あらすじ
終焉の時。憎しみの果てにあるものは。五共和国派・社会福祉公社・フラテッロ…、彼らの下した決断は…!!
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Posted by ブクログ
自分が生きている事のみに喜びを感じ、
他者への感情を無くしていたリコが
初めて他者への愛情を自覚する展開に号泣。
人は生きているだけでは人間足り得ない、
他者との絆を結ぶ事で初めて人として存在する事ができる。
第87話でリコは人形から人間へと生まれる事ができた
戦闘機械としてでは無く人として
誰よりも鮮烈に 生きて、死ぬ。
何て美しい物語なんだろう。
Posted by ブクログ
一回目は泣きそうになるのを堪えながら読んで、それから悲しいと思わなくなるまで何往復も読むなんて読み方をこのシリーズだけしている。
かれこれ十年近く見ていたメインキャラクター達が、もう最期。
客観的にみたらハッピーエンドから程遠いのに、当事者から見たらそれで十分に報われている。
そのギャップで、幸せが何か気づかされる。
Posted by ブクログ
惨いようで、そこには美しい死が連ねられていました。
……と、それだけではあまりにも端的且つ簡易的で納得がいかない。感想を言うのであれば、リコが生きる理由、"核"の部分がようやく浮き彫りになったことが一番大きなことなのではないかと。
Posted by ブクログ
いよいよクライマックス、といったところでしょうか。
次巻か次々巻で完結かな?
ジョゼとヘンリエッタ、ジャンとリコ、ヒルシャーとトリエラ、サンドロとペトラ・・・
それぞれのフラテッロが迎える結末が気になります。
ジャンは頑張れ。とにかく頑張れ。
ヒルシャー・トリエラ組の生死がはっきりとはわからないので次巻に期待。
致命傷っぽい血の描写はないようだし・・・(望みはとても薄いだろうけど)
栞はリコでした。
あぁでも全種欲しい!
Posted by ブクログ
待ちに待った最新刊。さらに激化していく、ジャコモVS公社の決戦。
ついにジャン・リコ組がジャコモと直接対峙し、激闘を繰り広げる。最後のリコの言葉が強く印象に残った。リコの強い思い、生きる理由のようなものが見れて良かったと思う。
他のフラテッロたちもある者は散り、ある者は戦い抜く。救いのある結末とは言えないかもしれないけれど、それは本人たちにしか分からないことであり、またどうしようもないことなのだと思わされた。
次で最終巻か。この物語がどのような結末を迎えるのか期待して待ちたい。
Posted by ブクログ
ジャコモ戦終結かな。前巻でヘンリエッタがジョゼを撃ってしまってはわわ…どうなってしまうん。と思いましたがもうこうなるしかないという感じになってしまった。激しい戦いだな。公社はなくなるかも知れないな。
Posted by ブクログ
兄弟は最期まで一緒なのだ。
そこに条件付けで芽生えた絶対の愛に対して哀愁や愛情を持つのは人間であったから、最期も一緒に付き合うのだろう。
少女達の二度目の生に与えられた幸福が正しくなくとも、一度目の生よりもマシな道で好きな兄弟と一緒なら寂しくない。
Posted by ブクログ
おうふー。「いつかは出さなきゃならない膿だ」ってやつですか。これまでのゆっくりしたペースがなんだったのかというくらいの掃討戦。あいつもこいつもみんな……。
これで終わりかと思ってたけど、なんかもう一戦残ってそうな感じ。
Posted by ブクログ
ジャコモ戦終結か。闘いの果てにあるものは。
あまりにも大きい損失を残したジャコモ戦。
去った者、そして、生き残った者。
この因縁をどう決着つけるのだろうか。
次巻完結か。
寂しい。そして、悲しい。
Posted by ブクログ
これまでに生きる事の意味を問い続けてきたこの作品ですが、ついに物語も終局を迎え、死に様について登場人物ごとに描かれています。
倫理に反し生かされ使われてきた彼女たちとそれを支え合ってきた彼らの物語の答えはもうすぐです。楽しみでもありもうじき終わってしまうのかと寂しくもあります。
Posted by ブクログ
誰が生き残ってくれるのか?
どの義体が残るのか?
それぞれに厳しい結末だが救いが感じられないでもない。
めでたしめでたし、の大円団は元から期待できなかったけれどどのようなラストになるのか・・・。