蜂飼耳のレビュー一覧

  • 方丈記

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    ネタバレ

    大火や飢饉、大地震が立て続けに起こり、物に執着しても仕方が無いと痛感し、簡易な方丈の庵で暮らす。出家して山に暮らしながらも、短歌や楽器は断ち切れず、人間味がある。
    ストレスからは逃げれば良い、簡易な庵と趣味さえあればどこででも生きていけると。
    肩の力が抜けて、そんな暮らしも良いかもしれない。

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    2024年11月23日
  • 方丈記

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    いつでも他の選択肢を取り得ることの心の余裕というのは何においても言えることだと思ました。
    いくつかの選択肢を抱えておきたいです。

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    2024年09月01日
  • 方丈記

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    はるか昔も科学が進歩した現代も人の畏れるものや悩めるものは変わりなく、拠り所となるものも変わらないものだな、と思いました。

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    2023年09月29日
  • 9月のおはなし お月見テンテン

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    2年。お月見の日にねね子さんのおうちで出会ったポコポコ星からきたテンテンとのお話。宇宙やかぐや姫の話題など、お月見から広がるテーマをほっこりと描いた作品。不思議な出来事を友達と共有する気持ちが良い。

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    2023年09月14日
  • 方丈記

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    【読もうと思った理由】
    個人的に好きでよく見ている養老孟司氏が、自身のYouTubeチャンネルで語っていた。「僕が日本の古典で一番好きなのは、方丈記である。なぜなら方丈記の中には、人生で直面する災厄が全て語られている。また現代人が忘れかけている、花鳥風月の大切さにも気づかせてくれる」と仰っていた。
    日本三大随筆にの一つにも数えられている「方丈記」を恥ずかしながら最後まで読んだことが無かったため、この機会に読もうと思った。

    【鴨長明とは?】
    下鴨神社の禰宜(ねぎ)・鴨長継の子として生まれる。歌人として活躍し、後鳥羽院による和歌所設置に伴い、寄人(よりうど)に選ばれる。琵琶の名手でもあった。1204年(50歳)、和歌所から出奔し出家遁世する(法名は蓮胤)。『新古今和歌集』に10首入集。歌論書に『無名抄』、説話集に『発心集』がある。方丈記の成立は58歳ごろと考えられる。

    ・禰宜とは…神職の職称(職名)の一つである。「祢宜」とも書く。今日では、一般神社では宮司の下位、権禰宜の上位に置かれ、宮司を補佐する者の職称となっている。
    ・寄人とは…「和歌所(わかどころ)」の職員。和歌の選定に当たる。

    【あらすじ、概略】
    鎌倉時代前期の1212年に鴨長明によって書かれた随筆。『枕草子』『徒然草』と並んで三台随筆のひとつと言われている。前半は鴨長明が体験したさまざまな天変地異を記している。冒頭で「人の世は水の泡のようにはかなく変化してやまない」としてあるが、当時は安元の大火、治承の辻風(竜巻)、治承の遷都、養和の飢饉、元暦の地震が連続して起こっており、これらを具体例としてあげている。後半は、世の無常を痛感した鴨長明は、出家し、日野山に「方丈の庵(約3メートル四方)」を建て、そこで残された生涯を送ることを決意する。心をわずらわすこともない静かな生活。しかし、それに徹しきれない自己を発見することになる。

    【感想及び気づき】
    本書の前半部分で語られている五大災厄とは、1177年(安元三年)の大火、
    1180年(治承四年)の竜巻、
    同年の福原(現在の神戸市)遷都、
    1181年(養和元年)から
    1182年(寿永元年)へと続いた飢饉と疫病、
    1185年(元暦二年)の大地震である。
    こうして西暦年で見ると、10年以内の間に5大災厄全てが起こっている。
    現代のここ20〜30年ぐらいとよく似ている。
    1995年…阪神・淡路大震災。
    2001年…アメリカで同時多発テロ。
    2011年…東日本大震災。
    2020年…コロナショック。
    2022年…ロシアのウクライナ侵攻。

