【感想・ネタバレ】「どうせ無理」と思っている君へ 本当の自信の増やしかたのレビュー

あらすじ

NASAにも注目される北海道赤平市の町工場! 従業員20人の会社でロケットを作り、宇宙開発の夢を追い続ける著者が、大人にも子どもにも、すべての人に夢と希望を贈ります。世の中には、若い人の夢をつぶしてしまう人が大勢います。でも、そんな人たちに負けないでほしい、その人たちを恨まないでほしいと著者はいいます。「あきらめなくて、いいんだよ」「だったらこうしてみたら?」「こんな方法があるよ」と、「どうせ無理」という呪文に負けないための方法をできるだけたくさん公開します。TED×Sapporoの魂のスピーチがYouTubeで230万回を超える再生! 多くの人の感動を呼ぶ著者渾身の一冊です。この本が「どうせ無理」と思ってしまいがちな人の心を救い、本当の自信を増やすきっかけになりますように。

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Posted by ブクログ

社員20人の町工場の社長による、学生向けの自己啓発本。町工場ながらロケットも作っている。

夢を持とう、というのが趣旨なのだが、夢を実現するための実践方法が具体的。夢は複数持っていいし、できるところから少しずつ始めてみようという教えは、ロケットを作るような町工場を経営する社長が言うと説得力がある。勉強(と学歴)を軽視するような意見には、著者のケースが特殊なだけなような気がして、鵜呑みにするのは怖いなと思うが、全体的にすごく励まされる本だった。

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2025年11月11日

Posted by ブクログ

・私たちは小さい頃自力で立った。
誰も転ぶのが怖いから、笑われるのが怖いからと歩くことを諦めたことはない。何度も転んで膝をついても立ち上がった。それが私たちの本来の姿。

・自分の成長を妨げる親の言うことは無視していい。現代の私たちには挑戦するチャンスがある。枠にとらわれた考え方はしなくていい。

・小さいところから成功体験を積んでいくと大きな結果に結びつく。

・興味と好奇心を進めば大きなことでも達成できる。

・夢は「dream」じゃなくて「will(意思)」

・足りないもの同士は足りないもの同士で補い合うもの。
世界のことを全て知っていたら面白くない。
知らないことがあるから学べることがある。
無知を馬鹿にしない

・優越感と自信とは異なる。
人と比較することではない。
まだ頑張りたい自分がいる、まだまだ自分の可能性を信じている。それが夢の実現なのである。
「無理」を「可能」へと変えるその営みは誰かの心を動かし自分の未来をも切り拓く。

・やりたいことを自分で決める。褒められてやることではない。誰かに褒められることも当てにならない。一人でも輝ける種。

植松努さんの考え方から学べることがたくさんあった。自分自身が人生の最高の味方。

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2025年01月30日

Posted by ブクログ

中学生に読んでほしい一冊です。自信、仕事、夢についての考える軸を与えてくれます。哲学と言ったら難しく聞こえるかもしれませんが、自分、周囲の人たち、社会と向き合う時に心をグッと支えてくれる言葉が詰まっています。教職に就かれている方にも読んでいただきたい。

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2024年10月27日

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めちゃくちゃ良かった。児童生徒向けの本なのだと思うが、大人の私にも響いた。でもやっぱり、もっと若いときに読んでみたかったな、と思うくらいには若い世代に向けてのエールが詰まっている。植松さんは優しくて強い人なんだろうなあ

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2024年06月15日

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ネタバレ

タイトルに惹かれて読書。
どちらかというと子供たちに向けた本であり、暖かく、エールを送ってくれているような一冊。
とはいえ、今の自分には刺さるものが少なくなくて、感謝の本。

メモ
・足りない人と足りない人が勇気を出して繋がれば、そこから自信が生まれる
・自信をつければ夢は叶う
・自信は優越感とは違う。自分の内側から湧き上がってくるもの。誰かと比べるものではない
・これだけは自信がある は危険。あれもこれも自信があるとなれるように。自信と夢は繋がっており、夢も一つじゃない方がいい。たくさんあった方がいい。
・まずは近くの簡単な夢から叶えてみたら?

