羽賀翔一のレビュー一覧
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読んでよかった‼
素晴らしい本です。今年小学生になる息子にも、分かるときが来たら読ませたいです。40歳を過ぎ心身両面で辛いことが続きました。この本を読んで、久しぶりに爽快な気分になれ、悩んでいたことにどう向き合っていったら善いか、府に落ちた感覚になりました。
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Posted by ブクログ
私たちは、生きながら、ふと色々なことを考えます。例えば、なぜ親しい友人なのに、友人がいじめられると手助けを躊躇してしますのか。なぜ世界中の人々は、誰かと関わらないと生きていけないのか。
この本は、そのような「なぜ」について、一種の心の答えを与えてくれる本でした。
私が感銘を受けたのは、次の2点。
人々は多かれ少なかれ、誰かと繋がっている。例えば、誰かが書いた本を読み、誰かが作った鉛筆でメモを取る。何も生み出さない人がいる一方で、自分が消費するよりも、もっと多くのものを生み出す人がいる。どちらが立派な人間か、言うまでもない。
(友を裏切り苦しんでいるコペルくんに)いつも気にも飲めない内臓。でも、例えばお腹が痛くなると、その存在を感じ、同時に異常は痛さという状態で、私たちに知らせてくれる。心に感じる苦しみや辛さは、人間が人間として正常な状態にいないことから生じている。その苦痛のおかげで、人間は本来どのような状態にいるべきか、教えてくれる。
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Posted by ブクログ
人は社会の中で育つため、多くの価値観を自然と受け入れてしまう。
学校で教えられること、世間で評価される行動、周囲の空気。そうしたものに合わせて生きることは、ある意味では楽でもある。
しかし、それだけでは本当に自分が納得できる人生にはならない。
人は悲しみや苦しみを経験しながら、自分なりの価値観を作っていく。
もちろん、社会のルールを無視することが正しいわけではない。
しかし、最終的に人生の選択を決めるのは世間ではなく自分だ。
この本が伝えようとしているのは、
他人の価値観ではなく、自分の魂で善悪を考えながら生きること。
それが、人間として生きるということなのだ。 -
Posted by ブクログ
【天動説→地動説へ】
人は、子供の頃は自分中心に世界が回るという天動説の考えだが、成長するにつれ、自分は広い社会の中の一つの分子であり、自分自身が社会に向けて回り続けているのだという地動説の考えを知っていく。
【体験、経験を通して世の中を知る】
人から見聞きしたり、本を読んだりして、立派な人間になったつもりでいる人の多いこと。実際に自分の五感で体感し、初めて自分の考えを持つことができる。
【後悔は成長の糧】
過去の過ちや行動を起こせなかった経験(後悔)は、二度と同じ思いをしないという強い意志に変えることができ、それが勇気ある行動の源泉となる。 -
Posted by ブクログ
「世界は自分を中心に回っていると錯覚してはいけない」という言葉が、今の自分を戒める最適な言葉です。
仕事が忙しく、つい周りの人に当たり前に頼っていました。気づいてはいましたが、黙殺してました。
この本のおじさんの言葉やコペルくんの生き様をみて、今の自分の生き方はエゴで自己中心的だった、立派な人間からはえらく遠いものであったと恥ずかしく思いました。
今すぐ、生き方を改めたい、、、といいたいところですが、もう30代。この凝り固まった思想は、そうそう変えれるものでもありません。ただ、この本を、読んだことで「自分はどう生きたいのか」「それは立派な人間のすることだろうか」と定期的に問いながら生きることはできそうです。 -
Posted by ブクログ
10年ほど前に稲盛和夫氏の「生き方」を読み、大変に感銘を受けました。それから10年経ち、会社で新たな役職への昇進試験を受ける機会に恵まれ、改めて自分の心の正しさ・清廉さを指針に戻すべく本書を手に取りました。今回も以前と同じような感銘を覚えたものの、わずかな違和感を持ちました。高い熱意を持ち続け、地道な努力を怠らずに積み重ね続けることは、時に人を消耗させ疲弊させることにもなり得ると感じたためです。特に周囲に影響力を与える立場になった際、自身が全身全霊で取り組み続けることがあたかも周囲にも同じことを要求しているような無言のメッセージになると周囲を壊すことになりかねないという怖さを持ちました。「個としての覚悟・信念」として大切にしつつ、「自分が走る」のではなく「走れる人を増やすこと」を意識して周囲への映り方も考えていきたいと思いました。
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Posted by ブクログ
ネタバレこの本の面白さを語るには、著者の言葉をそのまま引用するのが良いと思います。
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佐渡島氏は言います。
『あらゆる感情は、自分の行動や意思決定に影響している』
『思考と感情は密接な関係にあるので、日常生活において何かしらの思考活動をしている以上、感情も存在しているはず。それなのに私たちは、ほんの5分前の感情さえ、覚えていない(思いだせない)ことが多々あります』
『そもそも自分の感情をちゃんと認識できているのか?』
『感情には無自覚なものもあり、どんな感情ゆえに行動しているのか、自分では気づいていないことがある』
『怒りや焦り、恐れ、嫌悪、嫉妬など、社会的に「表に出さない方が良い」とされている感情は、たとえ抱いたとしても、ないものとして振る舞っていることがある』
『社会はこれほどまでに感情であふれているのに、僕らは感情そのものに鈍感である。』
『感情の一つひとつを認知し、解像度をどれだけ高められるか』
『物事を精緻に伝えるには多くの語彙が必要となるように、感情をメタ認知するには、感情の種類や本質を知っていることが求められます。』
もう一人の著者、石川善樹氏は言います
『もし「ヤバい」という概念しかないのであれば、湧き上がるいかなる感情も「ヤバい」としか知覚されないでしょう。それは極端にしても、「喜怒哀楽」の4つしかなければ、世の中にある感情は4種類しか知覚されない可能性もあります。』
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本書は学術書やビジネス本ではないので、何かしらの答えや指針が示されているわけではないのですが、普段から感情について深く考えることによって、これまで見えてなかったものが見えてくる可能性があるかも?と期待させてくれる内容でした。
恥ずかしながら、ちょっと小難しい映画なんかで、「そんな悲惨なことばっか起こったのになんでスッキリした顔してんの?」とか「なんで夜明けの平原見ただけで気が変わったの?」とか、主人公の気持ちがわからないことが良くあります。それがラストシーンなんかだったりすると、映画全体を否定したくなってしまいます。この本の影響で少しは理解できたり、主人公の心理の解像度が上がってると嬉しいなぁ。