櫻井武のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
睡眠は時間も食うし無防備になるし明らかに不利なのに、なぜ動物は眠らないですむように進化しなかったのか?
それは睡眠が欠かせない重要な役割を担っているから。
睡眠は記憶の固定に深く関わっており、眠ると新しい記憶が定着する。とくに手続き記憶(技巧や運動技能)に睡眠が重要。
ノンレム睡眠は脳の急速と老廃物の洗浄、レム睡眠は入出力はカットされた状態で脳は活発に活動。体は動かないが夢を見る。夢の特徴は論理的判断はできなくなっているが感情と運動が関わること。
レム睡眠は単なる浅い眠りではなくノンレム睡眠とは異なる役割を担っているらしい。通常はレム睡眠は睡眠時間の1/4だがレム睡眠だけ邪魔すると入眠後すぐレ -
Posted by ブクログ
ネタバレレム睡眠のときは、起きているとき以上に脳が活動している。レム睡眠が5%経ると、死亡率が13%アップする。
休日の寝溜めは、就寝から起床までの中央値が3時間以上ずれないようにする。
ポリソムノグラフィー=睡眠を客観的に観察できる装置。自己評価は当てにならない。脳波を調べないとわからない。
最初の深い睡眠は、成長ホルモンが大量に出る。
深部体温が下がると眠くなる=寝る1.5時間前に40度の風呂に15分浸かると、寝るときに深部体温が下がる。
手足を冷やすと眠気が消える=血圧が上がって交感神経が優位になる。
就寝前90分にストレッチをする。
二度寝は1回、30分まで。 -
Posted by ブクログ
感情がたかぶって耐えられないことがあったので手に取った(笑)。
ブルーバックスで中高生向けに、脳科学の観点から感情=情動のメカニズムに迫る。
へー。そうなんだ、あ、コレは知ってる、コレは知らない、とパラパラ読んだ。
個人的にとても印象に残ったのが、報酬系の働きについて。報酬を得た瞬間ではなく、そこに至るプロセスに快感を得る、だとか、なるほどと納得してしまう。
さらに個人的にショックだったのは、p149から始まる扁桃体の説明。
身近なひとの様子にそっくり。
そんなわけで、またもラインの文字認識能力を使って引用メモさせてください。めちゃ長いです。
p151の心理的距離と物理的距離の図解にも思 -
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仕事がら、生活習慣病の治療に関するあれこれが多いため、その原因の1つである肥満をもたらす”食欲”に関する科学的な研究をクイックに把握したいと思いセレクトした講談社ブルーバックスシリーズの1冊。
様々な欲望の中でも”食欲”に関して、ここまで膨大な研究労力が費やされていた(もちろん、まだそのすべてが解明できているわけではないにせよ)という点に率直に驚いたのが率直な感想。
食欲に関連するホルモンであるレプチンを発見するまでの40年にも渡る先行研究の軌跡や、脳の働きを分析することで食欲発生のメカニズムに働きかける研究など、長年の科学研究の成果をコンパクトに知ることができた。 -
ネタバレ 購入済み
こころを科学的に理解できる本
「こころ」を科学的に解析した本。
最も興味深かったのは、感覚系から入った情報が2つの違った経路、理性と情動に分かれて伝達するということ。
一次視覚野を切除したサルは目が見えていないのにヘビを怖がるという。
子育て中なので、子供が感情を抑えられずに爆発させたりするのは理性に結び付く経路の未成熟が原因だったりするのかな、と想像したり。
専門的な事も多く取っ付きにくかったが、自分で興味深いと思う部分だけでも、自分なりに要約すると面白い。
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睡眠は、まだまだ分かっていないことが多い。
このように覚醒は、食物などの報酬を探索する行動や、恐怖や不安などの情動に深く関係している。つまり「食っていくため」、そして「食われないため」に、覚醒が必要なのだ。
逆に満腹で、しかも安全な状態であれば、脳や身体を休めるために睡眠をとるチャンスである。睡眠は、安全と適切な温度が確保された環境で行われる。睡眠をとるために適した時間は動物の生活環境によって異なるため、概日リズムによっても制御されている。つまり、昼行性の動物では昼間に摂食行動を行い、夜間に休息期が多くなり、夜行性の動物では逆に夜間に主に摂食行動を行い、昼間に睡眠が多くなる。
…ニ -
Posted by ブクログ
睡眠は、まだまだ分かっていないことが多い。
このように覚醒は、食物などの報酬を探索する行動や、恐怖や不安などの情動に深く関係している。つまり「食っていくため」、そして「食われないため」に、覚醒が必要なのだ。
逆に満腹で、しかも安全な状態であれば、脳や身体を休めるために睡眠をとるチャンスである。睡眠は、安全と適切な温度が確保された環境で行われる。睡眠をとるために適した時間は動物の生活環境によって異なるため、概日リズムによっても制御されている。つまり、昼行性の動物では昼間に摂食行動を行い、夜間に休息期が多くなり、夜行性の動物では逆に夜間に主に摂食行動を行い、昼間に睡眠が多くなる。
…ニ -
Posted by ブクログ
前から心理学や人間の精神みたいなものには興味があった。割と人文学的な本を良く読んでいたように思う。本書は、そういった「こころ」を科学の視点で説明している。
(冒頭では、心理学的、あるいは精神病理学的な問題ではなく、神経科学からみた「こころ」の働きを扱う、とある。)
同じこころ・精神といったものを扱っていても、学問によって捉え方が全く違うんだなと面白く読めた。この本では、「こころ」を生物の生きていく上での"機能"として捉えている。「こころ」の働きには煩わされたり、苦しんだりすることもあるが、それらは進化の過程で獲得した、意味あるものなんだろう。
以下のようなことが、何とな