牛窪恵のレビュー一覧

  • 恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚

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    本棚を整理していたら出てきたので、5年前くらい?に買って読んだ本だけど読み返してみた。
    5年経って自分の置かれている立場が変わり、違う視点で楽しめた。恋愛/結婚しない/できない若者たちを様々なデータから分析しし、その背景事情を時代の変遷とともに実例も交えながら説明している。
    一個人として、周りの友達や知り合い、自分の恋愛観に照らしながら読むのも楽しいし、背景事情としていろんな社会の仕組みが影響していることもあり、その点においても大変勉強になる一冊。
    5年経った今、新たな恋愛の潮流は生まれているのか。

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    2021年01月12日
  • 「おひとりウーマン」消費! 巨大市場を支配する40・50代パワー

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    自分より少し上の世代の「おひとりウーマン」は、確実にどの業界においてもターゲティングしたい層だと思ったので、勉強のために読みました。様々な業界における40、50代おひとり様女性向けのサービス等参考になっただけでなく、これから自分もたどるであろうその世代におけるおひとりウーマンの思考も分かって良かった。

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    2020年12月01日
  • 恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚

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    未婚女性は35歳を過ぎると、その後結婚できる確率は1割あるかないか(総務省)。

    さらに35~37歳を過ぎると、今度は妊娠確率もガクッと落ちる。

    理想が高くなる一方、叶う確率は下がるジレンマ。


    交際相手がいない20代は、
    女性で60%
    男性では76%にも及ぶ(2014年)


    「過去に一度も交際経験がない20代」を見ると、
    女性で23%、
    同男性では41%にものぼる(2014年)


    一方で恋人が欲しい人は
    男女共に約6割(内閣府2015)

    欲しいのに出来ない人がいる実情だ。

    ちなみに恋人が欲しくない人の理由の約半分は
    「恋愛は面倒」

    会いに行けるアイドルの登場
    バーチャルアイドル

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    2020年08月28日
  • なぜ女はメルカリに、男はヤフオクに惹かれるのか?~アマゾンに勝つ! 日本企業のすごいマーケティング~

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    タイトルに惹かれて読んだが、よく纏まったマーケティングの本だった。
    タイトルに関しては、男でもメルカリの方が好きな人も居るよ、逆も然りもいう当たり前の感想を持った。

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    2020年04月05日
  • なぜ女はメルカリに、男はヤフオクに惹かれるのか?~アマゾンに勝つ! 日本企業のすごいマーケティング~

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    マーケティングの面白さの入り口にはもってこいの一冊。
    メルカリはじめ事例が多くてわかりやすい。
    大半の事例が当世流なデジタルやIT関連のなか、エバラのプチっと鍋にはほっこりさせられた。あれは個食時代の象徴だったのか。。軽んじていた事を、反省。

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    2020年03月02日
  • なぜ女はメルカリに、男はヤフオクに惹かれるのか?~アマゾンに勝つ! 日本企業のすごいマーケティング~

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    帯に書いてあるとおり“マーケティングって楽しい!”と思える一冊。
    名だたる企業の戦略をマーケティングって枠に当てはめてみてみると、とても考えられているんだな~と感心させられる点ばかりだった。

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    2019年10月22日
  • 恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚

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    恋愛を価値あるものとして見る時代は終わり,恋愛を贅沢品・嗜好品として見る時代が近づいている。多くの若者へのインタビュー,アンケート調査を通して見えてきた若者の恋愛の実態。恋愛を価値あるものとして捉える若者と,恋愛を相対的に価値がないものとして捉える若者の二極化が起きているのであろう。
    
    その背景として,おそらく恋愛が商品化されたことが関連しているように思う。商品化された恋愛は,欲しい人は買うし,いらない人は買わない。そのほかにも「商品」はあるのだから,わざわざ「恋愛」を買う必要はない。「恋愛」が日常から分断され,商品として日常の彼岸に位置づけられる。この帰結が「恋愛しない若者」なのであろ