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2023年11月03日

Posted by ブクログ

この本を読むと、小さな自信が湧いてきます♪
植松 努さん。
北海道でロケットを作って飛ばす町工場の社長さん。社員はたった20人。だけど、宇宙と同じ無重力状態を地上で作り出せる実験施設があり、そんな施設はドイツの研究所とNASAとここにしかないそうです‼︎

とっても優しい言葉で書かれているので、小学生〜10代の子達に向けて書かれた本なのかな?と思いますが、大人が読んでもなるほど!と頷けることがたくさんありました。
特に、子育てしている身からすると子どもたちにとって本当に大切なことは何か?ということに気づかせてくれる一冊だと思いました。

“歩くことをあきらめる赤ちゃんはいない”という言葉に、確かにそうだ‼︎と思いました。でも、だんだんと自信を無くしてしまったり、失敗を恐れたりしてしまうのは何故なのでしょう?
子どもたちには「失敗は成功の素だよ!」と言いながら、自分自身は何も挑戦せず、失敗しないように生きてきたことに気づきました。

今まで子ども中心で家事に追われて気づいたら一日が終わっていて、自分のやりたいことをやる余裕もなく、考えることもなく過ごしていたので、まずはやりたいことを探すことからだなと思いました。

「ほめられプレッシャー」という言葉も、「褒めて伸ばす」ということに囚われすぎて、子どものことを何でもかんでも褒めすぎて褒められることしかやらない子にしてしまっている気がしてきました。大事なのは、"ほめられなくてもいいから、本当に自分の好きなことをすること"本当にその通りだと思います。

一生懸命何かをやっている時も、ちょっと立ち止まって‼︎
“その一生懸命は誰かに言われたからなのか、自分がやりたいからなのか"

“夢とは、大好きなことや、やってみたいこと。
仕事は、人の役に立つこと。”
夢で食べていこうと思わなければ、たいていの夢はわりと簡単に叶います。
→去年からやりたいことリストを年末年始に作って、少しずつ叶えているところなので、これは実感しているところです。

いい学歴とは、運転免許みたいなもので、これまでの時代は重宝されてきたがこれからの時代はそうではない。
ルールを守り、決まり通りにやることはこれからはロボットの仕事となる。大事なのは人と違ってもいいから自分の好きなことを突き詰めること。

小さく試すというのも大切だと気づかされました。スモールステップ。そのために、紙に書き出してみる。不安なこともあれば、紙に書く。

失敗とは、やったことがないことに挑戦したという証‼︎失敗した自分を責めてはいけない。

「できない理由」を並べる大人たち。私自身もそうならないように気をつけなくてはいけないと思いました。ついつい、大人の都合を子どもたちに押し付けがちになってしまうけど、いつもは無理でもできる時は子どもたちのやりたいことにとことん付き合ってあげられる私でいたいと思いました。

一番大切なのは、君の命です。
学校に行けなくなってしまったとしても大丈夫。

○「弱い自分」を見せる勇気
アメリカ人の宇宙研究者と、日本人の宇宙の研究者が、工場に来た話。
やり方を教えずにロケットを作ってもらう。
→日本人:最後まで一言もしゃべらず一人で黙々と作業。
半分以上のロケットが空中でバラバラに!
→アメリカ人:作業開始と同時に立ち上がって歩いて、わからないところを聞いてまわる人、おしゃべりする人など。
ロケットの打上は全部成功!
日本人は「わからない」と言えず一人でなんとかしようとして失敗。
アメリカ人はわからないことはお互い教え合った!
知らないことを「知らない」という。
わからないことを「わからない」という。
‥これは私がなかなかできなかったことだなぁと反省しました。わかったふりをして、一人でやった方がいいと考えることがよくありましたが、最近はみんなでやった方が楽しいし、自分だけでは思いつかなかったアイデアも出てきたりして協力してやることの大切さを身に沁みて感じます。

