    [ 内容 ]
    粒子が波として振る舞っていることは実験の結果から間違いないと思われるのに、それは、いざ観測しようとすると消えてしまう「幽霊波」なのだ。
    量子力学の必然として現れる、この幻の波をあえて数式を見せながらわかりやすく解説。
    式の数学的展開ではなく、「式が何を意味するか」を説明し、幽霊波の正体に迫る。

    [ 目次 ]
    第1章 分母から1を引けばよい
    第2章 電子が波であるという証拠はあるのか?
    第3章 見ようとすると消える幻の波―幽霊波
    第4章 幽霊の出所は波動方程式だ
    第5章 無から有が出る
    第6章 「私の方程式は私よりも賢い」
    第7章 トンネル効果?それがどうした!
    第8章 結局、誰

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    2010年05月23日
  • 核兵器のしくみ

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    この本を読もうと思ったのは、日本は世界で唯一の核の被爆国であることと今北朝鮮の核問題で国際的な問題になっているので核兵器というのはどういうものだろうと思ったのがこの本を読んでみようと思った理由です。
    核兵器でウラン型とプルトニウム型というのをきいたことがあったのですが、どう違うのだろうというのもこの本を読んで理解しました。
    この本は素人にも理解しやすいように書いてありますので、文系の人でも理解しやすく物理とか苦手な人でも大丈夫です。
    これからも核問題というのは、世界中で大きな問題になっていきテレビなどで核兵器という言葉をよくきくようになると思いますので、核兵器ってどんなのだろうと知りたい方にこ

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    2009年10月04日
  • 核兵器のしくみ

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    わかりやすい。濃縮ウラン型原子爆弾、プルトニウム型原子爆弾、核融合、水爆、原子力発電、MOX燃料、高速増殖炉。このへんの理解を最短の時間で得れる本です。

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    2009年10月07日
  • 核兵器のしくみ

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    テレビドラマ『ガリレオ』に影響を受け、物理学に興味を持ち手に取る。原子や元素といった物理や化学の分野の話が多いので少し難しく感じるが、著者ができる限りわかりやすく述べているのでなんとなく理解できた。膨大な数の原子が運動をするとその数に比例したエネルギーが生み出される。さらに運動エネルギーは速さの二乗であるから、莫大なエネルギーが生み出されるということがわかった。原子力発電があり続ける限り、核兵器を生み出す技術は消滅しないということがわかった。

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    2009年10月07日
  • ゼロからわかる アインシュタインの発見

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    2006/9/25
    物体と物体が引き合うのはなぜか、重力とは?から始まり、アインシュタインの発見、それが利用されている分野の紹介まで、非常にわかりやすく解説されている。
    文系にも非常にわかりやすい。
    だがしかし、物理分野の知識がない私には、批判する前提知識がないため、あたらしい情報を鵜呑みにする傾向がある。この本の正しさを判断することはできない。
     しかし、物理という分野に興味を持つきっかけとしては、十分すぎる書物だろう。

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    2009年10月04日
  • 原子爆弾〈新装改訂版〉 核分裂の発見から、マンハッタン計画、投下まで

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    原子爆弾はなぜとてつもない威力があるのか、どのような仕組みになっているのか、U-235やPu-239をどのようにして得たのかが丁寧に書かれている。そして、それらの理解に必要な原子核の物理や歴史的いきさつが説明されている。大学で原子核物理や放射化学を学んだ人は、途中から読むことができる。
    初めての人にも分かるように丁寧に工夫しながら書かれているが、文章で説明するよりも式や図を使って説明した方が、イメージしやすく理解が進むと思うところが、間々見受けられた。更にいえば、同じことが繰り返して説明されるので、焦ったいところもあった。
    著者は米国で修士課程で原子炉理論を学んだというから、この分野のことはよ

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    2025年09月13日
  • 真空のからくり 質量を生み出した空間の謎

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    これまで読んだ物理学関係の本とは異なり、かなり難しかった。
    ヒッグス粒子などの素粒子物理学関係の本を読み込んでから再度、挑戦したい。

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    2025年01月29日
  • E=mc2のからくり エネルギーと質量はなぜ「等しい」のか

