しのとうこのレビュー一覧
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男
羅漢 頭の切れる多少傍迷惑な破天荒変人キャラかと思っていたが、
猫猫の殺意さえ浮かぶ表情を見たら、かなりの悪辣非道な男なのかな?
我らが猫猫に、一体何をしやがったのか、とても気になる。 -
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毒
毒を喰らい、恍惚の笑みを浮かべる薬屋猫猫の推理作品。
鮮やかに解決していく様もさることながら、ジン氏との関係がどう変化していくのかも楽しみです。 -
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薬
ある日突然拐かされ、後宮に売り飛ばされてしまった薬屋、猫猫。
とある上級妃の赤子の命を救った事からもっとも美形、と名高い宦官、ジン氏に目をかけられ、、? -
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思わず涙ぐんでしまった。
猫猫の推理が冴える&不器用な者同士のラブストーリ。でなんとな~く、ほのぼの感、ホンワカ感のある話だと思っていた。ここにきていきなりタッチが変わりビックリ。
病に冒され余命いくばくもない女を一途に愛する男、羅漢。
男に裏切られ気性の激しさゆえに身を落とした女、鳳仙。
母の、歪んだ思いで小指を落とされた娘、猫猫。
父は、歪んだ思いで娘、猫猫を身請けしたかった。 とても悲しく、でも愛おしく。そっと両手ですくって抱きしめていたくなった。
また、ホンワカ感に戻っていくのかな?
それにしても、グッときてコミックで久々に泣いてしまった。良い意味での裏切りだ~。
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情緒豊かなコミカライズ。
相変わらず表情豊かで一枚一枚の画が面白い。
時にそのすさまじい憎悪の顔が嫌いだという読者もあるが
緩急が良くと付いているという理由で私は利点として挙げたい。
鳳仙の章はノベルより分かり易く整理されオリジナルの脚色も盛り上げるのによく出来ていると思う
そもそも主人公のこの父母の物語は最後に心が合わさったとしても娘とかつての禿を踏み台にしての成就であり、しかも将来(みらい)は余りにも限定的で暗い
にも関わらず美しい話と思ってしまうのはこの時代の舞台では容易に幸せになれる事の方が少ないと判っているからだろうか。 -
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砂漠に水を撒くような奮闘記
西都で起こった蝗害の後処理に陰の司令塔となって食糧などの手配を整える皇弟の月の君。
それを助ける猫猫たち医師団をはじめ、都からの援軍部隊は奮闘。
しかし表に出ないだけにその働きが民衆には伝わらず、后となった玉葉の義兄の玉鶯は劇場型の将軍のような振る舞いで民衆の歓心を得、それに乗じて扇動し隣国を攻めて良港と地下資源を得るための戦を起こそうとしている。
そんな玉鶯と因縁を持つ思いがけない人物が現れ想像を絶する方向に展開していく。
キーパーソンとなるのが猫猫の父羅漢、そして羅半兄、高順の息子馬良の嫁の雀さんがとても良い仕事をしています。
それにしても、猫猫と月の君は一体どうなっていくのでしょう?