櫻井武のレビュー一覧

  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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    <動機>
    毎日あまりに眠いので、眠気を除去するヒントがあればと思い読んだもの。

    <成果>
    ・眠気に対抗するウルトラCはなく、単に睡眠の量または質が十分でない可能性があると自覚した。毎日少しずつ睡眠時間を増やし、睡眠負債の解消を試みる。
    ・自由自在に身の危険を感じることができれば、眠気を追い払える可能性がある。

    <要点>
    ・なぜ眠るのかは謎。ただ、眠らないと眠気を追い払えない。
    ・睡眠を省略することはできず、いつかは必ず眠ってしまう。ただ、脳には恒常性を維持しようとする働きがあり、ある程度の睡眠の乱れには柔軟に対応する。
    ・睡眠は身体の恒常性維持、精神の正常な機能の維持、記憶の強化に関与して

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    2020年11月01日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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    「睡眠」とは何かに迫る。脳科学、神経科学のフロンティアを覗く専門的文庫本

    ●感想
     睡眠に対して「what」から迫った本。ハウツー本は多いが、真摯に「眠る」ことそのものについて語る本は少ないため、貴重。面白いのは「睡眠の研究者にとっても『なぜ眠る必要があるのか』はよく分かっていない」ということ。ただ、「眠らないと身体に不調をきたす」「眠っている最中は脳で色々と活動が起きている」ことは分かっているようだ。何かしらの方法で脳・身体をメンテナンスしていることは間違いないという。特に、様々な動物が色々な工夫で睡眠時間を確保していることが興味深い。イルカは脳の半分ずつを眠らせて、泳ぎながら眠ることがで

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    2020年09月30日
  • 「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」

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    情動を中心に、脳のシステム全体をヒューム的な人間観を神経科学の立場から解説してある。

    本書での情動の分類だけはヒュームと大きく異なり、「感情を分類する3つの要素」というあまり知られていない分類で解説してあり、これが普通ではない捉え方に感じられてとにかく新鮮。

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    2020年02月05日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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    神経科学の観点から、睡眠/覚醒時に脳の中で何が起きているのかを解説しています。数種類のホルモンがメインでコントロールしているが、どうやらそれだけではないということで今後もさらなる発見が見込まれるようです。
    眠気と食欲がリンクしている、レム睡眠中は覚醒時並みに脳が活動しているなど、身近な割に知らなかったことがたくさん紹介されており、とてもおもしろかったです。
    最後の「地球上で最も高度な構造物である脳が、メンテナンスを必要としないわけがない」という言葉が印象的でした。これからも脳を大事にしなければ。

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    2020年01月27日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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    「睡眠」研究は、「脳(と身体)」の研究である。
    不思議がたくさんあって興味深い。
    「記憶」や「学習」にも深い関連があって、能力を発揮したいなら「睡眠」をおろそかにしてはいけないと納得。
    質量ともに、より良き睡眠を求めるべし!

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    2019年05月14日
  • 食欲の科学 食べるだけでは満たされない絶妙で皮肉なしくみ

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     ブルーバックスだけあって、少し前に読んだ同じような本よりも、より科学的な内容で読むのに時間もかかったし、専門用語が難しくて手強かった。
    ちゃんと理解したとは言い難いけれど、第7章に食欲に関する日常の疑問がQ&A形式でまとめられていて、ありがたかった。
    エネルギーの充足と報酬としての満足、ふたつの要素を十分に満たしながら、食欲をうまくコントロールしたい。

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    2019年03月29日
  • 「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」

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    生物の進化の先に、環境を認識する能力を超え、他者へ共感する意識を持ち得たことは、ヒトという驚異の種を出現させた。あらゆる感覚情報は脳内現象として還元され、意識を立ち上げている。この謎にどんなアプローチで分析しているか興味を持って読んだ。ヒトが他の生物種から質的進化を遂げた大脳皮質という構造、これと並行する形でより古い大脳辺縁系が有機的に連携することで複雑な神経活動を担っている。記憶のメカニズムとともに、原理的説明が解析されてきているが、根源的な進化の方向性に関する何故については永遠に近寄れない謎だろう。

