櫻井武のレビュー一覧
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ファスティングを始めて1年。きっかけは、昨年9月に盲腸の切除手術でちょっとした縫合ミスがあり、炎症したのがきっかけで3週間入院し、体重が10kg減少したことから。それを健康に維持して、入院前についていた贅肉を付けないように軽い筋トレと食事制限から始めた。
16時間ダイエットは慣れても常に空腹を感じる。
この空腹がサーチュインという酵素の活性化を促しているサインだということ。
こういう経験が、この本にあるような生体学の理論と組み合わさると理解が定着し、自分の体と会話するのによく役立つ。流行や一部の人の話しに飲み込まれることなく納得して試みていることを継続できる。
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意識の問題
神経科学からみた「こころ」の働き方、いわば生体の機能としての「こころ」の働き方
●ドーパミン
ドーパミンが前頭前野や前帯状皮質に放出されると「気持ち良い」という情動認知、つまり、快感が生まれる。
そしてドーパミンが側坐核という部分に放出されると、その放出に至った原因となった(と脳が認知した)行動が強化される。報酬系では、これがキーイベントとなる。
●脳のモード調節
「気分」に作用するモノアミン類(アミノ基がひとつだけ)
脳全体のモード調節
ノルアドレナリンのレベルが上がれば興奮状態になり、筋緊張は高まり、一般的に「緊張している」という状態が生まれる。ドーパミンは緊張を -
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<動機>
毎日あまりに眠いので、眠気を除去するヒントがあればと思い読んだもの。
<成果>
・眠気に対抗するウルトラCはなく、単に睡眠の量または質が十分でない可能性があると自覚した。毎日少しずつ睡眠時間を増やし、睡眠負債の解消を試みる。
・自由自在に身の危険を感じることができれば、眠気を追い払える可能性がある。
<要点>
・なぜ眠るのかは謎。ただ、眠らないと眠気を追い払えない。
・睡眠を省略することはできず、いつかは必ず眠ってしまう。ただ、脳には恒常性を維持しようとする働きがあり、ある程度の睡眠の乱れには柔軟に対応する。
・睡眠は身体の恒常性維持、精神の正常な機能の維持、記憶の強化に関与して -
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「睡眠」とは何かに迫る。脳科学、神経科学のフロンティアを覗く専門的文庫本
●感想
睡眠に対して「what」から迫った本。ハウツー本は多いが、真摯に「眠る」ことそのものについて語る本は少ないため、貴重。面白いのは「睡眠の研究者にとっても『なぜ眠る必要があるのか』はよく分かっていない」ということ。ただ、「眠らないと身体に不調をきたす」「眠っている最中は脳で色々と活動が起きている」ことは分かっているようだ。何かしらの方法で脳・身体をメンテナンスしていることは間違いないという。特に、様々な動物が色々な工夫で睡眠時間を確保していることが興味深い。イルカは脳の半分ずつを眠らせて、泳ぎながら眠ることがで -
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ネタバレ「こころ」って何だろう?どこにあるのだろう? そんな疑問を脳科学から解き明かす本。
・もっとも進化的に新しくて認知や思考をつかさどる大脳皮質と、脳の深部にあり動物にも共通する情動をつかさどる大脳辺縁系。
・大脳皮質は前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉に分かれ、領域ごとに機能が細かく分かれている。
・大脳皮質はものごとの要素を分解して情報処理を行う。視覚情報は左右別々に傾きや色、明るさなどの要素が入力され、脳内で再構成されてイメージを作る。「味、におい、色などは意識の中だけに存在する」→音楽も脳の中だけに存在する…?
・共感力も大脳皮質に存在し、こころに影響する。
・情動は脳大脳辺縁系でつくられる -
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【献本当選作】第1章で出てきたホムンクルスの図は、有名なのだが正確に記憶できない思い出がある。「こころ」とは原始的で非自律的な大脳辺縁系で生み出される情動と、我々人類が発達させた大脳皮質の論理的思考、そして脳以外の身体から血液を通じて伝達される神経伝達物質の総合的かつ複雑な結果から表出されるという科学的知見が良く判った。「こころ」について知ると、いいね!されると「報酬」として快感が得られることに納得できる。しかしながら、他の読書記録サイトでは一時に多くのいいね!をもらうことで恐怖を感じ、いいね!を送った相手をブロックするユーザーがいる。自分も一日に同じユーザーから100以上ナイスをもらったら(