雪舟えまのレビュー一覧

  • 凍土二人行黒スープ付き[増補改訂版]

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    優しいけれど、現代テーマがさり気なく散りばめられた大人の童話を読んでいる気分でした。

    地球ではないどこかの星の話で、パートナー同士の心の通わせ方が、自然で、無理やり過ぎず交わっていく形が心地良く読める。
    家読みという面白い設定のシガとクローンのナガノの関係が、愛とか自由とはどんなことなのか、人生って考え方一つで変わるという哲学的結末も素晴らしかった。
    未来のどこかの惑星とあって、オリジナル用語かたくさん出てくるのが面白く、想像力の豊かな作家さんだと感じた。
    個人的に傑作!何回か読めば更に深い読書体験出来そうです。
    寝る前に読むにもおすすめです。

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    2026年08月22日
  • 凍土二人行黒スープ付き[増補改訂版]

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    「自分以外の誰か(または、なにか)と、ともに生きる」ことがテーマの短編集。
    家や建物と会話ができる「家読み」という力を持つシガと、クビになって逃げ出してきたクローンのナガノの旅。

    シガとナガノ以外の短篇も、同じ世界線の、おそらく別の惑星の話なんだと思うけど、どれもこれもとてもよかった。
    キム・チョヨプの「わたしたちが光の速さで進めないなら」に似たタッチ。優しくあたたまるSF。(シガとナガノの話は、ややBL寄り?)

    SFなのに、無機質な感じがないのがよかった。

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    2026年08月17日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    どれもすごく良かった!
    初めて読む作家さんもいたので、
    嬉しい発見。
    アンソロジーはこういう出会いがあるから
    大好きなんだよねぇ

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    2026年07月31日
  • 凍土二人行黒スープ付き[増補改訂版]

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    とんでもなく素敵な作品に出会ってしまった……

    どこか遠い未来を描いたような物語。
    冷たい静けさに支配される惑星のなかで、
    いちばん強く感じられるのは、
    「誰かと一緒に生きる」ことのあたたかさだ。

    あまりにも好きな世界観すぎて、
    読み終えてすぐに続編の『辺境恋愛詩』を注文しました…!
     

    『凍土二人行黒スープ付き』雪舟えま

    家と会話することができる「家読み」のシガと、
    日本人の青年の姿をしたクローンのナガノ。

    シガはあることをきっかけに
    ナガノと行動をともにするようになり、
    やがて二人で生きることを選んでいく。

    もうね、なんだかどうでもよくなるほどの「愛」なのだ。
    男×男とか、人間×

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    2026年06月06日
  • 凍土二人行黒スープ付き[増補改訂版]

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    とても好きなお話だった。

    静寂感のあるSF作品なのに、ちょっとほっこりするところもあって、不思議な雰囲気だった。

    シガとナガノの出会いと2人の旅がメインで、特にこの2人の話が好きだった。

    性別を超えた世界観がなんだか心地よくって、アクシデント的な結婚も、なんだかほんわり暖かい感じがした。

    続編が出るようなので、読みたいな。

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    2025年12月01日
  • 凍土二人行黒スープ付き[増補改訂版]

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     そこはここよりも(たぶん)ずっとずっと遠い惑星。家と対話する「家読み」の仕事をしている〈私〉は、仕事先の家侵入していた子どもっぽさの残る若者と出会う。彼は日本コロニー製のナガノ型のクローン。外せば手首の吹っ飛ぶという手枷を付けたナガノは、つらい労働環境から逃げてきたらしい――。

     たとえば不思議な季節の流れがあったり、不思議な生物がいたり、聞き馴染みのない職業があったり……初めて見聞きするその世界を構築する存在たちが、どこか懐かしさを持って胸にしみてくる。言葉によって編み上げられた世界の魅力を改めて感じるような作品集でした。きっと折りに触れて、タイトルや表紙を見るたびに、こんな素敵な世界が

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    2025年10月29日
  • 幸せになりやがれ

    購入済み

    不思議

    不思議な世界だった。
    緑と楯を目当てに購入したけれど、もうひとつの方は前世?それとももっと前の記憶なのか。大人になった緑と楯は変わらず仲良くやってた。凄く不思議な世界だった。

    #切ない

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    2025年06月29日
  • 緑と楯 ハイスクール・デイズ

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    ピュア全開。
    人を好きになるって、こんな幸せなのねーってことを思いだしました。

    何より文章が気持ちいい。
    歌人でもある作者さんならではなのでしょう。
    無駄がなく、選び抜かれた言葉たちで紡がれた物語。

    そして、やっぱり、楯、という人物、魅力ありすぎ。楯に再会するために、またこの本を読んでしまいそうです。

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    2025年05月24日
  • 緑と楯 ハイスクール・デイズ

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    大変申し訳ない話なのだが、作家さんを知らずに、この本を購入した。理由は…個人的には毎度お馴染みとなるジャケ買い。表紙が見て分かる人には分かる人気漫画家さんのイラストだったからだ。この漫画家さんが好きで、他にもジャケ買いで小説を買ったりしている。

    なのでビジュアルばかりに気を取られ(なんか歌詞っぽくなった)、内容や作家さんについては失礼ながら特に気にしていなかった。

    でも、それを後悔する日がついに来ようとは…。

    物語は、誰にもに愛されずに育った少年・緑が、誰からにでも愛されて育った少年・楯に恋をするお話。

    一言で言ってしまえば、BL小説。

    けれど、その一言で語っていいのか、私には躊躇わ

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    2025年01月03日
  • バージンパンケーキ国分寺

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    マージンパンケーキ、どう言う意味かと思ったらなるほど!
    不思議なお話しだけど,心温まるし,いってみたい!
    美味しそうなパンケーキもたくさん!

