櫻井武のレビュー一覧

  • 食欲の科学 食べるだけでは満たされない絶妙で皮肉なしくみ

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    仕事がら、生活習慣病の治療に関するあれこれが多いため、その原因の1つである肥満をもたらす”食欲”に関する科学的な研究をクイックに把握したいと思いセレクトした講談社ブルーバックスシリーズの1冊。

    様々な欲望の中でも”食欲”に関して、ここまで膨大な研究労力が費やされていた(もちろん、まだそのすべてが解明できているわけではないにせよ)という点に率直に驚いたのが率直な感想。
    食欲に関連するホルモンであるレプチンを発見するまでの40年にも渡る先行研究の軌跡や、脳の働きを分析することで食欲発生のメカニズムに働きかける研究など、長年の科学研究の成果をコンパクトに知ることができた。

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    2021年11月28日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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    いやぁ、安易に手を出してしまい、結果難しすぎた。

    今どきの良い睡眠をとることを目的にした本ではなく、ガチンコで睡眠を研究し分析した内容だった。

    言えるのは、人間の脳の構造は複雑で、本体(人格?)より良くできており、体のことを一番わかっている。だから、馬鹿な本体が勝手に摂理に反して睡眠を怠ったり不摂生な習慣をとるのは馬鹿な話でありおこがましいということがよくわかった。

    よくできてるのだから、その品質を最大限に活かすことができるように生活したいと思う。

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    2021年06月21日
  • 「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」

    ネタバレ 購入済み

    こころを科学的に理解できる本

    「こころ」を科学的に解析した本。

    最も興味深かったのは、感覚系から入った情報が2つの違った経路、理性と情動に分かれて伝達するということ。
    一次視覚野を切除したサルは目が見えていないのにヘビを怖がるという。

    子育て中なので、子供が感情を抑えられずに爆発させたりするのは理性に結び付く経路の未成熟が原因だったりするのかな、と想像したり。

    専門的な事も多く取っ付きにくかったが、自分で興味深いと思う部分だけでも、自分なりに要約すると面白い。

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    2020年08月24日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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    人はなぜ眠るのかを科学的に検証し結果と考察がまとめられている本。生きるために睡眠は必要なのか。レム睡眠とは何か。夢とは何か。寝だめはできるのか。
    ニューロンの仕組みから詳細に書かれており、専門的で難解な内容なので読むのに気合が必要。

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    2020年06月18日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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    解明されてない部分も多いけど、睡眠を科学的に説明してみましたっていう話。

    『睡眠は死からの負債である。睡眠は生命を維持するため死から借りるものである。』ショーペン・ハウエル

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    2020年04月14日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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     睡眠は、まだまだ分かっていないことが多い。

     このように覚醒は、食物などの報酬を探索する行動や、恐怖や不安などの情動に深く関係している。つまり「食っていくため」、そして「食われないため」に、覚醒が必要なのだ。
     逆に満腹で、しかも安全な状態であれば、脳や身体を休めるために睡眠をとるチャンスである。睡眠は、安全と適切な温度が確保された環境で行われる。睡眠をとるために適した時間は動物の生活環境によって異なるため、概日リズムによっても制御されている。つまり、昼行性の動物では昼間に摂食行動を行い、夜間に休息期が多くなり、夜行性の動物では逆に夜間に主に摂食行動を行い、昼間に睡眠が多くなる。

     …ニ

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    2020年03月28日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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     睡眠は、まだまだ分かっていないことが多い。

     このように覚醒は、食物などの報酬を探索する行動や、恐怖や不安などの情動に深く関係している。つまり「食っていくため」、そして「食われないため」に、覚醒が必要なのだ。
     逆に満腹で、しかも安全な状態であれば、脳や身体を休めるために睡眠をとるチャンスである。睡眠は、安全と適切な温度が確保された環境で行われる。睡眠をとるために適した時間は動物の生活環境によって異なるため、概日リズムによっても制御されている。つまり、昼行性の動物では昼間に摂食行動を行い、夜間に休息期が多くなり、夜行性の動物では逆に夜間に主に摂食行動を行い、昼間に睡眠が多くなる。

     …ニ

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    2021年08月08日
  • 食欲の科学 食べるだけでは満たされない絶妙で皮肉なしくみ

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    おそらく自分の勉強不足も大きく関連していると思うが、かなりの科学に関する専門用語が多く一筋縄では読めなかった。時間をかけて読んでいけば、所々図解などもあるので脳の働きと人間の食欲について体系的な理解を得ることが可能だと思う。
    現在の食欲に関する通説に対し、それを根本から覆すような論はこの本の中では多くは見られなかったので食欲と脳に関して大枠で学びたいと言うよりは、専門的なところまで深く知りたいと言う知的好奇心のある方にオススメ。