○植松さんは就職した当時、浮いていたが一人だけとても気にかけてくれる人がいた。明るくて性格が良くて、背が高くてイケメンでスポーツマンの彼。断っても断っても誘ってくるので、とうとう断りきれず、スキーへ一緒に行く事に。そして植松さんが滑り出すと「植松、すごいじゃん」と驚く彼。北海道で生まれ育った植松さんにとっては普通にできることが、彼にはできなかったのです。でも、コツを教えてあげるとすぐに上達しました。そして会社のみんなに「植松はスキーの名人だぞ。」と宣伝してくれて、スキー用品の整備までやるようになって、寮のみんなと仲良くなることができたそうです。何度も何度も諦めずに手を差し出してくれた彼とは、今でも友達ですごく感謝しているという話を読んで、私もウルウルしました。私も誰かにとってそんな存在になれるように努力したいです。

自分の苦しさを話してくれる人がいたら、アドバイスするのではなく、ひたすら聞く!これはこれから先も心がけたいことです。

リーダーシップとは、文字通りリードすることだから、自分が「やるべきだ」と思ったことを誰よりも先にやる人になればいい。

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2023年09月28日

Posted by ブクログ

★★★★★自己否定が解消される本

✨子育てに役立つ一言
▷本当の自信。それは、実はやさしさです。

北海道でロケット丸ごと全部自分達でつくり、打ち上げる会社を経営されている植松さん。人口衛生も丸ごと全部作れるんだとか。そんな会社が日本にあるのか、と最初はびっくりして読み進めました。読み終わって、なるほど。

たくさんの「大好きなこと」を行動に起こし続け、逆境を乗り越え、仲間と一緒に進んできた人なんだなと感じました。

子供向けに書かれた内容かと思いきや、子供の頃大好きだったことを忘れかけている大人が読むと、その純粋な気持ちを思い出し涙が出てくる一冊だと思います。私はたぶん、3回は泣きました。。

子育てママさんから、自己肯定感が低い自分が子育てをしていいのか、という話を聴くことがよくあります。自己否定、マイナス思考、ネガティブ思考が良くないというミカタがあるのかなと感じます。

そんな時に読むと「なんだ、私にもできる」と思えて、自信が湧いてくるのです。そして、最も勇気づけられた一言が本の一番最後に書かれていた「本当の自信。それは実は、やさしさです」でした。

夢をいっぱい持って、自分にできることを増やしておけば、たくさんの人の困りごとを解決することができる。それが夢を叶えることであり、いい仕事をし自信を増やすことだと。

でも、毎日忙しく「やるべきこと」に追われていると、どうしても「夢」とかって、他人事のような気になりませんか?そんなことより、ご飯作って洗濯して仕事行ってお迎えしないと終わらない!

1,2年はそれでも頑張れます。3,4年経つと、心が疲れている自分がいることに気づきます。「あれ、私何のために生きているんだっけ?」と。社会から切り離され、どことなく自信がない。

でもね。

本当の自信は、やさしさなんですって。ママは、毎日家族のために生きています。存在そのものが「やさしさ」です。子供を産みおとした瞬間から、この子のためにと必死で毎日生きています。大きくなってもそれは変わりません。

だから、ママは自信を持っていい。そう思えた一言でした。

そして、少し余裕がでてきたら、自分の子供のためだけでなく、他の人のためになることに対象を広げていけばいい。まるで子供のように心をふるわせながら、自分が大好きなことや、やってみたいことも書き出す。

そうやって自分が心からやりたいことを行動にしていくことで、ママに自信が出てくるのだと思います。30分もあればざっと読める量なので、ぜひ育児の合間に手に取ってみてくださ。