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    2019年07月27日
  • 草食系男子「お嬢マン」が日本を変える

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    ははぁ。
    最近、入社してきた新人世代がわかってくる。
    なかなか興味深い。

    著者の母性あふれる温かい(?)視線に好感がもてるが、
    ここからマーケティングするのって、、
    なかなか難しそう。

    しかし、日本の内需を拡大するには、考慮しないと
    生き残れない分野もあるんだろうな。

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    2019年05月04日
  • 恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚

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    博報堂ソロ活動系男子プロジェクトリーダーによる自由自立自給の価値感を持つ、独身20〜50代男性、一人暮らし、ちゃんと働いているソロ男の分析本。既婚男性は譲れないポイントを長所で捉えるのに対して、ソロ男は短所を挙げる人が多いは辛辣だが適切な指摘。メモ。
    (1)独身男性市場は独身女性のそれを絶対額で凌駕する。直近7年の平均で見ても男性の方が約4千円程消費支出実額は多い。加えて消費市場ボリュームでも20代-50代女性が年間8兆円に対して20-50代単身男性は年間14兆円規模。
    (2)ソロ男の定義。独身20~50代の男性。1人暮らし。ちゃんと働いていて金銭的な依存はない。自由自立自給の価値観を持ってい

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    2017年04月09日
  • 恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚

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    ◎「恋愛しない」のではなくできない?若者たち。

    現代っぽい!と感じた若者事情。
    テレビで出てくるようなことをまとめた本かと思いきや、多種多様な対象へのインタビューや、調査結果をもとにして一つひとつ裏付けしていくので「え~ほんと~?」なんて思いながら、周りの人も思い浮かべたりすると思わず納得してしまう。

    サブタイトルにもある、「コンビニ化する性とコスパ化する結婚」はとてもよく理解できた。
    恋愛して(=告白して)関係が悪くなってしまうよりもゆるゆると今までの仲いい関係のままそういう関係を持ったっていいじゃないか!と思う人がいるし、結婚するにしてもコストがかかるなら無理に同棲するよりも別居したほ

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    2016年03月24日
  • 恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚

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    ネタバレ

    第一章 恋愛レボリューション 何が若者たちを恋愛から遠ざけているのか?
    ・若者たちの恋愛阻害要因①「超情報化社会」がもたらした功罪ーバーチャル恋愛とリアル恋愛の狭間で
    ・②「男女平等社会」と「男女不平等恋愛」のギャップとジレンマー昭和の恋愛幻想に縛られる若者たち
    ・③超親ラブ族の出現と恋愛意欲の封じ込めーなぜ子離れできない親が増えたのか
    ・④恋愛リスクの露呈と、若者たちのリスク回避ー「自己責任」に脅える恋愛事情
    ・⑤バブル崩壊と長引く不況が招いた、恋愛格差社会ー非正規では恋愛もできない?

    第二章 恋愛とセックスと結婚の歴史、そして、世界事情 恋愛と告白、結婚は相容れない!?

    第三章 恋愛結

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    2015年10月15日
  • 恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚

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    ネタバレ

    たくさんのデータと取材をもとに構成された社会学っぽい書籍で大変おもしろかった。
    性にまつわるテーマであるため、どうしても拠り所が『an・an』などといった、n数はいくつですか、対象者は誰ですかという雑誌に頼らざるえない場面があるようで、その点では「極論」だとか「ほんの一部の事例」と評する人がいると思うけれど、若者が以前より恋愛をせず恋人をつくらない事実は、内閣府の「少子化白書」からも間違いないこと。その原因は何かをさまざまな角度から深堀りしていて、ぐいぐい読めるものだった。

    著者の牛窪恵さんは、「おひとりさまマーケット」や「草食系男子」などの言葉を生み出した方で、ネットで検索すると、一部の現

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    2015年10月11日
  • アラフォー独女あるある!図鑑

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    同世代読者をターゲットにしたであろう本の類には、
    加齢と共に現れはじめる
    心と体の(認めたくない・・・)
    あらゆる変化が
    誰にでもあるよ、ってこと示唆してくれるんで、
    なんかホッ、とする。

