美輪和音のレビュー一覧

  • 強欲な羊

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    ホラー味の強いイヤミスの短編集。
    ストックホルムの羊は、タイトルから予想できたので違う名前にしてほしかった…

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    2025年06月25日
  • ゴーストフォビア

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    小学生〜中学生向けかな?という感じ。
    面白かったけど、子ども向けだなと思いました。
    手を繋がないと見えない聞こえない、に理由がなくて不完全燃焼で終わった感じ。

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    2025年06月24日
  • 天使の名を誰も知らない

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    ネタバレ

    最初、めっちゃ面白くて寝る間を惜しむくらいだったんだけど、途中から失速。兄妹差別姉妹差別って良くないよな。うちのお母さんもうおばあさんだけど今も姉と差別された事言っているもんな。本とは関係あるような関係ないような。そうなるとひとりっ子っていいんじゃね?と飛躍する。これは全然本とは関係ない。

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    2025年06月04日
  • 私たちはどこで間違えてしまったんだろう

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    ルシファー・エフェクトという言葉を知りませんでした。
    囚人役と看守役…
    この田舎町の人々がそうなっていくのが
    ぞわぞわと寒く感じて、読み心地はかなり悪いです。

    多分、昔の事件が関係しているんだろうなぁと思いつつ
    犯人の予想は出来ませんでした。

    また、主人公の視点で話が進むのですが
    主人公の仁美が高二というより中学生ぐらいな感じ。
    内容はおぞましいのですが、
    子供向けのお話を読んでいるような気がしました。

    みんなが看守役に見えても、
    その中に公平な心を持てる人がいる世の中であってほしい。なんとも不思議な作品でした。

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    2025年01月05日
  • 監獄舎の殺人 ミステリーズ!新人賞受賞作品集

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    伊吹さんの作品を読んでみたくて読んだが、これも江藤新平と鹿野師光が主人公で懐かしかった。粒ぞろいの作品集

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    2024年08月20日
  • 暗黒の羊

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    ネタバレ

    5篇の短編集

    羊目の女の噂は絶えることなく続いている。女たちの黒い感情が求める限り。
    それぞれの話は、前作をも抱え込み、絡み合い、もつれ合いながら、またあの羊目の女の洋館へと繋がっていく感じ。
    しかし、過剰な承認欲求やらスケープゴートやらストーカーやら、、、生きてる人間の恐ろしさよ。
    とりあえずこの本を読んで調べた言葉は「因果応報」「善因善果」っと。

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    2024年06月16日
  • 強欲な羊

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    五篇の短編集
    いずれも女が持つ独特の毒満載で、気持ち悪さが充満。ホラーでもあり、イヤミスでもあり気持ち悪いのに読む手が止められずサクッと読めました。ストックホルムの羊は胸糞悪さがまたいい。

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    2024年05月19日
  • 暗黒の羊

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    『病んだ羊、あるいは滑稽な羊』の気持ち悪さ…
    読み進めるのが苦痛に感じるほど気持ち悪く、、、
     
    『不寛容な羊』はあれ?って思っていたら
    まさかそんな…となって。
     
    それにしても人間は嫌な生き物だ…( ´ • ·̫ • ` )

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    2024年04月10日
  • 強欲な羊

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    やはり表題の『強欲の羊』が面白かった。
    どんな話なのかわかってなかったので
    初めは普段あまり読まない語り口調の進行に戸惑ったんだけど
    読むにつれ麻耶子も沙耶子も狼に見えてきて…
    これは面白い。となりました。
     
    『ストックホルムの羊』は
    なんとなくオチが見えたんだけど
    それでも面白く、、
     
    どれも人間の、女の嫌なところが上手く表現されていて
    女だからこそ面白かったのかもしれない。
     
    無理に連作にしなくても良かったのでは…?
    と少し思ったりもしたけど…
    さて暗黒の羊を読みますかね◎

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    2024年03月10日
  • 暗黒の羊

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    轢き逃げや通り魔、火事などの動画をSNSにアップしたことで、「死の女神」と崇められて過激な動画投稿がやめられなくなってゆく女。家にいる男は夫ではないと怯える妻に困惑する隣人など、悪意に満ちた連作短編集。


