小島正樹のレビュー一覧

  • 怨み籠の密室

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    父親が亡くなり、16年前母親の亡くなった故郷の閉鎖的な村へ主人公が訪れたら、奇怪な事件が起こり出す!
    中盤まではオーソドックスなミステリですが、中盤からの首切、死体消失などぶち込んできます。
    事件自体は少ないが、謎解きはお得意の大技を楽しめた作品。

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    2025年08月17日
  • 怨み籠の密室

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    ネタバレ

    両親が死に、残された青年が親の故郷を訪ねたら、両親が村八分になっていたことがわかり、というような気持ち悪い背景ストーリーの作品で、青年探偵が登場して解決していくのだが、よくわからん。親切なおばあちゃんであるタネが真犯人では?と思いつつ読み進めたが外れた。

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    2025年06月27日
  • 仮面の復讐者 浜中刑事の逆転

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    09月-03。3.5点。
    浜中刑事シリーズ。田舎の駐在さんになりたいのに、ツキもあって事件を解決する主人公。
    ある会社社長が殺害される。麻取にもマークされていた社長だが、防犯カメラに犯人は写っておらず。。

    結構面白かった。殺人トリックと自殺偽装トリックはなかなか面白い。

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    2024年09月10日
  • 扼殺のロンド

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    すごいちゃんとしたミステリーでした。
    謎をしっかり解いていく、
    あまり読まないので
    これはこれで楽しかったです。

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    2023年12月13日
  • 仮面の復讐者 浜中刑事の逆転

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    駐在に憧れる浜中刑事シリーズ。
    監視カメラで見張られていた家で会社社長が殺害された。カメラ映像から出入りした人々を調べるが犯人とは思えず、事件は難航。その後第二の事件が起き…
    3つの事件のハウダニット。大掛かりなトリックは現実的にはリスクが大きいと思うが、読むぶんには楽しい。浜中刑事が真摯な姿勢で犯人と対峙するのが読みどころか。
    今回は浜中の妄想は控えめだが、現実から地続きで妄想に突入するのが笑った。

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    2023年01月25日
  • ブラッド・ブレイン2 闇探偵の暗躍

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    シリーズの二作目。ハニバル・レクター的な殺人鬼探偵とそのバディものだった一作目とは、ガラッと趣を変えて、クローズドサークルでのサバイバルもの。密室殺人が起きたり、一応ミステリ的要素は残っているものの、犯人当てなんかにはあんまり興味がない様子。その辺りをどう捕えるかで評価は変わると思う。

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    2022年08月24日
  • 仮面の復讐者 浜中刑事の逆転

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    ネタバレ

    浜中刑事もの第5作。
    犯人当てではなく、どちらかというと倒叙ものに近い。
    物理トリックは「やったんだからできたんだよな」とすませてしまう、作家に謝れレベルの読者だが、このシリーズは浜中刑事の「幸運」ぶりが楽しくて読んでいます、すみません。
    今回は「妄想」が控えめで、読みやすかった。

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    2022年08月21日
  • 扼殺のロンド

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    初めてこの作家に出会った
    「扼殺」手で首を絞め殺す
    中々の言葉
    ちょっとやり過ぎ感がと、できるの感(現実離れ)が残った

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    2022年04月26日
  • ブラッド・ブレイン1 闇探偵の降臨

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    ネタバレ

    ハニバル・レクター的な殺人鬼探偵が、殺人鬼の脳を研究するために造られた施設内の豪華な独房から、ワイン片手に謎を解くシリーズの一作目。この作者にしては外連味が少ないトリックで、あまりにご都合主義なところはご愛敬としても、ミステリとして薄味な印象。最後にとってつけたように現れる真犯人像も収まりが良くない。この犯人も次作への伏線という感じだし、探偵役の月澤に関しても、そもそも彼は殺人者なのか、というレベルで謎を残している。シリーズが完結するまで評価は保留にした方が良いのかも知れない。

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    2021年12月28日
  • 怨み籠の密室

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    09月-20。3.0点。
    探偵海老原シリーズ。
    大学生の主人公。生まれ育った村を父と逃げるように出てきた。父が病死し、自分のルーツを探りに村に行くが、村民たちが口を閉ざし。。。

