相田裕のレビュー一覧
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ネタバレ【単なる青春漫画とは違う】
1巻で生徒会の仕事は深いんだなと思わさせられた。大学やそれ以降にも通用しそうな事をやっていたんだなと、ここまで行動力のある生徒会は珍しいとは思うが、それでも感心させられた。
恐らくペンネームから、男性だと思うが可愛らしい絵のタッチ、女の子は可愛く、男の子はたくましく描かれており、良い意味で男性らしくない線だなと言う印象。
怪我で野球を諦め、目標を失っていた烏谷。
そんな烏谷を生徒会に誘い、彼を「笑顔にしたい」と誓う丸山幸。この二人にどんな先があるのか
恋愛なのか日常系なのか。気になる作品です。
続き楽しみにしております -
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ネタバレみんな、みんなみんな、みんなみんなみんな死んで、
世界には今も確かに希望がありますよ。
追記。いろいろな人の感想を読んで。
温かくて残酷なお話。
悲劇の渦中の人間は、自分の悲劇に酔わない。
ジョゼは結局自分の夢想から出なかったのに、エッタはその思いの強度で義体を越えたと思いたい。
もっとも薬ジャブジャブのリコが最も長生きというのは皮肉。
愛情を利用することの残酷さ。に、男たちも崩されていく。
はじめの設定そのものから、悲劇は避けられなかった。
女性的な柔らかさと、銃器の冷たさが、同時に描かれる設定。
担当官と一緒の殉職という幸せ。
人形→人間へ。一番機械っぽいリコが、そんなことを言うとは。
少女の悲劇を愉しんでしまう残虐さとは? -
Posted by ブクログ
「最近何かおもしろい漫画ない?」と聞かれたら、まずオススメするのが本作。おっさんはさておき、とくに現役の高校生に読んで欲しいです。ちなみに作者が大学OBなのこともつながりを感じました。個人的経験として、舞台となる生徒会執行部の活動を評して「富士には月見草がよく似合う」とは言い得て妙だなと感心しました。まあ、傍から見れば、何をしているかわからんよなあ。ただし、それでも中の人たちは全力全開であることだけは保障します。ご関心のある方はぜひご一読を!!次巻以降も楽しみです。
追記(2015/4/8)
読み返していて、この作品、烏谷が野球を諦めて「生徒会」に行くところが個人的にクリティカルヒットということに気づきました。
というのも、会長や烏谷のいた野球部やシニアチームは野球を、丸ちゃんがいたバスケ部はバスケをするのを目的とし、そこで世界が完結しているのですが、反して生徒会は先の部活のような目的がありませんし、実に多様な人々(文化部長や体育部長、各委員会の長等)が出てきます。執行部の実働部隊としてHR委員会も登場しますが、彼らは彼らでイベントを楽しむという目的があります。ですが、執行部にはこれといった目的はありません。アイス大作戦が出てきますが、これもきっかけは一生徒の投書からはじまったものであり、どちらかといえば執行部の行動は受動的なものです。
にもかからわず、わたしたち読者は、そこで活動に取り組む会長や丸ちゃん、烏谷たちが輝いていないとは見ません。乱暴を承知でいえば、いわゆる「部活モノ」は「閉じた世界」であるのに対し、執行部は「開いた世界」と言えるのかもしれません。だからこそ、野球部という「閉じた世界」にいた烏谷が「開いた世界」である執行部に来ることで、そこから新たな一歩を踏み出せるということになるのではないでしょうか。さらに、こうした対比構造に、とりわけ第8話で会長がいう「執行部は月見草」発言が効いてくるという。実に上手い構成であると同時に、個人的に自分自身の経験とドンピシャリでリアリティがものスゴいあるという。 -
Posted by ブクログ
この物語は、前提のテーマに「罪」を置いたのだろう、と思う。では罪とはいったい何なのだろうか。人類の歴史において、正義と言う名の罪ほど業の深いものはあるのか。罪業にいつか解放はあるのか。そういった疑問が、連なる群像劇の中で常に問われ続けてきたようにも思える。それが罪であったならば、罰はどのような形で下されるのか。落としどころは、どうしても悲しい。半ば確定されていた終わりの形が、鮮烈で、けれど、赦されるならばこうあって欲しい、という、願いに通じている。だから終わりは、善悪や倫理の問題でなく。これは、血を絞るような痛みの先に、想いを繋げるための物語だったのだろう。