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    E=mc2は、エネルギー(E)と質量(m)が等価であることを示しているという。エネルギーは物質に変わり、物質はエネルギーに変わる。ただし、エネルギーは質量にcを2乗するので、ほんの少々の質量から莫大なエネルギーが生じることになるという。
    著者はこの式に触れていると、物質とは何か、エネルギーは何かという物理学の根源的な問いが頭をぐるぐる回るそうでである・・。私にはとてもそこまでにの域には達しないが、全くの門外漢でも興味を引き出してくれる一書であると思う。

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    2024年05月06日
  • 重力のからくり 相対論と量子論はなぜ「相容れない」のか

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    質量と重さの違いから、重力とは何か、ダークエネルギー、ダークマター、エトセトラ。

    山田克哉先生の本はほんまに読みやすい。

    のだけど、途中から必ずついていけなくなる。
    むっちゃ噛み砕いて書いてくれてはるんやけど、やっぱり、理数にセンスのないど素人からしたら、飛躍を感じてしまうのだ。
    何でそうなるのん。そこが分からん。
    大体、いっつも、プランクとか、不確定性原理とか、スピンとか出てくる辺りがポイントですな。
    気持ち的には、調子こいて機首上げすぎて、翼から気流が剥がれて、失速する感じ。

    だけどとにかく、重力はむっちゃ弱いけど、無限大まで届く電磁力がプラスマイナス合わせたら総合的に電磁場がないの

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    2024年04月11日
  • 重力のからくり 相対論と量子論はなぜ「相容れない」のか

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    重力がなぜ存在するのかという基本的なことさえまだわかっていない。これで宇宙人などいるわけないと決めつけてはおかしいだろう?著者の主張ではない。念のため。

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    2023年12月26日
  • 光と電気のからくり 物を熱するとなぜ光るのか?

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    知っていることも多かったけどわりとわかりやすく書いてある。量子光学の直感的な導入編といったところか。スピンの話はようやく少しわかった気がしたので、紹介されていた朝永先生のスピンはめぐるも読んでみることにした。

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    2023年04月22日
  • 時空のからくり 時間と空間はなぜ「一体不可分」なのか

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    山田さんの本は、文系でも結構わかりやすい。
    だがそこは流石ブルーバックス。
    テンソルとか色んな話が前提無しに出て来たあたりで面倒くさくなってきた。文系向けならもっとわかり易い本がある。

    ただ、改めて、アインシュタインは変態だったなってのはよく判った。

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    2021年09月29日
  • E=mc2のからくり エネルギーと質量はなぜ「等しい」のか

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    エネルギーと質量が等価であるというアインシュタインの有名な公式について説明するために、重力や質量、4つの力、それから電磁場、重力場などの「場」の考え方(ヒッグス場はちょっとよく分からなかったが)といった物理学の基本的考え方を丁寧に説明し、不確定性原理などの量子論の入口まで解説されている。
    これまえ類書を読んで、ある程度分かったつもりでいたが、改めて理解が進んだ項目などもあり、同じ一般向けの本でも、色々な視点、様々な著者のものを読むと理解が深まると感じた。

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    2020年02月16日
  • E=mc2のからくり エネルギーと質量はなぜ「等しい」のか

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    本作の主人公は「宇宙の全てを表すことのできる世界で最も有名な公式」です。
    しかし、この公式の全てを理解している人はかなり少ないと思います。

    この本を読んで、E=mc^2の全てを理解することは難しいですが、一部を捉える(理解する)ことは可能でした。
    最初はそれぞれの定義、次にそれぞれの項目がE=mc^2に集結する理由、そして最後にE=mc^2の謎、とまるで壮大な物語を見ているかのように勉強することができます。

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    2019年08月25日
  • E=mc2のからくり エネルギーと質量はなぜ「等しい」のか

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    この手の本は時々急に読みたくなって、中でも山田さんの本は読みやすいねんね。

    だけど、結局この本に限って言えば随分端折ったところがやっぱりよく判らなかった。

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    2019年03月09日
  • 時空のからくり 時間と空間はなぜ「一体不可分」なのか

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    ネタバレ

    時空というものをキーに宇宙の誕生から現代物理学までを解説した本。山田克哉の本は難しいことを割と平易に書いてあるので、とても読みやすい。ただし本書の中の長屋落語的な掛け合い部分は正直無駄。より面白く分かりやすくするつもりのようだが、難しいことは少し砕けても難しいし、そもそも字数の無駄にしか見えなかった。

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    2018年11月17日