    大がかりな謎解きでは無かったが、いつものドロドロ感は健在。終盤の真相には結構ビックリした。

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    2021年09月24日
  • 呪い殺しの村

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    08月-19。3.0点。
    海老原探偵シリーズ。東北のある村に「千里眼・予知・呪殺」を行うという男が。一方、東京では自殺に見せかけて殺害された男が、この村出身で。。

    今回もこれでもかというくらい、トリックの嵐。結末は哀しい話で終わったと思ったら、続きが。

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    2021年08月25日
  • 愚者の決断 浜中刑事の杞憂

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    08月-01。3.0点。
    浜中刑事シリーズ。9千万超強奪事件、容疑者は挙がるが決め手に欠けた。2年後、その容疑者が殺害される。。

    海老原シリーズが大がかりなトリックに対し、浜中刑事シリーズは地味目だけど人情味がある。
    今回も哀しい結末だが、ラストに救いも。

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    2021年08月02日
  • 祟り火の一族

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    07月-20。3.0点。
    探偵海老原シリーズ。浜中刑事の友人女優が、大やけどの男に怪談を聞かせるというふしぎなバイトを。
    やけど男の正体を探ろうとし、壮大な事件の謎に挑む。

    相変わらず、ふしぎな出来事てんこもり、荒唐無稽とも言えるトリックと謎解き。ラストは切ない感じ。

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    2021年07月29日
  • 十三回忌

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    06月-14。3.0点。
    海老原探偵シリーズ。静岡の資産家当主の妻が自殺し、その後妾の娘が、一周忌、三回忌、七回忌と次々に殺害されてすべて迷宮入り。十三回忌には何か起きるのか。

    うーん、殺害方法がちょっと手が込みすぎているかな。でも破綻はしていない。真犯人は、意外だった。

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    2021年06月14日
  • 誘拐の免罪符 浜中刑事の奔走

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    05月-30。3.5点。
    浜中刑事シリーズ。5歳の女の子が誘拐されるが、犯人の要求は「警察を呼べ」。犯人の指示に従い、ある場所の地面を掘ると。。。

    面白い。込み入った事情が重なり、複雑な犯罪に。
    真犯人の豹変ぶりが興味深かった。

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    2021年06月01日
  • 扼殺のロンド

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    ネタバレ

    筆者の繰り出す奇想天外なトリックを見抜くことはハナから諦めてるのだけれど、今回も無茶。明らかに一般的でない知識に基づくトリックだ、とせいぜい怒った顔でもしておこう。今回の超不可解な二重密室状況を産み出してしまったのは、犯人側のある計算違い、要するに事故なのだが、悲惨で、かつ悽愴な場面であるにも関わらず、想像したら笑ってしまった。
    ラストで明かされる犯行動機と犯人像は実に陰惨なのだが、そこで終わらせず、ちょっとした救いを残すところが筆者らしいかな。

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    2021年05月14日
  • 浜中刑事の迷走と幸運

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    05月-11。3.5点。
    浜中刑事シリーズ。フリースクールで発生した教師殺人事件。浜中・夏木のコンビが捜査。

    面白い。決してラッキーだけで無い浜中刑事、いい味。
    事件の根底にある友情、おもいやりが身にしみた。

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    2021年05月13日
  • 怨み籠の密室

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    海老原浩一シリーズ。
    父の死に際の言葉から、母は殺されたのではないかと思った優哉は父の故郷を訪れる。名乗ると村人たちから拒否反応を示されたことに困惑し、海老原に相談して二人で再び村を訪れたが、そこで母が亡くなったとされる工房の関係者の死を知ることに‥
    因習の村のドロドロした人間関係でもやはりトリックは豪快。見立ては犯人のやりすぎに思えるし、色々と無茶なところはあるが面白かった。

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    2021年05月12日
  • 浜中刑事の妄想と檄運

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    04月-24。3.0点。
    群馬県警の刑事。本人は駐在所希望だが、事件解決能力があり刑事に。中編2編。

    「やさしさ」故に聴取相手を安心させるような感じ。結構面白い。次作も期待。

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    2021年04月28日
  • 怨み籠の密室

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    ネタバレ

    例によって豪快過ぎる密室トリックには笑ってしまう。いろいろ無茶過ぎる話なのだけれど、それを説得的に描くための伏線の細やかさには感動する。それでも無茶だけど。

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    2021年04月20日