    現在も、方丈記が書かれた800年前も、自分一人の力などでは、到底敵わない事ばかりが身の回りに起こっているのがよく分かる。
    鴨長明が若い時に体験した災厄、つまり大火、竜巻、遷都、飢饉、地震、それぞれについての記述には、人の住居がいかに脆く、儚いものであるかがさまざまな描写を通して語られている。特にひどかったのが養和元年から2年に渡って続いた飢饉→疫病まで流行したときには、2ヶ月の餓死者を調べたところ43,200名程だったという。
    いつ無くなってしまうか分からない住居に、長明はお金や時間は掛けなくなっていく。最終的に行き着いた住居(方丈の庵)について、一辺が一丈(約3m)の四角形の空間しかない。現在で言うところの、段ボールハウスということも言えると思う。そう、究極のミニマリストだ。タイトルにもなっている方丈記とは、自身の住居のことを指している。

    また養老孟司氏が大切にするべきと言っていた、花鳥風月についての記述はこう書いてある。
    「もし夜静かなら、窓の月を眺めてすでに亡くなった昔の友を思い出し、あたりに響く猿の声を聞いて涙する。そして、草むらの蛍を、遠くの槇の島の篝火と見間違えたり、明け方の雨の音が、木の葉に吹く風だと思ったりもする。山鳥がほろほろと鳴くのを聞いて、あれは父が母かと思ったり、峰の鹿が慣れて近寄ってくることなどもあって、いかに世間から離れた暮らしかを知る。梟の声がすればしみじみと聞き入り、山中の風光をそのときどきで味わう。」とある。
    養老氏が度々自然や花鳥風月を、普段の生活の中で感じるようにと言われてから、公園で鳥の囀りを聴くと、かなり心が落ち着いていることに気づけたのは、今回の読書から得た、良い気づきだった。

    「世間から遠ざかって山林に分け入る暮らしを選んだのは、仏教修行のためだった」と書かれている。なのに「都に出かけることがあって、そんな時は自分が落ちぶれたと恥じたりしてしまうこともある」と。
    迷いがあるところや、葛藤しているところを隠さず、人間臭さを出しているところが、この本が800年も読み続けられている一番の理由だと感じた。

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    2023年02月24日
  • 虫めづる姫君~堤中納言物語~

    A

    購入済み

    おもしろかった

    平易な訳文でとても読みやすかった。
    ただし、ところどころ砕けすぎというかなんというか
    幼稚というか易しすぎる表現になっていて
    少し残念な感じもした。
    物語は、現代とのギャップが面白かったり
    昔も今も人間は同じだなと感じたりした。

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    2022年08月16日
  • 虫めづる姫君~堤中納言物語~

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    今もありそうな人間模様。

    現代語で読めるって、いいよな、と思いつつ、時代の特徴とかは学んでいた方がよいわけで。有名なのは圧倒的に「あたしは虫が好き(虫めづる姫君)」ですが、他も結構面白いので、ぜひ多くの人に手に取ってもらいたい。

    「あたしは虫が好き(虫めづる姫君)」あれ、最後ってこんなto be continued...になっているんだっけ? ここからの物語を考えるとか、楽しそうだ。でも、姫君はよくあるお姫様になんか、なってほしくない。右馬佐は「あれ、なんであいつのことがあんなに気になるんだ……?」をやってほしいし、中将もいい感じのアシストキャラで、そんな続きを考えてしまう。

    「貝あわせ(貝あはせ)」女の子たちの無邪気な感じと、ニコニコしている少将がいい。競争相手の姫君が分かりやすい悪役すぎて、ああ、昔からこういうパターンはあるんだ、と。ここから何かに発展しても面白いし、きっと数年後に姫君が成長して、本編(?)が始まるのかもしれない、と思うと、わくわくする。

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    2016年12月04日
  • クリーニングのももやまです

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    短編それぞれの最後が意表をついてるけど、最後の終わり方はあんまりだと思う…個人的にはきらいじゃないけど(笑)。
    何というか、物語から放り出されたような感じがします。

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    2011年12月09日
  • ひとり暮らしののぞみさん

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    友人との別れを関係からの引き算ではなくて、元々あった一として存在させることが素敵だと思った。一と一との友人関係、というのは寂しく聞こえるかもしれないが、依存の無いその向こうに太さがある。ぶれなくてどっかりとした太さ、それはそれぞれを尊重した強さ。すべては信頼から始まる。のぞみさんも大きい小鳥も小さい小鳥も、いい友達だと思った。元気でいれば、それでいい。

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    2011年03月03日
  • ひとり暮らしののぞみさん

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    絵本のようで詩のようで文学のようで。
    みんなで凧もなかを食べる夜も、ひとりで味わって食べる夜もそれはそれでわるくない。

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    2011年03月02日