✨印象に残ったことば
▷自信と夢はつながっていますから、夢も1つじゃないほうがいい
▷目標は「自分のためになること」と「人のためになること」で決めたいものです
▷「どうせ」という言葉が出るうちは、心の中にはまだ、頑張りたい自分がいるということ
▷心をふるわせれば夢はどんどん見つかります。
▷君の最高の味方は君自身です。
▷マイナス思考は、他の人が見落としている穴を見つける能力があるということ。


最後まで読んでいただきありがとうございます

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2022年12月03日

Posted by ブクログ

同意できない意見もあるものの、自分が親であれば、子にぜひとも読んでほしい本。そして、自分自身が中学生くらいに読んでおきたかった本である。
家庭から社会に徐々にシフトしていくことは、皆が経験するが、なんだか不安だってり、焦ったり、疑問を感じたりした時に、著者の言葉は、心に刺さる示唆を与えてくれるはず。
教師や親からは、思い浮かびにくい、言いにくい意見が、大人としての責任感を有する立場から述べられている。

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2022年10月02日

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示唆に富み、面白い
中高生はもちろん、子を持つ親、働く大人にもお薦め
◾️失敗は君を強くたくましくし、君に自信をつけ、君をやさしくする。失敗を認められる人は、人の失敗も受け入れられるし、失敗をした誰かを助けることもできるだろう。
◾️大事なのは、生き延びること。生き延びたら、またチャレンジできるから。心の問題はむし歯と同じで、我慢をするほど悪化する。心がつらくて「もういやだ」と思ったら、「いやだ!」と言っていい。それすら言えないくらい弱ってしまったときは、黙って逃げてしまえばいい。
→昔は理解できなかったと思うけど、今は理解できる。

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2022年01月21日

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■簡単なことから、やる。
■誰がと比べたり、勝負に勝ったりして生まれるのは、自信ではなくて優越感。
■夢は一つじゃない方が良い。たくさんあった方がいい。
■「すぐできること」を紙に書いてみる。
■「不安なこと」を紙に書いてみる。よくわからないことから不安や恐怖は生まれる。
■一度でできなくてok!失敗したら修正して、また試す。
■「好きなこと」で、仲間を増やす。

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2021年05月31日

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大人に十分に響く素敵な本だった!
心が動くとはこのこと。
「人に作られた夢」に惑わされないためにも、この本の内容を大切にしたい。
人柄のあふれる温かい本でした。

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2021年04月30日

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ネタバレ

子ども向けに書かれている本だが、傷ついた大人にも響く。
自信がない人がどうやったら自信を持つことができるのか、実際に経験した著者の人生哲学がいっぱい詰まっている。

・「どうせ無理」という呪文が自信を殺す。
・優越感ウイルスは、人と比べること、自信ではない。
・これだけは自信がありますは、危うい。
・大切なもの(傷ついた自分)を修理すると宝ものになる。
・足りないものと足りないものを足すと自信が生まれる

・一生懸命の副作用(今だけに集中して何も考えない)
考える力を失うと「その先」が想像できなくなるので、思いやりが消えます。
・ひたすら好きなことをやり続けよう。
・やったことのないことをやってみる。
・いきなり本番ではなく小さく試す
・やりたいこと、不安を紙に書いてみる。

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2020年02月26日

Posted by ブクログ

イッキ読み。

今出会うべくして出会った一冊。

文体も内容も少年向けなのに、オッサンのボクに響きまくった。

やってみよう。

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2017年10月12日

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大学3年の息子の為に。
そろそろ就職活動が始まるので、少しでも役に立てばと思います。
今までバイトもサークル活動もせずに来た、省エネ青年です。
頼めば同居の祖母を病院へ送迎(ど田舎なので車が必要です)してくれたり、買い物を頼まれてくれたりはするのですが、自分からなにかをしようとか、やりたいということはありません。
テンションの高い激励には、最初から乗りません。
この本は激励調ではないので、テンション高いのが苦手な方でも、入って来やすいのではないでしょうか?

