小島正樹のレビュー一覧

  • 扼殺のロンド

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    ネタバレ

    トリック大盛りミステリー

    どうやって解決するのかを純粋に楽しめた

    解決編の納得度は、現実性より個人趣味に合うかが重要だと再認識した作品

    探偵役の名前に見覚えがあったが既読の「祟り火の一族」だった。どうやらシリーズもので、読む順番は逆行中。これより前の「十三回忌」はマジやらリスト作品で積読状態だから早く見つけ出して読まねば

    読後に唯一難ありだと思ったのが、実質的に院長1人で看ている最重要人物の生死確認をスルーする警察

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    2024年09月19日
  • 十三回忌

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     金田一耕助シリーズや御手洗潔シリーズを彷彿とさせる本格ミステリー。仮面のトリック、首の切断、唇だけ切り取られた理由、そして串刺しの謎が解き明かされていく場面は面白かった。ただ、「一歩間違えていたらとんでもトリックなのでは?」とも思ってしまった。

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    2024年02月21日
  • 武家屋敷の殺人

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    壮大なミステリーだった❗ちょっとページ数がって躊躇してる人大丈夫ですよ。スラスラいけてこれは面白い。

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    2023年03月16日
  • ブラッド・ブレイン3 闇探偵の旋律

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    前半が月澤に起きた悲劇の真相で、後半はほとんど異能バトル。ミステリの枠からは大分外れてしまったけれど、手の込んだ知能戦はなかなか楽しい。やり過ぎとか言われてしまう小島氏の作風には向いているような気がする。この手のお話には珍しくあんまり人が死なないので、読後感も爽やか。

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    2022年08月24日
  • 怨み籠の密室

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    海老原シリーズ。父を亡くし、過去の母の死にも疑念を持った青年が訪れた両親の故郷。誰もが何かを隠し忌避するような空気の中で起こった事件。完全な密室で起こったその事件は自殺と思われたものの、さらに起こる密室殺人。この事件の犯人は、そして動機は何なのか。どこまでも予想できないミステリです。
    こういう鬱々とした因縁話は大好きだし、密室ももちろん。死体消失の謎だけは解けたので得意になって読み進みましたが。そのほかはまんまとミスリードにやられていました。騙された!!! この真相は予測できませんよ。
    どうしようもない悲劇の物語で、それこそあんな村に行かなければ、とは思わないでもないけれど。ずっと知らずにいる

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    2021年10月30日
  • 怨み籠の密室

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    飛渡優哉が父が死の間際に発した言葉に触発されて、自分の生まれた町に隠されたおどろおどろしい過去を探る物語だが、登場人物が多彩で楽しめた.警察にもコネのある探偵の海老原浩一、タイミングよく情報提供をしてくれた甲本タネ、重い口を開いてくれた谷口六郎.海老原の推理が炸裂する場面は、読んでいてゾクゾクする感じだった.風呂敷から能代喜和子殺害のカラクリを解明する所が秀逸だった.神社で優哉の伯父文雄が殺害され、犯人の推理が展開されるが、意外な人物の登場は本書のハイライトだろう.面白かった.

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    2021年10月07日
  • 怨み籠の密室

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    密室トリック
    亡くなった両親にまつわる謎を追って 岐阜の寒村で事件は起きる。またしても解けなかったけど。ミステリーは手放せません。

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    2021年03月31日
  • 扼殺のロンド

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    ネタバレ

    同著者の海老原シリーズ前作、『十三回忌』では
    「このトリックは現実では不可能だろう」
    「海老原浩一のキャラが薄く、脇役っぽい」
    といった批判のコメントをよく見かけた。

    しかしこの作品では、現実味のあるアリバイトリック、物理トリックを用いている。それでいて提示される謎の奇怪さは相変わらずトップレベルであり、どんどん引き込まれていく。
    そして例えば斜視を用いたトリックだったらコスモス、包帯密室トリックだったらマネキン、などなど大きな謎に付随する小さな謎も相変わらず上手い。
    "髪の毛を飲む"という行為や名前に込められた意味にもとても驚いた。

    そして名探偵海老原浩一のキャラクタ

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    2021年03月25日
  • 十三回忌

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    仮面のトリック...ブランコ...そして串刺し...
    トリックは"バカミス"に近いが、面白いは面白い。
    そして例えばコウモリや酒、木の表皮、切られた唇、落ちている焦げた綿などなど、主となるトリックを行うと起こってしまう小さな謎も良かった。

    小島さんは島田さんとの共作がデビュー作なわけだし、当然島田さんのことは意識しているだろう。
    トリックの突飛さという点では共通しているが、突飛であろうとも納得できてしまう"筆力"が小島さんにはまだないなと感じた。
    あと探偵の海老原の脇役感が否めない...

