牛窪恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
買い物や日常生活で“エコ”を重視するいまどきの男女は、恋愛にもエコを求める。
無駄な告白はしない、余分なパワーは消費しない、交際してもどっぷりとはハマらない、むやみにセックスはしない。
―時代の必然である“エコ恋愛族”の増加は何を意味するのか?
男女ともに未婚の人生がレアケースでなくなった現代、“趣味”の領域に入った恋愛事情、結婚・離婚が不況と結びつく理由、草食系男子誕生の背景、恋愛の賞味期限、現代における男らしさと女らしさ、結婚の新しい形など、その実状に様々な角度から迫り、これからの男女のあり方を考える。
[ 目次 ]
第1章 趣味化した、恋愛と結婚―恋愛と結婚の意外な過去( -
Posted by ブクログ
現代の若者の消費傾向を書いた本。筆者はこれ以外にも、若者の生態を分析しマーケティングを行っている。全部が全部当てはまるわけではないが、およそ言いたいことやそのポイントははずしてないように思える。自分たちにとって当たり前のことが、一回り違う大人からしたら、およそ考えられない、理解しがたいということがある。その辺りのことは、こちらも「なぜ?」と思ってしまうが、それほどまでに価値観やものの考え方が違うということだろう。今の若者の傾向を知るには、自分たちが若者だったときのことを一度リセットするぐらいでないとだめなのかもしれない。と同時に、自分たちが逆の立場になったときに、相手の考え方や行動をただ単純に
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
飲まない、買わない、セックスしない…増殖する超新人類が市場を変えてしまう。
オンナ化する男子の、新しい幸福のカタチ。
[ 目次 ]
第1章 お嬢マンの増殖と時代の変遷(バブルを知らない“ハピパラ世代”;カネに細かいお嬢マン ほか)
第2章 「草食恋愛」が結婚を変える!(ラブホに行っても“ただトモ”のまま;セックスレスですが、何か? ほか)
第3章 お嬢マンの超合理主義が、会社を変える!(とりあえずビールも、いまは昔;不良(ワル)には惹かれない ほか)
第4章 オトメン流美意識が、メリハリ消費を呼ぶ!(お嬢マンには、カッコイイより“かわいい”;セレブさながらの美意識 ほか)
第5 -
Posted by ブクログ
いまの20〜34歳男子に多い。
第一世代は74〜77年生まれの31〜34歳、一部、団塊ジュニアとリンクする。
第二世代は78〜82生年まれの26〜30歳、90年代後半にプリクラブームを起こした世代。
第三世代はその下のバブルを一切知らない世代で、今の20〜25歳。
「右肩上がり」を知らない。
がんばった先にいいことがあるとは考えにくい。
したがって、コツコツ努力する気にもなれない。
「仲良くやろうよ」と、和を重んじる。
3高(高学歴・高収入•高身長)→3低(低姿勢・低リスク・低依存)
99年 労働者派遣法をほぼ完全に自由化→正規雇用と非正規雇用の賃金格差拡大
25〜34歳の未婚男子で -
Posted by ブクログ
近頃増えている草食男子とかについての本。内容はあまりないが、なるほどと思う点もある。男子が女性化しているのは、女性の物が以前より売れなくなったことで、男性のファッション市場を開拓したことが一因であることや、そもそも一夫一妻制の結婚という制度がわりと新しいこと(だから無理して結婚しなくてもいいこと)、燃え上がる恋よりも一緒にいて安心するエコラブのが最近は好まれているため、バブル時代のようなお金をかけたデートよりも、家デートのようなまったりしたものが好まれること(これは昨今の不景気による賃金低下なども反映していると思われる。)、などがわりと面白かった。