雪舟えまのレビュー一覧

  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    冠婚葬祭をテーマにしたオムニバス。冠が成人式を、祭が先祖の霊をまつる祭事を指すとは分かってなかった。
    飛鳥井千砂、寺地はるな、雪舟えま、嶋津輝、畠山羽根子、町田そのこのうち3人は初読み。飛鳥井千砂と町田そのこの作品が良かった。

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    2024年08月12日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    寺地はるなさんと町田そのこさんの短編が読みたくて。
    お二人の短編は安定の面白さ。特に町田そのこさんのお話は号泣。登場人物の二人と一緒に、ゆっくり時間をかけながらいろんな感情を落とし込んで読み終えた感じ。ラストは切な過ぎる。

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    2024年07月03日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    6人の作家からなる冠婚葬祭の短編集です。
    他の作品も読んだことがある作家さんの短編は流石だなと。
    普段短編集、それも作家さんが違うと話についていくのに少し戸惑いますがすぐにその世界に入る事が出来ます。
    そしてやっぱりその先も読んでみたくなります。
    人の弱さ、憎しみ、罪悪感、どうしようもないものを描くのが上手く伝わってきます。
    短編集なので時間をかけてゆっくりと読み終えられました。

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    2024年02月20日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    飛鳥井千砂さんの作品が読める!ということでご本を見つけて即買いしました。
    飛鳥井千砂さんのお話もちろんサイコーだった!そしてほかの作家さんのお話も面白かった。

    飛鳥井千砂さんの書く主人公の女性がとっても好きで、今回のもうすぐ十八歳も夢中になりながら読んだ。
    後半の展開に、主人公の気持ちになってえ!?え!?となった。主人公に起こったことを知っているから、締め方に納得した。ぜひ読んでほしい!

    お話が進むにつれてページを捲る手が止まらなくなったのは雪舟えまさんの二人という旅。
    最初は設定の読み込みに苦戦したんだけれど、読み込めた後には、どうなるんだろう??どこにお話しが着くのだろう??と興味津々

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    2024年01月26日
  • 私たちの特別な一日 冠婚葬祭アンソロジー

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    ネタバレ

    飛鳥井千砂さんのもうすぐ十八歳【冠】
    18歳で子供を持つという事

    寺地はるなさんのありふれた特別【冠】
    幼馴染のこどもと自らの成人式。予想外。

    雪舟えまさんの二人という旅【婚】
    宇宙ものはそもそも苦手なので、読み始めは理解できなかったが、途中から、どうなるのかなに変わった。読まず嫌いはいけない。
    二人とはシガとナガノの『旅』についてだと思っていたが、シガの発した一言で『二人』が別のものだと気付いた。
    「結婚生活も、人生そのものもー向き合うべきものを直視せずに時間だけ過ぎていくんじゃ、本質的には何も始まらないまま終わるってことさえ、あるのかもしれないね」

    嶋津輝さんの漂泊の道【葬】
    希和子

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    2024年01月25日
  • 恋シタイヨウ系

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    こことは違う世界「タイヨウ系」
    相変わらず不思議な世界観だけど
    すうっと入りこめてしまう。

    星を渡る旅人。恋するひとたち
    優しい交流

    あ、これはあの話の続きだ!となるのも嬉しい

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    2022年08月26日
  • 緑と楯 ハイスクール・デイズ

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    雪舟えま先生の作品を読むのはこれが初めて。
    不思議な文体に心地よさを感じました。

    みどたて。
    もっとふたりの世界に浸っていたいなぁ。
    (続き?は電子書籍で読めるようですが、できれば紙の本も出版してほしい・・・!!)

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    2021年05月01日
  • パラダイスィー8

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    雪舟えまさんの描く不思議で、ほんわかあったかくなるショートストーリー6篇です。

    現実にあるような、ないようなお話が多くて、もしかしたら未来にはそういう世界になるかも!?ってワクワクしました。

    未来っていうと滅亡とか殺伐とした世界観になっちゃう話はよくあります。けれども、雪舟えまさんの描く未来、あるいはもしも?の世界はフワフワしたもので、今よりももっと人に優しくて、なんでも受容してくれる感じがします。

    現代が舞台かなって話でも、読者の想像の余地がすごーくあるので、いろいろ自分勝手に想像しながらハッピーエンドにしちゃえます。

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    2021年03月22日
  • バージンパンケーキ国分寺