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    2019年09月25日
  • 「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」

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    前から心理学や人間の精神みたいなものには興味があった。割と人文学的な本を良く読んでいたように思う。本書は、そういった「こころ」を科学の視点で説明している。
    (冒頭では、心理学的、あるいは精神病理学的な問題ではなく、神経科学からみた「こころ」の働きを扱う、とある。)

    同じこころ・精神といったものを扱っていても、学問によって捉え方が全く違うんだなと面白く読めた。この本では、「こころ」を生物の生きていく上での"機能"として捉えている。「こころ」の働きには煩わされたり、苦しんだりすることもあるが、それらは進化の過程で獲得した、意味あるものなんだろう。

    以下のようなことが、何とな

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    2019年08月20日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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    もう少し優しい本かと思ったが、専門用語が飛び交う難しい本だった。
    睡眠は生きているものすべてに必要なもの。
    脳をアップデートしている。

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    2019年03月05日
  • 「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」

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    こころという明確な定義のないシステムを、大脳皮質の認知機能、大脳辺縁系による情動と記憶の制御機構、報酬系の機能などどいった観点から考察。

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    2019年01月19日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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    ネタバレ

    これまで、睡眠に対して、その必要性はある程度認識しつつも、出来ることなら減らしたい無駄な時間という印象を抱いていた。本書では、睡眠中に脳の内部で行われていることを通してその重要性を説いてくれた。
    生物とはそもそもの状態が睡眠であり、必要な時だけ覚醒しているという考えには驚かされた。
    途中から脳の構造や化学物質に関する専門用語が多く出てきて、素人の自分には読み進めるのが大変だったが、睡眠という身近ながらも良く知らない現象について勉強することが出来て良かった。

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    2019年01月16日
  • 食欲の科学 食べるだけでは満たされない絶妙で皮肉なしくみ

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    「摂食行動の制御システム」は飢えによく対応できるよう必然的に進化したものだったが、それが飢えを克服した飽食の時代には別の問題になっていることがていねいに解説されていて、大変興味深かった。
    食欲は究極的には脳がつくっているもの、性格や人格までをも包括したものという話はとても面白い。

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    2018年10月21日
  • 最新の睡眠科学が証明する 必ず眠れるとっておきの秘訣!

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    なんかこういう本でよく言及される「睡眠の常識」が結構否定されているところが面白かった。類書もたいてい医師などによって書かれているけど、経歴を見る限り本書の方を信用すべきかな。

    「で、どうやったら眠れるの」
    については、実は類書と変わらず。。。まあそんな、独創的な、特効的な方法なんてないですわなあ。

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    2018年07月14日
  • 食欲の科学 食べるだけでは満たされない絶妙で皮肉なしくみ

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    仕事に必要な知識を得るため取り寄せて読んでみた。前半は、生理学・脳科学的な観点から食欲の機序が説明されている。しっかりと説明されているが、もう少したくさん図を入れても良い印象を受けた。通勤電車の中で読んで理解するのは、ちょっと難しかった。後半は実生活と関連した視点で描かれていて良かった。末尾に参考文献が列挙されているのは良いのだが、どの記述部分がどの論文に対応しているのかがよく分からない。論文のように記述内容と参考文献がリンク付けられるとなお良かったように思う。

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    2015年02月17日
  • 食欲の科学 食べるだけでは満たされない絶妙で皮肉なしくみ

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    食欲の発生するメカニズムについての解説。生命維持のために最も大切な機構であり、今でも全容は解明できておらず、食欲だけを外部的に抑えることは全くできていない。ホルモンや脳に働きかけを行うと性格まで変えてしまうことになる。
    短期的には血糖、長期的には脂肪の量が脳にフィードバックされ食欲を促す。その伝達経路は多数あって様々なフェイルセーフが施されている。
    食欲を抑えるには地道な方法しかなく。適切な量をゆっくり食べることが重要なようだ。

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    2013年02月02日
  • 食欲の科学 食べるだけでは満たされない絶妙で皮肉なしくみ

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    体重の恒常性
    レプチン、アディポサイトカイン
    長期的には体脂肪、短期的には血糖値

    レプチンの減少=体脂肪の減少、が飢餓感をもたらす

    動物は空腹が長引くと活動が増える=覚醒レベルが上がる

    サーチュイン遺伝子は、低栄養状態で活性が高まる=死亡率は定かではないが、健康状態はよくなる。

    美味しいと実感して食べること、従ってながら食べ、は厳禁
    早食いはNG
    夜8時以降は副交感神経が活性化するので食べないこと
    水分をとること
    別腹は、食欲の報酬系の刺激

    食欲抑制剤シプトラミンは、副作用で販売中止

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    2016年03月03日