牛窪恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今の若者が恋愛するには色々とリスクやハードルがありすぎて難しいということだけど、その事例がたくさん挙げられすぎていて、なんだかとっ散らかったような印象の本だった。
「本当かよ?」って思ってしまうような事例もあったけど、兎にも角にも今の若者は気軽に恋愛を楽しめるような状況ではないということはわかった。
そして、恋愛を敬遠している若者でも、結婚願望はあることが多いのだから、未婚率の増加や少子化などの問題を解決するためにも、恋愛をすっ飛ばして結婚へ導くような支援が必要であるという主張も同感である。
けど、なんかひっかかるのは、恋愛をしない、できない若者たちを結局どこか人として欠陥があるかのように見ているのでは?と、思えてしまうところである。
そもそもタイトルや表紙カバーからして、そうした若者を「普通じゃない」扱いしているように思えてならないのだけれど、考えすぎでしょうか? -
Posted by ブクログ
『恋愛しない若者たち-コンビニ化する性とコスパ化する結婚-』
牛窪恵 著
ホンマでっかTVのマーケティング担当でお馴染みの牛窪氏。
ゴシップ誌程度な感覚で手にしたが、その内容には驚愕だ。空恐ろしい。
色恋云々に関してではなく、もはや社会学や文化人類学見地から警鐘が鳴りっぱなしの内容です。
前半は、昨今の若者たちの結婚に対するマーケティングのよる数値の趨勢だが、後半からの日本の平安時代から現代まで振り返る、男女の在り方、働き方、結婚の様式は非常に面白い。
現代の若者の結婚観はかつての、平安時代のスタイルに戻りつつあるな。
奇しくも、地方再生が先祖帰りしていることと並行している。
幼少期の刷り込みと経済の隆盛は、影響大ですね。
とにもかくにも、一概には言えないが団塊ジュニア世代より下の世代、ゆとり世代以下の世代の実態を知るには良い一冊。
グローバル化も成熟しきると原点回帰でローカル化してゆくな。
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Posted by ブクログ
まあ…あんまり真に受けないようにしたい本だなぁ…という感じですね! 著者のことは「ホンマでっかTV」などで知ってはいるんですよね。コレ以外にもいくつか著書を読ましていただきましたし…
まあ、なんというか現代の若者は感情のままに動かないような気がしましたかねぇ…自分の感情に素直になる前にコスパとか? 考えてしまうというか…
そういう意味ではバブル世代の、浮かれた雰囲気の方がある意味人間らしいというかね、気持ち・感情をそのままに爆発させて生き物っぽく生きてはいるなぁ…という気がしましたね。
ていうか、恋愛なんて打算的にするもんじゃないと思いますけれども…感情を無視してしまってはそれこそアレですよね、「旦那は要らない、だけど子供は欲しい」みたいな感じになって男は本当に精子バンクになってしまいますよ!!
今後の日本がどうなるのかは知りませんが…何かと閉塞感漂う世の中ですし…リスクヘッジ?(笑) を考えつつ行動するような若者が後を絶たないんでしょうなぁ…きっと…。
となるとやはり今後も恋愛には消極的というか、慎重になる若者も増えるでしょうし、少子化も止まらぬでしょう…という見方をしました、僕は。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー -
Posted by ブクログ
ネタバレたいてい、こういうタイトルの本はクソジジイかクソババの上から目線で最近の若い者が云々と説教じみた論考を纏めた挙句、終わりの言葉に「江戸時代に戻ろう」なんて頭に苔生えたような老害脳で絞めるのがセオリーである。
さて、どうせ同じように説教じみた本なんでしょ?と読み始める(そういう本をわざわざ読む俺も頭おかしい部類)。
読み進めてみると老害側ではなく、若者側の主張に寄り添っていることが分かった。
若者が一番言いたいことが書かれていた。
「こんな世の中にしたのは大人だろう」というもの。
この主張が書かれている新書は少ないが、若者が声を大にして文句を言いたいことを一言にまとめるとこれだ。
リスクを避けようとする意識、振られることへの恐怖、恋愛はしたいが無理だと諦める。
そういった恋愛への反動で家族、友人とのつながりを大事にする若者像は、確かにその通りである。
現に30手前で月一程度でサークルに、学科に冴えない男ら集まって飲んでいるが、気楽である。
俺たちが実感するのは、恋愛のハードルが高すぎる。もはやどうしていいんだかわからん。わからんうちに年食って、同年代は皆三十路である。
少子高齢化対策に結婚して子供産んでもらおうとか、一億総活躍(戦中クセぇ)のスローガンとか、いろいろ言ってるけど無駄なことやってんなぁと思う。
じゃあどうしたら解決できるかって、そんなんわからないけど。
とにかく恋愛のハードルは下げたほうがいいし、それができるとしたら小中高くらいしか女の子としゃべる機会ないんだから、その時にどうにかしたほうがいいよ。
さて、本書では若者へのインタビューが多数載っている。
セフレソフレがいるけど結婚までは考えていないとか、
彼女はいたけど恋愛が面倒だとか、
フリーターでは金銭的に結婚は無理とか、
俺がこの本で共感できないのはインタビューされてる若者に共感できない。
セフレがいるとか、彼女はできるとか、逆にうらやましいな、おい。いいから結婚しろ馬鹿と言いたい。
インタビューの対象は文系男子ばっかりなんだろうと思う。
俺の周りの三十路野郎ども、一部上場企業とか国家公務員とか、割りかしまともな職に就いて手堅い奴らばかりだけど、圧倒的に結婚できない。
なにせ出会いがないし。
金銭的余裕もある、恋愛もしたい、最終的には結婚したい。そんな奴らばかり。
だが、できない。かくいう俺も三十路近くで何もなく、まぁ無理だろうなぁとインタビューに出てくる若者とは違う方向で諦めている。
いったいどうすりゃいいのかね。
ふと思いついたけど企業同士で合コン開いてみれば?もちろん、男女参加費は同額の。
サラリーマンの付き合いはほぼ会社だし、一人で街コンは無理でも先輩後輩で行きやすそうじゃん(行きにくい人間関係の職場もあるだろうけど)。
それに、会社同士なら向こうの均一化されたステータスの人が集まるから、とんでもない地雷踏むこともなさそうだから安心だし。
しかしまぁ少子高齢化は世界のトレンドだから、この傾向は変わらないと思うけどね。諦め。