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    2019年01月10日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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    睡眠について。なぜ眠るのかという問いに未だに答えは出せないが、睡眠が柔軟性はあれ絶対に必要なものであることや、睡眠によって脳がメンテナンスされたり記憶を整理したりする。ノンレム睡眠とレム睡眠は覚醒と睡眠ぐらい違うものであることやオレキシンといった物質について始めて知った。

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    2018年12月22日
  • 「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」

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    ネタバレ

    「こころ」って何だろう?どこにあるのだろう? そんな疑問を脳科学から解き明かす本。

    ・もっとも進化的に新しくて認知や思考をつかさどる大脳皮質と、脳の深部にあり動物にも共通する情動をつかさどる大脳辺縁系。
    ・大脳皮質は前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉に分かれ、領域ごとに機能が細かく分かれている。
    ・大脳皮質はものごとの要素を分解して情報処理を行う。視覚情報は左右別々に傾きや色、明るさなどの要素が入力され、脳内で再構成されてイメージを作る。「味、におい、色などは意識の中だけに存在する」→音楽も脳の中だけに存在する…?
    ・共感力も大脳皮質に存在し、こころに影響する。
    ・情動は脳大脳辺縁系でつくられる

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    2018年12月02日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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    睡眠と覚醒のメカニズムや研究状況について、一般向けに噛み砕いて説明された本。
    一般向けとはいえ内容は学術寄り。まだまだ未知の領域が多いからか、「なぜ眠るのか、なぜ目覚めるのか」に対する答えもはっきりとは書かれておらず仮説止まり。

    教養として読むのには非常に良かったが、私の場合は購入の目的に合っていなかった。
    書店なら買う前に軽く目次をチェックした方が良い。

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    2018年11月13日
  • 「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」

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    【献本当選作】第1章で出てきたホムンクルスの図は、有名なのだが正確に記憶できない思い出がある。「こころ」とは原始的で非自律的な大脳辺縁系で生み出される情動と、我々人類が発達させた大脳皮質の論理的思考、そして脳以外の身体から血液を通じて伝達される神経伝達物質の総合的かつ複雑な結果から表出されるという科学的知見が良く判った。「こころ」について知ると、いいね!されると「報酬」として快感が得られることに納得できる。しかしながら、他の読書記録サイトでは一時に多くのいいね!をもらうことで恐怖を感じ、いいね!を送った相手をブロックするユーザーがいる。自分も一日に同じユーザーから100以上ナイスをもらったら(

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    2019年05月04日
  • 「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」

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    情動がいかにして生まれ、「こころ」に作用していくのか。
    非常に興味深いテーマを抱えた本書であるが
    「認知」と「行動」は平行して実行されること、
    つまり「怖い」と感じることと「怖い」ときにとる逃避行動は実は平行して行われるーなど
    この分野に疎い人間としては衝撃的な事実が書かれている。

    では、なぜそのような仕組みになっているのか。
    また、そもそもなぜ「こころ」というものがあるのか。
    そういった問いに対し科学的な答えが与えられる本書は読んでいてエキサイティング。

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    2018年10月28日
  • 食欲の科学 食べるだけでは満たされない絶妙で皮肉なしくみ

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    「なぜ人間には食欲があるのか」という疑問は、「生命維持に必要だから」ということで調べるまでもなく理解できるが、「どのようにして空腹/満腹を感じるのか」という疑問に答えられる人は少ないだろう。本書はそんな空腹の欲求と脳の活動の話。
    αメラノサイト刺激ホルモン、ニューロペプチドY、プロオピオメラノコルチン、コカイン・アンフェタミン誘導転写産物などの読みくい物質から、弓状核、外側野、室傍核、視交叉上核という読み方すらあやうい脳部分まで説明なしで用いられるため、全てを理解するには新書では足りなすぎる。だが図は豊富なため、かろうじて関連性は理解できる。そして細部は理解できなくとも、食べたものが分解され、

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    2018年10月20日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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    不思議な睡眠。最新科学でその不思議な世界をかいま見せてくれます。まだまだ分からないことが多いけど、日に日に新しい知見が得られているようです。睡眠と覚醒。それはシーソーのよう。片方が重くなって発現する。レム睡眠と覚醒が脳の活動状況では同じよう。対極に非レム睡眠があるという。いろいろな仕組みが分かってきたが、でも「なぜ眠むるのか」はいまだ分からない。

