羽賀翔一のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
2485
感情を知る=自分を知る
感情とは:問いかけ分解していく思考の世界
★★感情に善悪優劣ない、全ての感情に価値ある
その意思決定には、どんな感情が働いているか
★★行動・意思決定には、感情バイアスが必ず働く
感情を簡単に他者に渡さない
★★感情というフィルターを通して、世界を認知
感情の輪:8つの基礎感情+混同感情
喜び⇄悲しみ
信頼⇄嫌悪
恐れ⇄怒り
驚き⇄期待
点ではなく波で感情を捉える
★★認知→受容→選択
もう一人の自分は何と言ってる?
★★他者に意識を向けず、自分にできることを探す
★★選択に間違いはない、絶対解でなく納得解探す
★感情は変えられない、感情の認知は変えられる
ル -
Posted by ブクログ
感情を「認識する」。
たしかにこれって大事で、明確に怒ってるならまだいいんだけど、なんとなくイライラしてる状態が実は自分も周囲もストレスなんじゃないかな。
主旨と関係ないけれど、以下の部分がちょっと感動した。
ーーーーーーーーー
僕の結婚式に井上雄彦さんと小山宙哉さん、ツジトモさんに来ていただい
た際、小山さんとツジトモさんはまだデビューする前だった。だから井上
さんと話をできるようにと、席を近くしておいたの。このとき2人は井上
さんと一緒に写真を撮らせてもらったんだけど、その後、『宇宙兄弟』
1話目に描かれている主人公の六太と日々人が毛利衛さんと写真を撮って
いるシーンを読んだツジトモさん -
Posted by ブクログ
学術的な裏付けがあるというわけではなく、著者三名の体験をベースに気づきを語り合う内容となっている。なので科学的なことを期待していると肩透かしになるかもしれない。あくまでも特筆すべき作品を残している漫画家と編集者の感性で「感情」というものについて語り合ったことを楽しむ本であると感じた。
「感情に捉われない」が一つにキーワードになっていて、その点が禅仏教的だと思った。
<アンダーライン>
★★★
特定の感情を否定しないことと、感情に善悪や優劣をつけないこと
★★★★★
ポジティブ感情だけの人間はバランスが悪い。
★★★
鏡があることで自分と他人を比較する -
Posted by ブクログ
日々の生活の中で、私たちは自分や他者の感情に振り回されがちだが、そうした感情を客観的に理解することはとても難しい。特にネガティブな感情ほど、他者への期待や外部環境に対してその原因を求めてしまう。
本書の前半では、そうした感情の理解を助ける実践的な補助線がいくつか引かれている。その中心であるプルチックの「感情の輪」は、自分の感情を客観的に認識するのに役立つし、8つの基本感情(喜び/信頼/恐れ/驚き/悲しみ/嫌悪/怒り/期待)とそれらの組み合わせによる混合感情を俯瞰すると、有り体に言えば「こんなに沢山の感情があったのか」と驚いてしまう。これらの感情を【認知】し、【受容】 し、行動を【選択】 する3 -
Posted by ブクログ
いつもそこにあるのに、見ることも聞くことも嗅ぐことも味わうことも触ることもできないもの。うまく理解できなくてどういうものか言い表せないもの。自分が自分でいるために大切で、まさしくそれがあること自体が自分を表しているもの。それなのにあまりそれについて考えたり誰かと話し合ったりしないもの。結局なんとなくなあなあに扱ってしまい、そのままにしてあるもの。
感情。
こんなに身近なのにこんなに遠い。
そんな感情に迫る本です。
怒り、不安、悲しみなど一つの感情にフォーカスしてその理解を深めたりマネジメントする方法を書いた本はたくさんありますが、本書のように感情全体について書かれた本はあまりなかったよ -
購入済み
当たり前のことだけど・・・
自分が常日頃感じ考えているような内容なのかな?と思い敬遠していましたが、NHKの番組で取り上げられてるのを見て、確認のために読んでみました。
予想通りの内容でした。
不寛容社会の今だから、特に心に響くのかもしれないですね。
でもこれを読んで少しでも自己中心的で攻撃的な人が自分自身を見つめ直し、相手を思いやる心を持ってもらえることを願いたいですね。
文章だけの部分も漫画にして欲しかったです。
-
ネタバレ 購入済み
騙された
この電子書籍が出た当時、ジブリの新作絡みとの事で購入して読んだ 紙版も購入した 内容がいかにも古臭く、説教臭く、漫画なのに見開きで文字のみのページなんかも結構あって「なんだこりゃ?こんなのジブリで映画にするの?」と悪い意味で衝撃を受けた 1万冊程度は漫画を読んでいるがこの本はつまらなすぎて途中で読むのを断念した 2023.07.14遂に映画が公開され初日の初回に観に行った 公開前に流れていた情報ではこの本のタイトルだけ拝借?して映画の中身は異なるとの事 映画の中身自体は賛否両論となり私自身は十分満足だったが確かにこの漫画の内容とは全く関係なかった 映画では申し訳程度に亡くなった母から主人公への