    >35を過ぎると、自分の年齢が本気でわからなくなる。
     (4〇歳…くらい?と答えるのは決してネタじゃなかったりして。(^^;)

    >バカボンのパパが自分より年下になってしまった時は落ち込んだ。
     (41歳の春だから~♪なんて、ずーっと遠い先の事だと思ってたのに~)

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    2014年01月14日
  • 草食系男子「お嬢マン」が日本を変える

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    マーケティングライターの牛窪恵氏が、草食系男子(平成男子)とバブル期のオヤジの価値観の対立について明らかにし、お互いの価値観を認め合いましょうと主張している。ちなみに、本書では平成男子のことを「お嬢マン」と名付けているが、これは草食系男子の価値観が、少し前に話題になった「名古屋嬢」の価値観に似ていることに起因している。すなわち、母親や家族と仲が良くて、内面はおっとりしていて、いいモノを冷静に見抜く目があり、買い物は堅実で貯金を欠かさず、旅行や遠出よりも「おうちの周り」が好き。こういう男子を、温かい目で見守っていただけるとありがたいと私も思います(^-^;;

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    2013年10月27日
  • 【年の差婚】の正体~なぜ同世代に惹かれないのか~

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    社会背景と年の差婚増加との関係を、とてもよく調べられている。でも、結局年の差でも同年代でも心がけることは共通してると思った。

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    2012年11月19日
  • 【年の差婚】の正体~なぜ同世代に惹かれないのか~

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    40代独身には希望が持てるような内容の本です。
    (男女ともです)

    なぜ、こうした現象が起きてきたのか、
    その社会的な背景や、若者たちのコミュニケーションについての考え方にも言及しています。

    それを読めば、手放しで喜べる話ではないこともわかります。

    僕らも人のことは言えた義理ではないですが、若い人(特に男子)の
    コミュニケーション能力が著しく落ちていることが如実にわかることが書かれています。

    僕らのような、具体的な対象者にとっては、恋愛指南書にもなる(笑)一方、
    そうでない人たちが読んでも、現代社会の実像にせまる、秀逸なレポートだと思います。

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    2011年07月21日
  • おゆとりさま消費 つながり・ツッコミ・インパクト

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    17~23歳ぐらいの「ゆとり教育」世代を対象にした消費意識を読み解いた本。
    彼らの親はいわゆるバブル世代であり、いい意味で上昇志向のある世代の子供たち。
    彼らの世代はいじめ問題を経験。いじめといっても大人への反抗という主旨のものではなく、仲間いじめという意味でのいじめ問題。
    したがって、「悪めだち」をしてしまい、コミュニティからはずされたりすることを潜在的に恐れている世代。
    したがって、その反作用としてつねにゆるやかにつながっていることを求める。とはいっても目だ立たないことをよしとするわけではなく、自分自身のキャラクターのポジショニングを考え、そのポジショニングにあった、仲間から「リスペクト」

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    2011年05月10日
  • 草食系男子「お嬢マン」が日本を変える

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    草食系男子「お嬢マン」の話。

    今の20代~の若い男性の指向がわかる。

    やっぱり若者論はおもしろい。

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    2010年02月13日
  • 「エコ恋愛(ラブ)」婚の時代~リスクを避ける男と女~

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    興味深い考察で面白く読めました。
    私はドキドキとかスリルとか恋愛に求めてしまうので
    エコ恋愛してみたいと思ってしまいました。

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    2009年12月29日
  • 「エコ恋愛(ラブ)」婚の時代~リスクを避ける男と女~

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    p.225 ドキドキする激しい恋愛感情がなくなっても、小さなエコ恋愛の炎を温め直せば、なんとか維持できる。だから別れたいと思っても、どうかトライしてみて欲しい。エコ恋愛のリサイクルができないか、もう一度とろ火で暖め直せないか、と。

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    2009年10月30日