本来は中高生に向けて書かれた本だと思いますが、自分の読解力にさえ自信のない息子には、かえって読みやすいかもしれません。

私は読み始めて、自然と涙が出ました。
感動したとかではなく、目頭も熱くならないのに、気づいたら涙が流れていました。
これは年のせいかもしれませんが…

ちょっと手遅れかも、と思っている方でも、読んで見たら何か発見があるかもしれません。

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2017年07月15日

Posted by ブクログ

さほど難しくはない漢字にもふりがながあったり「君」という表現から子どもを意識した本だが、大人にも十分通用する内容。以前聞いて2時間メモを書く手が止まらなかった植松さんの講演がありありと蘇るようで、何度も何度も見返したい一冊。

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2017年05月02日

Posted by ブクログ

 壁となる「どうせ無理」「どうせ自分なんて」という言葉を越えるには特別な才能を必要としない。好きなことを続けること。興味と好奇心が自信を回復させる。
 優越感と自信とは異なる。人と比べることではない。まだ頑張りたい自分がいる、まだまだ自分の可能性を信じている。それは夢の実現なのである。
「無理」を「可能」へと変えるその営みは誰かの心を動かし自分の未来をも切り拓く。

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2025年01月06日

Posted by ブクログ

私はもういい歳だけど、まるで自分に言ってもらってるような気持ちになりました。
出来るなら小中学生の頃に読みたかった。
評価されて育ってきた私は、やっぱり子どもを評価してしまっていることに気付かされました。
そんなつもりで言ってなくても、私の「上手だね」「うまくできたね」と言う褒め方が、もう子どもを評価してしまっているのだなと。
子どもには沢山本を読んでほしい。そしてこういう素敵な考え方や様々な価値観に触れてほしい。
子どもが小学生高学年頃になったら、手渡したいと思います。

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2024年09月03日

Posted by ブクログ

やさしさにあふれている本。
小学生くらいを対象にしているんだろうけどそれでもいい。
自由ということばの成り立ちを初めて知った。

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2024年01月30日

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本当に自信を失った時に読みたい本だと思った
言ってることは優しいけど、人として大事なことを説いている気がしている
「そんな甘っちょろいこと言ってんじゃねーよ」と正直最初は思いながら読んでいたが、丁度同時期に自分の中でショッキングに感じる出来事があった
その時にこの本を読んだら、何か心が軽くなったなぁ
ありがとう、人の心を大切にできる人として自信をもちます

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2024年01月10日

Posted by ブクログ

子どもに対してどんなメッセージを送っているのだろうということが気になって読んだ。

ものすごく語りかけてくるなー、夢と職業の切り分けや、最悪想定、なぜの積み重ね、愛とは押し付けない見返りを求めない、そうだよねーと思うことがたくさん。

個人的には、自由=自分を理由にして決める、どうせ無理などはアドバイスではないからね。アドバイスは判断の材料という言葉が刺さった。

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2021年11月28日

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学校の先生は言っても分からない人なのかなぁ。ちょっと寂しいなぁ。というのが正直な感想です。が、大切にしたい言葉がたくさんあります。

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2020年08月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人間関係や自分に不信感を持っている人におすすめしたい本

1章 自信が持てない人に
他者評価は自信ではなく、優越感
夢と自信は繋がっている

2章 自信を修理する方法
「今」の値であきらめるな、「好き」がやる理由

3章 自信の作り方
「なぜならば」を考えるように
困っている「誰か」を喜ばせる

4章 自分の味方は自分自身
失敗は成功のデータ、成功の喜びを感じれるように

5章 ともだちについて
自分も相手も尊重する
おしつけは聞くな、人間関係は練習

6章 仲間の作り方
わかってもらう努力
観察→想像→行動

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2020年03月26日

Posted by ブクログ

植松さんは下町ロケットのモデルにもなった人と言われる。
個人的には宇宙兄弟のあのおじさんをイメージしてしまうが、NASAと交流のある町工場の社長であるから技術は間違いない。

