あらすじ
公益法人社会福祉公社――表向きは障害者支援のための首相府主催の組織だが、その実態は瀕死の少女たちに機械の身体を与え、その少女たちに政府に敵対する勢力を秘密裏に排除させる諜報機関だった。一家殺害事件の生き残りの少女・ヘンリエッタは「条件付け」という洗脳処理により、以前の記憶を封印され「義体」となる。そして元軍人のジョゼ・クローチェは、テロリストに家族を殺され、復讐心に捕らわれ社会福祉公社に入り「担当官」となる。義体と担当官、二人はつねに行動を共にし、銃を手にテロリストの戦いに身を投じていく。架空のイタリアを舞台とした、少女と銃、そして周囲の大人たちが織り成す群像劇。第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞。
...続きを読む感情タグBEST3
義体と担当官の人間的なやりとりが染みます。そして義体も担当官も交流や条件付けの副作用で変わっていくのも😢人間の心理のひだの奥まで染みわたっていきます😢
Posted by ブクログ
少女達からそれを取り巻く大人まで、登場人物の一人一人にすごく愛着が湧く。
読んだ直後に感想書いているのでまだわかんないけどきっと悲しい終わりが訪れるんだろうなー、と
Posted by ブクログ
アンジェが初登場したり、フランコ・フランカのコンビが出てきたりと、初物尽くしな感じ。この巻はクラエスとアンジェの話が中心。個人的にはどっちの話もグッド。
クラエスの眼鏡のエピソードとアンジェのパスタのエピソードのどっちも心に残った。特にラバロ大尉とクラエスの約束の場面は読んでいて切なくなった。
それでもまだまだストーリーはこれからという感じ。これからしばらく単発のストーリーが続いていくと思われる。
Posted by ブクログ
料理のするのも絵を描くことも楽器を弾くことも楽しいし ここには読みきれないほどの本がある
そして なによりも私は無為に時を過ごす喜びを知っている それは遠い昔お父さんが誰かに教えてもらったもの…そんな気がするのだ
(第6話 A kitchen garden)
Posted by ブクログ
まずはこのカバー。きっと「天使のたまご」に触発されたであろう、ポーズ、表情。
クラエス。被験体。
「五共」が出てきて。
アンジェリカ。
リコとジャンの活躍。フィリッポさん。
パスタの国の。アンジェリカ。
Posted by ブクログ
以後のストーリーに大きく関わってくる活動家のフランカ、フランコが登場。
そしてアンジェリカも出てくる。
アンジェリカ絡みの話は義体の末期を綴るストーリーとなる為、非常に切ない話が多い。
Posted by ブクログ
人物描写がなかなか良くできてる
絵がもう一回りうまくなるともっといい
ハードボイルドなストーリーもおk
東欧の紛争地帯が舞台?
ガンスミスキャッツを思わせる
だが設定全体にやや厚みがかける
ぼやけている
今後どう展開するのか
血生ぐさい衝撃はポイントだけでいいから
あんまり悲しいことでいじらないでほしい
悲しいことが真理ってわけじゃないだろうから
あとこんだけ美少女にスコープあわせときながら
なぜロリコンになんないのか不思議
そこにリアリティがない
いい人すぎる
まそこが美学なんだろうが
Posted by ブクログ
担当官を失ったクラエス、担当官を盲信するリコ、「薬」の副作用により記憶を失っていくアンジェリカ。ローマ広場でジェラートを食べるヘンリエッタを見て、「ああいう娘たちを守る為に私は戦うの」と告げる五国共和派のテロリスト。それぞれの理由で戦い、或いは戦う事をやめた少女達の物語。