    前作『強欲な羊』に続くシリーズとのことで、前作の登場人物なども登場しているそうですが、なにぶん前作を読んだのがかなり前なのでいまいち記憶が曖昧です。やっぱり読み直してから読めばよかったかもしれない。いつも同じようなこと言ってますね。
    前作を読んでおくとより面白いのでしょうが、一応こちらの一冊だけでも十分楽しめます。
    ミステリでもありますが、どちらかというとサイコホラー。
    いじめや狂愛、過剰

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    2023年11月08日
  • 暗黒の羊

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    ネタバレ

    前作「強欲な羊」はホラー要素強めだったけど、今作はサイコ・サスペンス強め。
    「不寛容な羊」が凄く良い。

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    2023年10月09日
  • 暗黒の羊

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    強欲な羊のシリーズ。前作読んだ方が絶対良い、前作の人達が出てきてうわぁってなる。相変わらず羊達もその羊の影響を受けた人も皆怖い。やっぱ怖いのは生きている人間よなって再確認どころか魂に刷り込まれるような作品。

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    2023年07月13日
  • 私たちはどこで間違えてしまったんだろう

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    平和な田舎で起こった毒しるこ事件。容疑者は住人108人。犯人は誰だ?同調圧力が憶測が冤罪を生み、新たな被害を出す。穏やかだった住人は監獄実験の看取と囚人のようになってしまう。閉鎖的な街だからこそ起こる同調圧力。これは怖い。

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    2023年04月17日
  • 私たちはどこで間違えてしまったんだろう

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    秋祭りのおしるこに何者かが毒を混入、多数の死者が。犯人は誰なのかと町民は疑心暗鬼になり暴走する…
    和歌山毒物カレー事件を思い出さずにはいられませんでした。集団心理は恐ろしいです。
    題材は面白かったのですが、少し長く感じました。登場人物も多くてすんなり頭に入ってこず。読むのに時間がかかる作品でした。

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    2023年03月24日
  • 強欲な羊

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    最初から最後までミステリーというか気味の悪いサスペンス。
    それぞれ伏線が多く、二転三転しまくるが短篇なので胸焼け感あり。

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    2023年02月03日
  • 強欲な羊

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    ネタバレ

    初読みの作家さん。
    5編とも非常に個性的な作品であったが特に『背徳の羊』『眠れぬ夜の羊』は最後の背筋に寒さを感じるイヤミス感たっぷりの作品で印象に残った。
    5編がそれぞれ独立した物語であるにも関わらず『生贄の羊』でそれとなく1本の線で結ぶところは巧みさを感じ、何度もページを戻って確認してしまう程であった。
    解説に続編のことも書かれていたので是非読んでみようと思う。

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    2022年12月09日
  • 強欲な羊

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    表題作の「強欲な羊」が1番好みだったかなぁ
    短編集だけど、最後の「生贄の羊」で
    それまでの作品とリンクしているのは驚いた。

    不快と面白さは同居するんだなって
    イヤミス作品は数あれど、今作を読んで再認識しました

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    2022年07月31日
  • ウェンディのあやまち

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    騙されないよう騙されないよう読んでいたつもりが、簡単に騙されていた。
    バラバラに描かれる恋愛の中に散見する、幼児虐待の話から、物語は発展して行く。
    ウェンディは誰なのか?というのが本筋だと思うが、ウェンディの過ちを誰も正すことができないというのは、なんとも救いがない。それでも後味は悪くないのだから不思議だ。

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    2022年07月19日
  • 捕食

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    表紙のキャラクター男性と女性かと思ったら違ってた。
    まー最後あんなのだよね。
    それにしても経歴入れ替わりって女性の人に多いような気がする。火車とか?

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    2022年07月10日
  • 強欲な羊

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    【彼女は羊の皮を被った狼か、狼の皮を被った羊か】


    女性ならではの鋭い狂気が秀逸な連作ミステリー。

    短編なので隙間時間に手に取りやすく、文章も面白い。ミステリーとホラーが融合したような物語である。
    最終章は、今まで出てきた登場人物達が意外なところで繋がっている話なので、最終章は必ず最後に読むのが吉。

    やはり羊の皮を被った狼が1番タチが悪いと思わされる1冊だ。


    こんな人におすすめ.ᐟ.ᐟ
    ・イヤミスが好きなひと
    ・どんでん返しが好きなひと
    ・ホラーが好きなひと
    ・語り口調の物語が好きなひと



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    2022年05月16日