本書は挑戦する気概と勇気を与えてくれる本である。
文中に書かれているが新しいことをやる上では常に自分で手を動かして考えていくしかない。
誰もやったことがないのだから常に自分が先駆者だということは我々の背中をそっと後押ししてくれる。
彼の人生観が書かれているこの本を読まないのはもったいない。

一方で、ある程度学歴を持っている身としては、「新しいことをやるにあたり学歴は要らない」といった論調は少し強引な気もする。
ゼロベースで先入観を持たずに取り組めということなのだろうが、少し過激な言葉選びである。
良くも悪くも刺さる言葉である。

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2019年04月30日

Posted by ブクログ

"学歴も成績も他者評価も、人生を決定しません。『誰かに評価されたい』と思ったら、たちまち評価する人の奴隷になります。君に忘れないでほしいのは、世界はとっても広いということ"

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2018年04月10日

Posted by ブクログ

夢はドリームではなく、WILL(意思)。
自信と優越感をはき違えない。誰かと比べて生まれるのは優越感。自信は内側から湧き上がってくるもの。一人でも輝ける種。
これだけは自信がある、は危うい。
自信は夢とつながっている、ということは夢も一つじゃないほうがいい。
やりたいことを自分で決める。褒められてやることではない。誰かに褒められることも当てにならない。
一生懸命、は考える力を無くす。
夢は大好きなこと、仕事は人を喜ばすこと。誰かを喜ばす夢を見よう。
大きな夢をスライスチーズ法で分解する=すぐにできることを書き出す。
失敗したときどうするか=プランBを持つ。
人間関係は練習=学校の世界は練習。
世界を拡大する計画=本の著者に手紙を書く。ボランティアをする。教室に参加する。

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2017年10月29日

Posted by ブクログ

受け流す力の重要性、押し付けから逃げる.君の人生は君のもの
人間関係は練習、相手を尊重、押し付けは愛ではない

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2025年02月24日

Posted by ブクログ

子供が小学生になったら読ませたい本です。
自分が学生時代に読んでおきたかった。

大人として読んでハッとされられた箇所は
・自信は生まれつき持っていた。評価や指摘でどんどん自信がなくなっている。
・自分の本当の声に向き合あうこと。まずはやりたいことを小さいことからでも始める。
・100点を取らなくてよい。知りたいことを最初から知ってたらつまらない。知らないから自分から動ける。

まずは自分が本当にやりたいことに向き合いたくなりました。

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2022年11月18日

Posted by ブクログ

TEDで有名なあの方の本。やさしいことばで、なかなか本質をついてくる。もっと若いときにこのことばをもらっていたら、何か変わっていたかな。ずっとずっと自信が欲しかったけれど、今は自信なんてそんなになくてもよいのかなと思う。自分は自分、と胸を張っていえることがとても健康的だと思う。ここまでくるのに、長い年月がかかった。
気を抜くと、まだ時々顔を出す「優越感ウイルス」や「一生懸命の副作用」。周りと比べて自分の立ち位置をはかったり、何に向かってだか不明確ながらとにかく一生懸命頑張っている自分に酔いかけたら、ふと立ち止まって考える時間を敢えて作るようにしたい。
多忙は怠惰の隠れ蓑。休んでさぼっているようでも、ゆっくり考える時間を持った方が、確実に自分らしい次の一歩が踏み出せる。

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2017年05月27日

Posted by ブクログ

どんな試合でも、戦ってみなきゃわからないという人や、「どうせ無理」だから、そんな無駄なことはやめちゃおうという人もいる。
本書は、「どうせ無理」といろいろなことをあきらめがちな人に、その呪文を打ち消すヒントをくれる。

でも、人間の心は不安定だから、「どうせ無理」と思う時と、「無理だけどやろう」って思う時もある。
いつもいつも「どうせ無理」と考えてばかりいるばかりでもないよね。
私は、いま「どうせ無理」と思ってる人には読んでヒントにしてほしいなと、特定の人のことをを思い浮べながら読みました。
読み終わったので、その人に贈ろうと思います。

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2017年03月24日

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