蜂飼耳のレビュー一覧

  • 虫めづる姫君~堤中納言物語~

    A

    購入済み

    おもしろかった

    平易な訳文でとても読みやすかった。
    ただし、ところどころ砕けすぎというかなんというか
    幼稚というか易しすぎる表現になっていて
    少し残念な感じもした。
    物語は、現代とのギャップが面白かったり
    昔も今も人間は同じだなと感じたりした。

    0
    2022年08月16日
  • 方丈記

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    鴨長明の時代も見栄だの映えだのあって、でもそんなもんいつか無くなるんだよって。貴族だって立派な家が燃えたら無一文。マウンティングレースから降りたんだけど、ちょっと未練がある。昔から人間って変わらないのだ。

    0
    2020年10月14日
  • 方丈記

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    1.この本を一言で表すと?
    著者の隠居生活のエッセイ本

    2.よかった点を3~5つ
    ・読経に気持ちが向かないときは、思いのままに休み、なまける。(p39)
    →そんな生活してみたい。

    ・世界というものは、心の持ち方一つで変わる。(p48)
    →このような生活に慣れれば満足なんだと思う。

    ・もし、気に入らないことがあったら、簡単によそへ引っ越せるようにという考えから、そのようにしている。(p37)
    →そんな生活してみたい。

    ・自然災害の描写は具体的でわかりやすかった。

    2.参考にならなかった所(つっこみ所)
    ・なぜ世間から離れた場所にこじんまりと住んでいたのか?世間に対する憎しみのような物が

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    2019年08月18日
  • 虫めづる姫君~堤中納言物語~

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    今もありそうな人間模様。

    現代語で読めるって、いいよな、と思いつつ、時代の特徴とかは学んでいた方がよいわけで。有名なのは圧倒的に「あたしは虫が好き(虫めづる姫君)」ですが、他も結構面白いので、ぜひ多くの人に手に取ってもらいたい。

    「あたしは虫が好き(虫めづる姫君)」あれ、最後ってこんなto be continued...になっているんだっけ? ここからの物語を考えるとか、楽しそうだ。でも、姫君はよくあるお姫様になんか、なってほしくない。右馬佐は「あれ、なんであいつのことがあんなに気になるんだ……?」をやってほしいし、中将もいい感じのアシストキャラで、そんな続きを考えてしまう。

    「貝あわせ

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    2016年12月04日
  • クリーニングのももやまです

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    短編それぞれの最後が意表をついてるけど、最後の終わり方はあんまりだと思う…個人的にはきらいじゃないけど(笑)。
    何というか、物語から放り出されたような感じがします。

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    2011年12月09日
  • ひとり暮らしののぞみさん

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    友人との別れを関係からの引き算ではなくて、元々あった一として存在させることが素敵だと思った。一と一との友人関係、というのは寂しく聞こえるかもしれないが、依存の無いその向こうに太さがある。ぶれなくてどっかりとした太さ、それはそれぞれを尊重した強さ。すべては信頼から始まる。のぞみさんも大きい小鳥も小さい小鳥も、いい友達だと思った。元気でいれば、それでいい。

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    2011年03月03日
  • ひとり暮らしののぞみさん

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    絵本のようで詩のようで文学のようで。
    みんなで凧もなかを食べる夜も、ひとりで味わって食べる夜もそれはそれでわるくない。

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    2011年03月02日