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    2024年05月27日
  • 緑と楯 ハイスクール・デイズ

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    アンソロジー「短編宇宙」に収録の、二人が主人公の話が気に入ったので、読んでみた。
    いやこれは参りました。
    設定は近未来だけど、要は学園ラブコメというか青春グラフィティというか、家庭の事情とBL(そこに葛藤はないので、同棲であることが問題にならなくなった未来という時代設定と思われる)という要素は絡むものの、恋愛メインの割とシンプルな内容。
    そういう話はあまり興味ないのに、これはグッときまくって、参りました。
    文庫の帯には「宇宙一ピュアで切ない恋の軌跡」と陳腐なこと書いてるけど、いや、判る。そうかもしれない。

    嬉しい楽しいの感情はハイテンション(あくまで内心)な一方、辛いことは淡々と状況だけを語

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    2021年10月12日
  • 緑と楯 ハイスクール・デイズ

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    雪舟えまさんの作品はいつも、愛がすごい。
    愛しか書いてない。
    日常と宇宙、肉体と宇宙のつながり方がcute。
    歌集『たんぽるぽる』はマイ本棚に永久保存です。

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    2021年01月18日
  • 緑と楯 ハイスクール・デイズ

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    タイトルも描かれる想いも一直線で、さらっとしてるのにものすごい吸引力。
    一気に読んでしまった。
    この、ちょっと未来なのか並行世界なのかわからない描写が、なんとも言えず心地よい不安定感で好き。
    すきっていいことばだなあ。

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    2020年12月13日
  • 恋シタイヨウ系

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    幸せな本。
    宇宙やさまざまな星を舞台としていて、スケールが大きくて、細かな設定も全て魅力的で好きです。
    雪舟さんの本をもっと沢山読んでみたくなった。

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    2020年04月06日
  • プラトニック・プラネッツ

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    雪舟さんの本を読んでいると不意に涙が溢れてくる。
    ちょっと風変わりなきっと今より未来の日常のなか、そこを垣間見ているだけ、本当になんでもない場所で急に泣けてくるのが不思議なところ。雪舟さんの優しくてあわい色の世界で、わたしは安心していられるから心が穏やかになって、体も反応しちゃうんだと思う。
    まだぜんぶ読んでいないけど、なんだかよくわからない気持ちをここに書き写しておこう。

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    2018年04月16日
  • 幸せになりやがれ

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    一人でも一頭でも一匹でも、幸せになれる奴からなればいい。だれのことも待たず、てんでんばらばらに、勝手に輝きはじめてしまえ。


    この人の作品に出てくる、途方もない愛にいつもやられる。

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    2016年07月24日
  • プラトニック・プラネッツ

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    すごーく好きなものがあって、それに影響され助けられ励まされて生きている。それを同じように好きな人たちのことを愛おしく感じる、その一方で、それを嫌いな人や知らない人とも、それを好きか嫌いか、それを知ってるかどうかで繋がってて、だからその人たちのことも愛おしい。ってふだん思ってるので、とてもよかった。
    プラネッツ設定はいるのかなと最初思ったのと、「現実てき」「いい表す」みたいな一部ひらがな使いが読みにくかった。

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    2015年10月30日
  • 恋シタイヨウ系

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    各短編の前に短歌が書いてあり、
    物語を読み終えてもう一度その歌を読むと背景に込められた想いが味わえてとてもいい気分になれる本でした。

    「いずれ地球の外で迎える肉体の終わりについて想いをはせると、胸の内側が宇宙の豊かな藍色に染まっていくようで、果てしのない涼しさに包まれる。」
    月の短編に出てきたこの表現は、
    まさに私が宇宙を思う時の身体感覚そのもので、
    そのほかのお話も、まるで豊かな海の中でゆらゆら漂っているかのような感覚て読むことができとてもいい時間でした。

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    2026年08月11日
  • 緑と楯 ハイスクール・デイズ

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    猛烈片想い青春BL

    近未来の日本を舞台にした、高校生の青春BL。
    主人公の緑の楯に対する好きの気持ちがすごくて、最初から最後まで胸キュンが止まらない。一方の楯は包容力がすごいから、緑がどうあっても温かく受け入れてくれる。
    緑は行動も妄想も全力。美容室の席で並んで手をつなぐシーンとかたまらないよね。
    男子高校生らしい性的な場面もあるけど、全然いやらしくないのがすごい。こんなに幸せな自慰は初めて見たかも。

    内容とはちょっと違う観点では、全体てきにひらがなが多い文体が特徴てきだった(※この段落で再現してみた)。
    なんだか不思議な感じだ。

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    2026年07月06日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    いろんな作家さんのいろんな作風の物語を読めるのでアンソロジーは好きです。お得感がある(笑)。
    好きなのはやっぱり寺地はるなさん。最高にハッピーな成人式の話でした^^

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    2026年05月05日