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    2018年10月19日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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    睡眠は時間も食うし無防備になるし明らかに不利なのに、なぜ動物は眠らないですむように進化しなかったのか?
    それは睡眠が欠かせない重要な役割を担っているから。
    睡眠は記憶の固定に深く関わっており、眠ると新しい記憶が定着する。とくに手続き記憶(技巧や運動技能)に睡眠が重要。
    ノンレム睡眠は脳の急速と老廃物の洗浄、レム睡眠は入出力はカットされた状態で脳は活発に活動。体は動かないが夢を見る。夢の特徴は論理的判断はできなくなっているが感情と運動が関わること。
    レム睡眠は単なる浅い眠りではなくノンレム睡眠とは異なる役割を担っているらしい。通常はレム睡眠は睡眠時間の1/4だがレム睡眠だけ邪魔すると入眠後すぐレ

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    2018年01月13日
  • 食欲の科学 食べるだけでは満たされない絶妙で皮肉なしくみ

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    体重は、脳が食欲をコントロールすることによって一定に保たれている。脳内で食欲がどう作り出されるか「ヒトの食欲」のメカニズムを脳生理学が解き明かす。
    「食」という字は、「人」を「良」くすると書く。よりよく生きるため、上手に「食欲」と付き合いたい。

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    2014年09月28日
  • 食欲の科学 食べるだけでは満たされない絶妙で皮肉なしくみ

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    食欲についてかなり詳しく、医学書的な感じで深い知識を得ることができる。詳しすぎて難しくなっていて読み難い部分も屡々あったが、これはブルーバックスの特徴といえば特徴であり、良い点ともいえる。

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    2013年04月11日
  • サクッとわかる ビジネス教養 睡眠の新常識

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    ネタバレ

    レム睡眠のときは、起きているとき以上に脳が活動している。レム睡眠が5%経ると、死亡率が13%アップする。
    休日の寝溜めは、就寝から起床までの中央値が3時間以上ずれないようにする。
    ポリソムノグラフィー=睡眠を客観的に観察できる装置。自己評価は当てにならない。脳波を調べないとわからない。
    最初の深い睡眠は、成長ホルモンが大量に出る。

    深部体温が下がると眠くなる=寝る1.5時間前に40度の風呂に15分浸かると、寝るときに深部体温が下がる。
    手足を冷やすと眠気が消える=血圧が上がって交感神経が優位になる。
    就寝前90分にストレッチをする。
    二度寝は1回、30分まで。

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    2025年12月12日
  • 睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

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    難しくてなかなか頭に入らなかったけど、
    よく睡眠の本で書かれている次のことがなんでいいかの理解が深まった気がする。
    ・食事は睡眠の4〜5時間前に
    ・寝る前に体温を上げすぎない
    ・朝はカーテンを浴びる

    睡眠ってやっぱりすごい大事なんだな。睡眠不足の時に判断力鈍るのわかる気がする。
    冤罪は容疑者の睡眠不足も関わっているらしいと読んで、いや、、睡眠不足だと確かに適切な判断難しいよな…となる。

    休息だけじゃなくて、脳のメンテナンス作業もやっているので、ちゃんと寝よ…って思った。

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    2025年04月18日
  • 「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」

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    感情がたかぶって耐えられないことがあったので手に取った(笑)。

    ブルーバックスで中高生向けに、脳科学の観点から感情=情動のメカニズムに迫る。

    へー。そうなんだ、あ、コレは知ってる、コレは知らない、とパラパラ読んだ。

    個人的にとても印象に残ったのが、報酬系の働きについて。報酬を得た瞬間ではなく、そこに至るプロセスに快感を得る、だとか、なるほどと納得してしまう。
    さらに個人的にショックだったのは、p149から始まる扁桃体の説明。
    身近なひとの様子にそっくり。
    そんなわけで、またもラインの文字認識能力を使って引用メモさせてください。めちゃ長いです。
    p151の心理的距離と物理的距離の図解にも思

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    2024年08月11日