植松努のレビュー一覧
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ネタバレ他人に勧めたい本で個人的No1に推薦したいのがこの本。現代社会を生きていると、様々な理想と現実のギャップに悩むことがあるが、この本はそうした悩みに対して明確なアドバイスをくれる本だ。
今世界中の人が、労働の意義や企業の存在価値について疑問を抱いていると感じる。その疑問とは、終わることのない大量生産・大量消費社会のについてである。似たような商品やサービスを次々に提供し、膨大な広告宣伝によって購買を勧める社会のあり方だ。次々と登場する商品やサービスを買うために人生の大半を労働に費やし、ローンを払う暮らし。
定期的に利益を出し続けるために、メーカーはわざと壊れやすい製品を作る。商品やサービスを買 -
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著者がTEDで発表している「どうせ無理」をなくし「だったらこうしてみれば」と言い合える世界にしたいという話をyou tubeに見て是非読みたいと思った。
You tubeの発表もよかったが、本も最近読んだ本の中で一番心が動かされる本だった。
是非家族全員に読んで欲しい。と思った。
「どうせ無理」と言う人は実際にやっていない人の発言、しかしその人が、そういう憶測で評論する人がどんな人かと言うと。
1.知らないことが恥ずかしいと思っている人。知ったかぶりの憶測をして、知らないものと出会った時それはくだらないと言って知ろうとすることさえもしない。
2.間違える事が恥ずかしいことだと思っている人。間 -
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☆6
僕は、宇宙開発はあることを実現するための手段だと考えています。
それは「どうせ無理」という言葉をこの世からなくすことです
「よりよく」を求めなくなったとき、社会はダメになる
顧客満足というものは、お客さんを「いやあ、すごいな」とうならせることにあります。お客さんをさらに成長させることにあります。
お客さんをチヤホヤすることは、お客さんの能力を低下させます
幼児というものは、やったことのないことをやりたがります。そして、あきらめません
アニメーションなんかくだらないと言う人がいますが、今、日本で、二本足で歩くロボットの開発が世界のどこよりも進んでいる理由は、
ひとえに『鉄腕アトム』 -
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町工場からロケット打ち上げに成功した、植松努さんが自分が経験したこと、感じたことを語りかけるように文章にしています。
ひとつひとつの話が短くて挿絵もたくさん入ってとても読みやすいです。
「どうせ無理」…人の可能性を奪う言葉、なにも しなくてすむ言葉。響きました。
あなたに響く言葉、文章も必ずあると思います。
私は何をやりたかったんだろう。
「どうせ無理」だとあきらめたことは何だったかな?自分自身に聞いてみました。
たくさんの方に手にとってほしい本です。
自分を肯定し、見つめ直すことができると思います。「これから」を決めるのは自分自身です。
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教育は今、変化の時を迎えている。
学校教育からすっかり離れているが当事、私は教科書の内容にほんまか?もっと色々な見方考え方があると思いながら過ごしてきた。教科書より教科書以外が気になっていた。「本当にこれが真実なのか」と思い、何事も鵜呑みにはできなかった。
社会全体の一貫性を重視するあまり個人の違和感や納得できない思いはしばしば無視される。
人口減少や技術革新が益々進む中、従来の枠組みを維持することは難しくなりつつある。
未来を切り開くには過去の慣習や固定観念に囚われず柔軟で創造的な発想が必要だ。当事者意識を持ち自ら学び直すことができる、やり直しが可能な教育の在り方が必要だろう。
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幼いころ私たちは限りない夢を抱きます。大人になるにつれ「どうせ無理」「自分なんか」という言葉に縛られその夢は次第に霞んでいく。
植松努氏は好奇心を原動力に夢を実現する道を示す。「思い描き、思い込む」ことで可能性を信じ「だったらこうしてみたら」と問い続ける姿勢は制限を超える力となる。
楽な道を選ぶのではなく楽しい道を選ぶ。好きなことは全部やる。そうした生き方は感動を原動力とし人をも動かす。「どうせ無理」を無くした先には忘れていた夢が再び輝きを取り戻す。新たな可能性が広がる世界が待っている。
夢を諦めるのではなく思い切り追い求めることこそ人間らしい生き方ではないか問いかける。
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Posted by ブクログ
優しい文章で、すべてが納得の一冊
できないことなんてないと思っていた子供の頃にワープできる気がする本
最近よく耳にするのが、呪いの言葉なるもの
何かをやろうとしたときに周りの人間に言われる「どうせ無理だ」「できるわけがない」「やめた方が良い」「あなたの為に」等々…
著者曰く、やった事のない人間のやらない言い訳だそうだ
私もそう思う
この本は中学・高校生に特に読んでほしいと思える一冊だ
これから社会に出ていこうとしている若者に読んでもらいたい
夢を見る事は悪い事じゃない、夢を追いかけることは素晴らしいことだ
その実現に向けて、どうすれば?と問いかけて寄り添ってくれる気がする
応援してくれている気 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者の植松努さんは小さな町工場で宇宙に打ち上げるロケットを作っている。
彼はもともと勉強も運動も得意ではなかったけど、”夢”についてずっと考えている少年だった。
きっかけは小学校の先生に言われた一言。
卒業文集のテーマは「ぼくの夢」。
「自分で作った潜水艦で、世界中を旅したい」という内容を書いた。
というのも、200年前に存在した人類最初の潜水艦について図鑑で読んだことがあったから。
その潜水艦はエンジンもモーターもついてなくて、手動でスクリューを回すと前へ進む単純な作りでできている。「昔の人が作れるなら将来ぼくにも作れるかもしれない。」そう思って書いた彼の夢。
すると彼は職員室に呼ばれて -
Posted by ブクログ
ロケットの打ち上げに成功した、植松努さんの感動物語だと思ったら、自己啓発本だった。
夢を諦めることなく未知のことにも挑戦するための心得が示されているので、子供や学生が一読するといいかも。
大事なのは成績の良さではなく、やったことがないことをやりたがる人であることで、どうせ無理と考えずに誰でも夢を叶えられるそう。
とは言え、植松さんは優秀だったんだろうなと思ってしまうけど。
戦争でお金を全て失った植松さんのお婆ちゃんの教えが、
「お金は一晩で価値が変わるからくだらない。
お金があれば本を買いなさい。
本で知識をつければ誰にも取られないし価値も変わらない。
そして自分の知恵と経験のために使えば