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    昔、ギャルボーイというマンガが好きで、それを思い出しながら読んでいたんですが、全然違っていて、なんかすごいお話でした。
    本題とは違うんですけど、うちの犬の呼び名も原型をとどめていないなって思いました。

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    2020年09月20日
  • バージンパンケーキ国分寺

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    ネタバレ

    TLでよく見る歌人さんが小説書いてるんだ。
    しかも表紙が好きな漫画家さんだぞ、で、
    手にした本ですが、なかなか良かった。

    もっと危ういお年頃に読んでたらもっと刺さってたかもしれない。何より創作パンケーキが美味しそうで。
    著者の他の本も読んでみたくなりました。読みます。

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    2020年09月09日
  • パラダイスィー8

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    ネタバレ

    何をしても何を想っても、すべてが赦される、受け容れられる、そんな世界観。
    いつか終わるかもしれないけど、まあ今は幸せだね、という部分を切り取ったようなおはなしたち。
    斎の船ができるまでのはなしが好き。

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    2020年03月02日
  • バージンパンケーキ国分寺

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    ネタバレ

    国分寺にある不思議なパンケーキ屋さんでの物語。みほは親友と幼馴染が付き合うことになって大切なふたりと距離を置かなければならなくなってしまう。みほにとって幸福とは何かを考えた結果見つけた答えは不思議な恋のカタチ。店主のまぶさんがパンケーキを開くきっかけのお話や常連客の陽炎子さんと師匠のお話がほっこりして好きです。

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    2019年07月20日
  • バージンパンケーキ国分寺

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    ネタバレ

    不思議な空気のバージンパンケーキ国分寺というお店。そしてみほの抱えているもやもや。親友の恋と自分の提案。そこから展開されるみほやお店のこと。あまり多くを説明されないところも好み。なによりパンケーキの美味しそうなこと。たくさんの種類、トッピングと魅力的で食べたくなる。

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    2019年02月17日
  • 恋シタイヨウ系

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    どの短編も素晴らしい。癖が強いけど、わたしはその癖が好き。運命の人と出会う喜びが最上級の愛で綴られている。宇宙まで包み込む濃密さ、深さ、いろんな形でいろんな星で愛が溢れて止まらない。雪舟さんの書く物語の住人になりたい。

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    2018年06月07日
  • パラダイスィー8

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    相変わらず名前の付け方が素敵。おとむらいをはじめ、失恋給付金や睡眠士など独特の習慣とか職業がスルッと違和感なく入ってきて楽しめる。

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    2018年04月02日
  • 幸せになりやがれ

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    水灯利と縦も、緑と楯も素敵な関係すぎる!!!どちらも同性同士の愛で、神聖なものだよなあーとか夜分にしみじみ思ってしまいました。

    戯言
    緑と楯は個人的にはコブクロの2人を想起させる。なんとなく。

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    2017年10月21日
  • パラダイスィー8

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    ラジオの書評で興味を持ったので読んでみました。
    短編集ですが、どの章もやさしい空気が流れますね。
    言葉の選び方とか表記の仕方でちょっとSFっぽいですが、その非現実感の中でもしっかりとした物語がある感じで、ゆったりやさしい気持ちになれます。
    ちょっと同性愛的な描写が多いのが気になったかな。

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    2017年10月20日
  • 恋シタイヨウ系

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    ネタバレ

    私たちの知る太陽系とは別の太陽系の連続短編集。
    ミドリとタテの関係が輪廻してロマンチック。章の最初の文も素敵だった。

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    2017年08月04日
  • プラトニック・プラネッツ

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    読み終わってみれば好きな部類の小説なのになぜかはじめのほうはなじめなかった。休より楯さんが気になる。名前の付け方があいかわらず独特で好き。

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    2014年11月17日
  • 緑と楯 ハイスクール・デイズ

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    近未来の男子校生の青春BL。
    緑の猪突猛進的な一途な恋を微笑ましいと思えなくてあまり好感が持てなかった。自らを否定をせずにただ受け入れて包み込んでくれるそんな相手をずっと待っていたのだろうか。
    楯は誰も好きじゃなくて誰も嫌いじゃないのかと思うぐらい執着がなさそうな印象だったので緑を特別だと不思議がりながらも受け入れているのが意外だった。それでも緑の気持ちが離れたらすんなり楯は受け入れそうな気もする。
    彼らと同じ年ごろに読んでいたらまた違った感想を持ちそうだなと思った。
    全編通して独特のひらがな使いに慣れず読みにくかった。

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    2025年02月04日