    既に手元に「扼殺のロンド」「祟り火の一族」もあるのでそちらは進

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    2021年03月19日
  • 祟り火の一族

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    てんこ盛りの怪異を圧倒的な力技で、強引に解決してしまうクライマックスには快感しかない。一歩間違えば、なんじゃこりゃくらいは言ってたかも知れないが。

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    2021年02月14日
  • 武家屋敷の殺人

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    ネタバレ

    トリックも謎もほんとにてんこ盛りで、クライマックスでは底が何度も抜ける。この展開だと、読後感は悪くなりがちだが、そうならないことも評価したい。

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    2021年01月26日
  • 誘拐の免罪符 浜中刑事の奔走

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    浜中刑事シリーズ第3弾。
    5歳の女の子を誘拐した犯人の要求は、警察を呼べ、そして指定した場所を掘れという奇妙なものだった。果たしてその意図は…
    構成がうまい。少ない登場人物で事件ははっきりしていると思われるのに、犯人の意図も著者の意図も最後までわからなかった。
    名探偵ではないが無意識に事件解決に役立つ行動をとってしまう浜中刑事は面白いキャラだし、初期作品のような怒濤のトリックはないが、こういうのもなかなかよい。

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    2019年01月15日
  • 誘拐の免罪符 浜中刑事の奔走

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    浜中刑事シリーズ。奇妙な少女誘拐事件とそのさなかで発見された別の少女の遺体遺棄事件。二つの事件のつながりと誘拐事件の真相を追うミステリ。
    相変わらず浜中刑事のキャラがいいなあ。強運っぷりも相変わらず。そして夏木の過去が明らかになったのも読みどころです。うーむ……やはり「カッコいい」と思えるのは浜中より夏木かな(笑)。
    トリックにも驚かされたけれど。過去の事件の真相があんなことだっただなんて。犯人の豹変ぶりにも驚愕だったのだけれど。それでも、あの人なりの優しさがあったのだと信じたい気がしました。

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    2019年01月14日
  • 呪い殺しの村

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    ネタバレ

    “風の探偵”海老原シリーズは、今回も因習の村の千里眼に予知、呪殺、神隠しとオカルト要素たっぷりの謎と突き抜けたトンデモトリックが読み応え十分。最後の最後まで驚かされて無駄がない。
    海老原の両親の死の謎にどう繋がるのかと思っていたら、そこは持ち越しで肩透かし。でも反面、まだまだ続くという期待と楽しみの芽がムクムクと膨らむ。
    「小島先生、主人公持ち上げ過ぎ~」と苦笑が思わず出る読後だけれど、同時に探偵海老原への作者の深い愛着も一緒に感じられて作品丸ごとスルリと受け入れてしまった。

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    2018年12月01日
  • 扼殺のロンド

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    ネタバレ

    「やりすぎ」でしたか、そんなキャッチフレーズのついてしまった作家さんなので、ちょっと構えて読みましたが、物語自体は最後までシリアスに進行しました。
    トリックは想定外だろうから、自ら推理するのはやめて、成り行きを見守る感じで読みました。
    会実を疑わせる描写が多すぎて気になったところ以外は、概ね楽しめました。
    とても堅実なミステリで、好感を持ちました。

    いわば偶然の産物での高山病死とか、島田荘司っぽかったです。
    臓物をとっぱらった動機も説得力あったし、なかなか読ませる作品でした。
    ちょっと、会実の右手を切断、とかは意味不明でしたが。
    全然かばえないところまで来ちゃってるよね、とっくに。

    まぁ、

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    2018年11月11日
  • 武家屋敷の殺人

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    てっきり館物かと思いきや、、、。
    ジャンル的には作中作がキーになる作品。島田荘司の『ネジ式ザゼツキー』、三津田信三の『山魔の如き嗤うもの』の構成に似ている。
    面白かったが、動機がちょっとなぁ〜。

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    2017年08月26日
  • 武家屋敷の殺人

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    謎とガジェットてんこ盛り。やり過ぎ、詰め込み過ぎと言われるのも頷ける。かと言って、ごちゃごちゃした感じにもならず、どんでん返しもしっかり効いている。

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    2017年03月05日
  • 浜中刑事の妄想と檄運

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    倒叙トリック2本立て。

    解説でいろいろ触れられていたように
    南雲堂の本格ミステリーワールドスペシャルという
    シリーズっぽさがないことに、最初は戸惑いがあったが
    これはこれで悪くないと思う。

    読みやすいし、キャラもいい。
    広く受け入れられやすい作品に
    仕上がっているように思う。

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    2017年02月22日
  • 浜中刑事の妄想と檄運

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    かなり読みやすくなった小島がここにある。まだまだ成長期であることを窺わせる。
    倒叙形式の本格推理小説。コロンボ式のアリバイ崩とハウダニット。
    小島らしいのは、偶然の取っ掛かりで犯行の手口が割れてくる面白さ。もとより複雑なトリックで犯罪が成立するのだが、探偵の浜中刑事が強運でヒントを掴んでしまう。論理的に推理するのでは無く、推理の端緒を見つけて相棒と解明してしまう!
    変わったかなと思うのは、ヒロインが犯罪者にならない点だ。どんでん返しはいつもの事だが、アイロニーを明確に手掛けている。今後さらなる進化を遂げそうだ!!

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    2015年08月23日
  • 浜中刑事の妄想と檄運

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    ネタバレ

    浜中刑事、望んでいないのに、手柄を立ててしまう。手柄の方から勝手に浜中刑事に飛び込んでくるって感じで。

    そんな浜中刑事の夢はあまりにも素朴で全然高望みもしていないのに、なかなか叶わない。不思議なもんだなぁ。

    すぐに妄想の世界に入る浜中刑事にクスッとさせられた。仕事中、彼が妄想タイムに突入しても、夏木刑事は半ば呆れながら優しく呼び戻してくれる。人間関係にも恵まれてるみたいだし、職場環境はかなりいいと思う。だから地方の駐在所勤務でのんびりっていう夢は、もっと年取ってからでいいでしょう?(笑) まだ若いんだから。

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    2015年07月19日