あらすじ
冬のナポリ、すれ違う二人の思い。自らの過去を知ったトリエラは……。架空のイタリアを舞台に描く、戦う少女と大人の物語、感動の第10巻。
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Posted by ブクログ
トリエラという少女が一つ、大きな壁を越えて「与えられた命」を精一杯生きる事を決めた大事な巻。
それからもう一つ。
彼女が乗り越えて、認めた事が…
最後に涙を流しながら語るトリエラの姿には、心打たれました。
Posted by ブクログ
今回はトリエラ・ヒルシャー組のお話。
生真面目で不器用なヒルシャーとクールなトリエラのコンビの関係が、二人の過去の話を通して大きく変わっていく。その流れがとてもいい。
前にトリエラたちが関わったミミとグエルフィさんが再登場したのが嬉しかった。ミミは相変わらず元気だし、グエルフィさんは逞しくなっている。そのきっかけを与えたのがトリエラたちだと思うと、嬉しいような切ないような複雑な気持ちになる。
ヒルシャーはトリエラの言う通り、トリエラによって人生を台無しにされたのかもしれないけれど、はっきりと「これが僕の生き方だ」と言えるヒルシャーはかっこいいと思った。
どの義体とも違った関係となったトリエラとヒルシャー。今後の二人がとても気になる。幸せになってほしい……。
Posted by ブクログ
アニメから入ったガンスリだったけど、
声が出なくても、動かなくても、最高だった!
もっと早く出会いたかった作品です(´・ω・`)
全フラテッロをこよなく愛していますが、ひるしゃととりえらは別格です。
Posted by ブクログ
この人と一緒に 必死に生きてそして死のう
結局私は過去の記憶を取り戻すことはなかった マリオやヒルシャーに聞かされた己の来歴は
夢のまた夢 朧の彼方にあって実感はない
でも
私の命が託されたものだっていうことは何となく分かる…
だから―――
だから頑張って生きるよ お母さん
(第56話 鳥籠に還る)
Posted by ブクログ
トリエラ・ヒルシャー組好きーとしては大好きな一巻ですv ヒルシャーの不器用なまでの真直ぐさ、真面目にひたすらヒルシャーを想うトリエラ、お互いに終焉を知りながらも新しい距離感に辿り着いた感が。
Posted by ブクログ
やはりトリエラは良い。
話の内容には救いがなく、最終的にどうしたいのかが
未だに良くわからない。
まさか、記憶に残るだけで終わりってことはないよね?
それはそうと、限定版の存在をすっかり忘れてた。
見つけたら、また買っちゃうんだろうなぁ。
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10/31
Oracle の本の買いに行った時に限定版も購入。
Posted by ブクログ
トリエラはヒルシャーの過去を探り、
去ろうとして、
(私が存在する限り、あなたは過去に呪縛され続ける…)
去り切れず。(この人と一緒に、必死に生きて、そして死のう)
本作品中、たぶん、一番哀しく嬉しく複雑な感情が渦巻いている場面。
Posted by ブクログ
どこをとっても悲しくて切なくて、だからこそサンドロとペトラのかわいさが際立つのかもしれない。少女たちにとっては生死がかかるほどの激情なのに「フラテッロ」とよばれるなんて皮肉だなぁ。トリエラーッッッ